日経平均も1万6千円を一時割り込みましたが、そこから更に売り込まれることはなく小康状態を保っていますが、今週もいつ割り込んでもおかしくない水準で1ドル107円台と2円分円安に戻していることも鑑みれば日経はとても弱いと言えます。
もう一発下にドカンがあるなら先週金曜日の米雇用統計だったと思いますが、予想を下回る指標に若干円高に振れたが利上げが遠のくとの観測でNYダウが上昇して日経平均はプラスマイナスが相殺されてほぼ横這いというありがちな展開でしたね!?
結局、4月28日の日銀緩和見送りからGW前半のたった5日間で6円近く円高が進みましたが、今のところはそれ以上のリスク回避とはなっていません。
5月のドカンは本邦投資家GW中不在で薄商いの初旬に集中して、これがピークだったのでしょうか?
それとも、セルインメイを連想させる大きな下げの始まる序盤に過ぎないのでしょうか?
去年の5月は日経が2万円レベルでしたから警戒感も強かったですが、年初から軟調で大して戻していない今年の5月から大きなリスク回避となれば1万5千円は軽く割り込まないとね!?
X月に売れ!という意味では、既に"Sell in April"だったのでしょうか?
本来の意味でのSell in Mayなら、ここから高値を付けに行き利確のチャンスがやって来て6月以降に軟調となるのですが、殆ど「5月の暴落」という意味で使われているのはやっぱりゴールデンウィーク休暇中に海外投機筋から売りでイジメられる国だから誤解が広がるのか!?
ほな日本オリジナルの”Sell in Golden Week”で戒めればええやん!?

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