2018年10月はリーマンショックから10周年だから嫌ーな感じがしましたが、市場関係者の多くがなんとなく弱気に傾きやすかったのかも知れませんね。
悪材料は日替わり多数でてんこ盛りになって来ましたが、そのどれもが殆ど解決していないし浮上のキッカケが掴めないような状態?
10年前は10月27日に日経平均がバブル後最安値7162円を付けるまで下げ止まりませんでした。
その後のFOMCでなんとか暴落は止まりましたが、そこから日経平均は5カ月後の09年3月に再度安値を更新して7054年を付けるなど長期低迷期に入りました。
10年前のFOMCが10月28日−29日の開催だったので今からピタリと10年前ですね。
当時は暴落の前から大きな余震は何度もあったし、9月から大暴落は始まっていたし、今回の下げとは何もかもが似ていません。
でも、これは10年というスパンでの「始まり」と「終わり」の大きな振動という意味でセットなのでしょうか?
先週末26日時点での月間下落率はNYダウが▲6.7%、ナスダックが▲10.9%に達しています。
リーマンショック後のNYダウ月間最大下落率は2010年5月の▲7.9%なので、越えるには残り3営業日でもう一押しですね!?
2008年10月のNYダウ下落率は▲14.1%なのでこれに匹敵するのはもう無理でしょう。
改めて見ると100年に1度と言われた割には大したことないな!?
9月から下げていたし11月以降もダウは4カ月連続で下げ続けたし、10月だけのインパクトは震源地米国より世界の方が酷かったからかな、日本とか?
歴史的な暴落からたまたまピタリと10年後の同じ10月に再度リーマン後の最大下落率を記録する可能性はなんとたったの0.8%(=1/120ヵ月)です!
偶然か必然か?
どうせなら2010年5月の記録は抜いてピタリ10年後にリーマン以来のショックと記憶されるようにもっと下落しておこう!
「XXX8年10月は金融市場に要注意だ!」がアノマリーになる!?

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