(他は知る限り、SBI証券・楽天証券・岡三オンライン証券)
これにより「1日1銘柄なら」上場銘柄の9割以上が無料で(片道の)売買できるようになり恩恵は大きいはずです。
ここまで来たら追随ではなく一気に完全無料化で打って出て、先頭を走ろうとする証券会社もあるかなと思いましたがまだ収益的にも根性的にも(!?)準備が出来ていないのでしょう。
しかしながら、これはもう「いつ」「どこ」が先に完全無料化を仕掛けるかの泥沼競争になって来ることは明らかです。
3年計画で無料化を発表して他社を急かせて先に走らせてしまったSBI証券は振り回される側に回ってしまい、下手を打ったと後悔しているかも知れませんね!?
ほんと不思議な手の内公開でしたね。
年の瀬も迫った年内の23日から50万円までの無料化をするということは、年末の取引需要を取り込んで囲い込みたいということでしょう。
囲い込んでも無料だから儲からないのですが(笑)、無料で取得しても貸株にしてくれれば証券会社にも落ちるし50万円以上の取引が増えたりとメインの証券に選んでもらうことで他の売上を増やしていくしかありません。
投資家の側は有り難く上手く利用すべきでしょう。
年内受渡しとなる最終取引日は26日なので2019年損益調整の売買に最大200万円(=50万円x4営業日)を無料で使えます。
4社を利用している人は更に最大800万円までの年内取引を行えます。
([買]には使えても[売]は銘柄を保有してないと無理なので現実的ではないが)
上場銘柄の9割が無料対象になる筈なので従来は手数料を気にしてスルーしていたケースでも損益調整の売買がやり易くなります。
国内ETFは1単元での取引額が個別株より更に小さいので、従来の1日10万円まで無料の範囲でも行えましたが、今年は更に大きな無料枠の中で売買できます。
国内ETFはこれだけでも充分ですが、来年1月半ばからは各社で90銘柄以上の取引手数料が無料化されます。
来年以降は国内ETFなら無料取引がノーマルという状況になり、投資信託と比べてデメリットの1つであった売買手数料はほとんど考慮する必要がなくなると思います。
これにより投信の低コスト化に押されがちだった国内ETF市場が活性化されると良いですね。
今日からは1日50万円までなら個別株でもETFでも無料で売買し放題という投資家にとっても新たな時代に突入したと言っても過言ではない!
取り敢えず年内の損益を睨んだ売買に手数料ゼロで上手く使いましょう!

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