2020年02月03日

久々の大幅調整もパンデミックショックを前例踏襲で舐めるのは危険?

新型コロナウイルス発症の第一報で市場はネガティブに反応しましたが、一旦持ち直した後に想像以上の感染拡大に怯えて先週末のNYダウは2%超600ドル超の大幅下落となりました、

これを受けて週明けの日経平均は一時22800円割れもありましたが、少し持ち直して23000円割れで前場を終了。
春節明けで始まった上海指数は7%超の暴落となりましたが、長い期間が空いた割には下げが小さいと日経も少し安心して戻した感じでしょうか?
WHOもマーケットもパンデミックショックの初動の段階で事の大きさを舐めてしまいましたね。

過去のパンデミックショックを事例にして比較的短期に持ち直したから今回も買いの好機と煽るレポートも多数出されましたが、こればっかりはWHOにも門外漢の金融アナリストにも予測不能。
過去20年の地震の規模や被害の平均値を持ち出して今回の地震を推し量るようなもの?

比較的短期と言っても、2002-03年に発生したSARSでは株価が戻るまで半年程度掛かったようですし、調整が半年以上に及ばないと断定する理由もない。
特に今回は株式市場が高値を取っていた時期に起こったので、当初は「利益確定の口実」と市場の下げを舐めていましたが渡航禁止で中国内のみならず、日本・米国・世界の実体経済にマイナスインパクトを及ぼし始めています。

観光ビジネスは閑古鳥でもマスクは売れるしプラスのインパクトもありますが、ただ日常生活を送るだけの日本人がマスク着用でウイルスを警戒するのが日常となって来ましたので、市場への影響のみならず早く事態が収束・終息することを期待したいですね。

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posted by 韋駄天太助 at 13:21 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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