2020年04月06日

コロナとリーマンショックの中国と米国によるウイルス拡散の奇妙な逆相関とデジャヴ!?

トランプ大統領は被害者意識で怒りを込めてコロナウイルスをChinese virusと称しました。
G7外相会議ではポンぺオ国務長官が武漢ウイルスと呼ぶことを提唱し他国に却下されました。

2月の段階では米国が広い太平洋を隔てた中国内で起こっている対岸の火事とばかりに株価は高値を追っていました。
その頃に金融アナリストは訳知り顔て言いました。
医療事情の良くない中国武漢で致死率2%程度のインフルエンザみたいなウイルスを心配し過ぎで先進国には広がらないし広がっても制御できると・・。
でも実際は制御できないのが先進国のイタリア・スペインで次に舐め切っていた米国で拡散し、結果は北京や上海ではなくニューヨークが大変な状況になっています。「事実は小説よりも奇なり」
実際に制御できたのは民主主義が弱く強権を発動できる中国と(少し怪しくなっては来ましたが)自粛で一致団結して統制の取れる民主主義国家では異形の日本でした。

トランプがChinese virusと呼んだので「なるほど」とピンと来てパズルのピースが揃いました!?
今回の現象は12年前に猛威を振るったAmerican virusと拡散の仕方もリアクションもソックリなんだな?
敵が目に見えずに脅威とリスクの大きさを推し量るのが難しく株価の大暴落を招いた点も。
ただ、(適切な言葉使いでないことは重々承知の上でトランプに合わせて)加害者と被害者が入れ替わり、ベクトルの矢印の向きが逆になっただけで・・。

当時は米国のウォール街がサブプライムローン証券というウイルスを金融市場経由で世界中にばら撒き拡散することでリーマンショックに繋がりました。
人が媒介となり制御が難しい(異論はあるだろうが)「天災」のパンデミックとは異なり、米国の金融機関が生み出した悪意に満ちた「人災」の金融商品だっただけにまさに金融市場に撒き散らした加害者側のアメリカンウイルスと呼ぶに相応しい。

リーマンショック後に中国が打ち出した4兆元(約60兆円)の景気対策は世界の危機を救ったと言われましたが、中国自身は債務の膨張や不動産バブルの後遺症に長く苦しみました。
一方、アメリカンウイルスを撒き散らして100年に一度の金融危機を起こした米国は中国需要にも助けられながら一早く景気を回復して、ウイルスを撒き散らされた国々より株価の上昇も早く大きく、その後の12年間も世界の経済と株価をリードしました。

うん?これは
@ サブプライムをコロナに置き換えて
A 米国と中国の立場をひっくり返して
B ベクトルの矢印を逆向き
にしたら12年後に再現されたデジャヴではないか!?

中国武漢から始まったコロナウイルスはまず中国株の暴落を招いて、その後世界に拡散して太平洋を越えて米国で感染が始まると米国株を中心として世界的な歴史的大暴落を引き起こしました。
しかしながら、中国内では比較的上手く抑え込めたので火元にもかかわらず上海株価指数はコロナショックで10%程度しか下げていません。
(元々米国のように株価が上昇していないから下げも小さいという面もある)

一方、ウイルスが猛威を振るったのは金融アナリストの見識も虚しく欧米先進国でした。
米国は2兆2千億ドル(約230兆円=リーマン後中国の約4倍規模)の経済対策を打ち出して株価の大暴落も一旦止まりました。

ほら、リーマンショック時とそっくりのデジャヴですね!?
そうだとすれば、バックミラーを見ながら先行きを想像するヒントになるかも知れません。
リーマン時の米国と同様に、中国がChinese virusを世界に巻き散らしておきながらパンデミックリスクから世界でも一早く脱して立ち直りそうな気配は「不思議なこと」に既に見えています。

今後もリーマン時とそっくり逆相関のトレンドがもし続くなら、米国の景気対策で利を得るのが中国で、米国はリーマン後の中国と同様に巨額経済対策による債務やバブルに苦しむ時期が長く続くとバックミラーには書いてあります!?

未来がわからないのは当たり前ですが、少なくとも大きなショックの前後で以前の世界やトレンドにそのまま戻りその延長線上で未来が展開していく訳ではないことはAmerican virusで学んで、Chinese virus後の世界についても考えてみるべきかも知れませんね。
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posted by 韋駄天太助 at 11:25 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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