2020年05月18日

アフターコロナで5G覇権をコロナが米国ではなく中国に握らせるのか?

米商務省が中国Huaweiに対する事実上の禁輸措置強化を発表しました。
中国政府は報復措置としてアップルやクアルコム等米国企業との取引制限を計画しているとの情報もあるようです。
米国によるファーウェイ制裁は表向き安全保障上の問題ですが、国家として中国が世界の中で5Gをリードすることを米国が必死で阻止しようとしていると見ることも出来ます。

先週の日経記事には、中国で既に5G契約が5000万件を突破し年内には対応スマホが100種類出て契約数で世界の7割を握る見通しとありました。
コロナの影響で全世界的に5Gの整備が遅れる中で、一早く抑え込みに成功した(?)中国は習主席が5G基地局整備の加速を指示しています。
英国では5Gの電波がコロナウイルスを運んでいるというデマに釣られて基地局放火が相次ぐ等欧州では導入が遅れています。
英国と中国のどっちか後進、もとい新興国なのか最早わかりませんね。
本当に産業革命を起こした国の人々?

5Gサービス自体は韓国と同時期の19年4月に世界初で開始した米国もコロナにより基地局拡大は止まっているようです。
日本でも今年3月から各キャリアが5Gサービスを始めましたが、基地局は極めて限定的で対応スマホも少なく高くまだ試験サービスの域を出ません。
日本で発売される5G対応スマホが軒並み10万円を越える中、auが扱う中国xiaomi製スマホが約4万円の低価格と話題になりました。
現在主流の4Gスマホのミドルレンジ価格と変わらず、ここまで下がるには大量生産の軌道に乗るまで何年かは掛かるのがこれまでの常識だったと思いますが、中国では5000万契約の初期段階でも(人口比では日本で500万台の初期段階x10倍規模なので)コストダウンが出来てしまうのでしょうか?

これじゃあ日本のメーカーが白旗上げてますますスマホ製造から撤退しそうです。
割と奮闘して再評価されている日本のスマホメーカーがアップルからiPhoneの製造を委託されている台湾ホンファイに買収されテコ入れされたSHARPというところが寂しい現状を物語っているのかも知れません・・。

そのアップルも今秋を予定していた5Gスマホ発売がコロナの影響で更に遅れると噂されます。
その間に中国メーカーが更にブラッシュアップして5Gスマホの新型をより低価格で投入して世界を席巻するかも知れません。
HuaweiスマホでGoogleアプリが使えなくても、xiaomiもOPPOも控えています。

5Gネットワークが一早く整備されるということは、その高速大容量低遅延のインフラに乗せるサービスやアプリの競争や実験も一早く促進されることになります。
こういう競争には米国の強みがあったのですが、ネットワーク整備も遅れアップルの5G端末対応も遅れでは中国の後塵を拝するのかも知れません?
民主主義の弱い一党独裁では先進的独創的なサービスや商品が育たないというステレオタイプな決め付けは既に4Gまでで否定していると思いますしね。
(今の日本より中国が余程先進独創であることの説明がつかない!?)

だから米国も安全保障の問題以上に必死でファーウェイ叩きをしているという面もあるのでしょう。
中国に5Gで世界の覇権を取らせてはならないと。
中国から始まったチャイニーズ(コロナ)ウイルスの影響で結果として、5G覇権では中国にフォローの風、米国にはビハインドの風が吹いてしまったことは確かなようです。
日本はもう5Gを諦めたのかNTTが6G覇権を目指して頑張ってるみたいですけど!?
アフターコロナの世界で5G覇権をコロナがどう変えてしまうのかも注目です!
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posted by 韋駄天太助 at 11:42 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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