2020年06月15日

イケイケ楽観マーケットのようやくコロナ第二波警戒でトレンド転換するか?

先週11日のNYダウは6.9%安の大幅下落となりました。
3月の大暴落を彷彿とさせる下げ方ですが、なるほど過去4番目の下げ幅だそうです。

米国の一部州で感染第二波の兆候が見られることが一因ですが、コロナショックの谷をほぼ埋めて利益確定のキッカケにされた面もあるでしょう。

でも、改めてマーケットが世界中の人々が懸念しているコロナ第二波到来をまともに織り込んでいないことを見せつけました。
いやー、マーケットって本当に(概ね?)効率的ですね!?

ナスダック総合指数もコロナショック前の最高値を更新して初の1万台に乗せましたが、先週の急落で9千台の半ばまで戻って来ました。
ここらで揉み合いつつ下落に転じればまだダブルトップを形成する位置ですが、さて?

米国のみならず、しっかり抑え込んでいるかに見えた中国北京でも50人超の集団感染が発生して、東京でも14日の新規感染が47人となり5月5日以来の40人越えと経済再開の副作用が表れ始めたと見ることも出来ます。

今週からはプロ野球も3カ月近く遅れて開幕して当面は無観客で行われる等日常の風景がようやく少しずつ戻りつつあるのに、緊急事態宣言を再度出して様々な活動をまた止めるのは大きな決断になって来ます。

「進むも地獄、退くも地獄」みたいな状況になって来るとジャブジャブだから楽観的な方向に賭けて織り込まない効率的市場とやらも大きく下げて反応するしかなくなるでしょう。

学者じゃないのでわかりませんが、素人考えでは夏の暑さで新規感染数もゼロにはならないが下火になって秋から冬にかけてまた猛威を振るう第二波が来るかも知れないというシナリオでしたが、もっと早く再拡大する可能性も想定しておいた方が良さそうですね!?

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posted by 韋駄天太助 at 10:39 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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