これにより既に無料化されている取引手数料と合わせて「日計り信用」取引が完全無料で行えるようになっています!
ピンと来ない人も多いと思いますが、要はデイトレ向けに同一銘柄を同日内で売買する限りはもう完全無料で取引できますよと条件改定を行いました。
これに対して、楽天証券も同種の「いちにち信用取引」の金利を0%に引き下げてSBI証券に追随したので同じくデイトレ無料が可能となっています。
ふーん、でも長期投資の俺には何の恩恵もないなーと思った方!実はあるんです!
信用取引には反対売買を行って決済するだけではなく、代金を用意すれば現物として受け取ることが出来て、この取引を「現引き」と言いますがSBIと楽天ではこの手数料も以前から無料です。
さて、組み合わせるとどんな事が出来るようになるでしょうか?
日計り信用の対象銘柄である限りはデイトレ無料を利用して完全無料で現物株を購入することが出来ます!
現物でも1日約定代金100万円未満なら手数料無料化されていますが、デイトレ無料を使えばこの上限は関係ありません!
実際に何が非対象銘柄となるのか詳しくありませんが、あってもレアケースだと思います。
例えば、1単元100株で600万円を越えるファーストリテイリング(9983)を楽天証券で確認すると、一般信用(1日)の「売」は不可だが「買」は可能となっています。
よって、手数料無料でファストリの株を手に入れたければ、いちにち信用でファストリを買い建てて当日の15:30までに現引き注文を出すことで手数料完全0円にて現物株を購入できます!
但し、株自体の約定代金として現金600万円超の用意は忘れないで下さい。(笑)
SBI証券は近い将来の株式手数料完全無料化を宣言していますが、実は既にほぼ実現してしまっています。
あくまでデイトレ用のサービスであり、おそらくこのような使われ方は望んでいないので「現引き」使えば・・なんてアピールはしていませんが、日計りで買って現引きすること自体は何も問題がなく、このルートを完全無料にしてしまったのは証券会社ですからね!?
多くの人は現物取引の1日100万円まで無料やETF無料対象銘柄で間に合っていて必要ないかも知れませんが、こういう方法もあることは知っておいて損はないと思います。

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