日本の今週は月金が祝日で3連休に挟まれた3営業日だけですが重要イベントのFOMCが開催されます。
なんともきな臭いですね!?
実はきな臭いのはこれだけでなく他に臭いの元が2つもあります。
FOMCの開催は米国時間の20日から21日ですが、政策金利の発表は日本時間で22日(木)午前3時です。
日本は木曜日にこの材料を消化して金曜からはまた3連休を迎える訳ですが、22日には米FOMC以外にも3カ国の政策金利発表が予定されています。
このうち日本とスイスは元々22日を予定していましたが、英国が女王死去で喪に服すために1週間延期したことで日本時間の22日に4カ国の発表が重なることになりました。
22日の相場が無風なら不思議なほど材料満載です。
もう1つ臭うのが23日にJPXが株価指数先物などデリバティブの祝日取引を開始すること!
元々は2019年の10連休を機に日本だけ祝日により市場を長期間止めることの問題意識から議論が始まり、投資家に祝日でも損失のヘッジ手段を提供するものなので評価されるべきことです。
むしろ祝日取引の威力が開始となる23日に早速発揮されるかも知れないからきな臭いイベントなんです!?
大手ネット証券は23日から対応するので日経平均先物やTOPIX先物を売り建てて現物の買いポジションを保持したままヘッジ取引が可能となります。
(或いはFOMC他の結果を受けて22日にヘッジで売り建てたポジションを23日の祝日中に買い戻すことも可能になる。)
まあ22日は要注意しつつ23日の祝日は相場と睨めっこせずに忘れて過ごすのが一番ですが、そうも言ってられないレアケースが生じる可能性はあり先物の祝日取引開始自体は歓迎したいですね。

コメントを書く