一瞬目を疑うような大改悪でした。
ノーマルカードで上限月10万円まで0.5%還元は行われるものの、「年間カード利用額10万円以上」という条件が付きました。
これまで月5万円までは無条件で0.5%付与していた状態を継続することなく、カード利用額10万円未満なら一律0%還元に変更したのですから、どさくさに紛れて上限拡大とは関係ない部分まで手を加えた「改悪」であることは否定のしようがないでしょう。
私はこのような条件が付くとしてもゴールド以上に限定で、既に劣っている平の還元率0.5%程度であれば他社対抗上も無条件で上限10万円まで還元を維持すると見ていたのですが、ネット証券の王者を舐めていたようです!?
と皮肉っぽく書きましたが、SBI証券が新NISAの囲い込みも終わったタイミングで掌を返して・・・と思ってしまいがちですが、おそらくSBI証券が望んだ改定ではなく三井住友側に譲歩せざるを得ない苦渋の決断だったのでしょう。
SBI証券に三井住友カードで年間10万円分買い物してもらうメリットはない!
三井住友側と上限10万円までのカード積立条件を交渉する中で三井住友側が受ける条件として出してきて譲歩せずに交渉難航後に飲まざるを得ず、改悪激変緩和措置のキャンペーン内容も練って詳細発表が他社に大幅遅れとなったと見るのが自然です。
決まってしまったことは仕方ないので(明らかに他社に大きく劣る条件なので流出影響が大きければ撤回する可能性もゼロではないと思いますが)、この改悪を受けて自分がどうするかを考えてみます。
私は年会費無料(年最低1回利用程度の条件は可)のクレカ以外は持ちたくないし、つみたて還元目的のグレード上げで利用拡大して年間100万円を使うとか本末転倒なのでゴールドカードで年1%還元を取りに行く選択肢はありません。
三井住友のノーマルカードで0.5%還元を受け続けるか?カードごと還元を切り捨てるか?の二択です。(実際は三択だが)
私の場合は今年1月にカード加入しているので初年度は利用条件なしで0.5%還元優遇期間に該当します。
2025年1月積立設定分(2月買付)までは0.5%還元となるはず。(キャンペーンで24年10月設定分までは還元率維持なので恩恵はたった3カ月分ですけどね)
2年目以降となる2025年2月設定分からは前年10万円利用が0.5%還元の条件となるので、25年1月までにクリアする必要があります。
幸いと言いますか、カード加入直後はキャンペーンが手厚く三井住友も利用額に対して10%還元をやっていたので既に5-6万円分は利用しました。
残り4万円程度を使うのは負担にならないので、2年目の0.5%還元の条件は今年中にクリアしておきます。
問題は3年目からですが、基本的に0.5%還元のカードなど使いたくはありません。
スマホのタッチ決済ならコンビニや外食一部で7%還元となる武器のあるカードですが、基本的にコンビニで買わないし、はま寿司・ガスト・サイゼリヤで年間10万円使うのは無理があります。
カード積立還元維持のために消費額を増やすのは本末転倒なので、現状で他カード決済分から10万円分を三井住友カードに切り替えるしかありません。
チャージしてのスマホ決済分も考慮して既存カード分のポイント還元を少し高めに1.5%と見積もります。
7%還元分は多額にならないので三井住友カードは基本の0.5%還元で見積もります。
10万円分を三井住友カードに切り替えることによる還元ポイント減少分(▲1%分)は▲1000円相当(500P-1500P)になります。
一方、これによりカード積立還元0.5%が確保されるので、獲得年間ポイント(=10万円x12カ月x0.5%)は△6000円相当になります。
差し引き△5000円相当のプラスなので、言い換えれば私にとっては若干の悪化となる還元率0.42%(=△5000円÷120万円)で月10万円までカード積立が可能になったと前向きに捉えることも出来ます!?
算数をすれば継続して0.5%還元条件をクリアして積立てることが得策ということになるのですが3年目のことを今決める必要はないので、決めているのは2年目の条件クリアはやっておくという方針だけ。
毎年対象期間に三井住友カードから優先して使い10万円を越えたら1%以上還元のクレカに切り替えるのは難しいことではないのですが、正直つみたて還元のためにそんなことを気にしながら使うのも煩わしいんですよね、まあ計算上は得とわかっていても・・。
基本線はクリアが簡単な2年目までは還元の条件は維持しつつ、3年目以降は様子見しつつ10万円利用クリアでの還元維持継続も検討と言ったところ。
というのは第三の選択肢もありますからね!?
SBI証券にNISAつみたて枠があるからそもそも高くはない還元率0.5%の維持に悩まされるんです!
悩みの原因を根本から除去してしまえばスッキリするのかも!?
では、第三の選択肢についてはまた後日検討してみましょう。

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