上記のニュースが本日流れましたが、大証は以前からやると言っていたし、相変わらず詳細はよくわからない。
株式投資も行う私としては、そんなことより証券取引所としての本業をまずしっかり頼みますよというのが本音だが、FX業界に更なる競争原理が働くのは利用者として大歓迎ではある。
(業者さんは大変ですね。)
そこで、ない情報を探して大証がなにをやろうとしているのか調べてみました。
現時点でどこよりも詳しい情報(?)と私の推測を交えて解説しましょう。
大証のホームページをよく探すとFX市場の創設(案)が開示されています。
この情報とニュースから中身を浮き彫りにしてみます。
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取扱通貨:
<クロス円>
USD/JPY, EUR/JPY, GBP/JPY, AUD/JPY, CHF/JPY, CAD/JPY, NZD/JPY
<ドルストレート>
EUR/USD, GBP/USD
*9通貨ペア(案)に必要に応じ開設までに追加。
通貨単位:1万通貨
立会時間:午前7時〜翌日午前6時(土曜は午前5時半迄)
証拠金の有価証券による代用:為替委託・取次証拠金については有価証券により代用することができる
開設時期:08年度中(ニュース情報では09年3月)
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あくまで案ですし、これ以上のことはわかりませんでした。(どこが詳細やねん?)
基本的にくりっく365を意識した条件になると予想できますが青字部分に注目。
ドルストレートの取扱が2ペア予定されています。
くりっくも通貨ペアの追加を予定しているはずなので、どんどん競争してください。
私が期待したいのは証拠金の有価証券による代用可の条件です。
簡単に言うと現金が(足り)なくても、株を持っていれば(その一部を)証拠金代わりに使えポジションを建てられるということ。
現状でもネット証券のFXで可能なところがありますが、決して条件は魅力的ではないので利用している話も余り聞きません。(私の知る限り、カブドットコムと日産センチュリー)
さすが証券取引所のFXと思わせるような利用しやすい条件で是非お願いします。
当然税率はくりっくと同じ分離課税20%になるのでしょう。
あと勝手な希望ですが、くりっく365参加業者がそのまま大証に参加して頂いて、かつ同じシステムで両方使えるようになると大変嬉しいです。
参考になりましたらポチっと。

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