2024年04月12日

ネット銀行の普通預金金利はauじぶん0.23%>MATSUI Bank0.20%>SBI新生0.15%!?

3月に日銀がマイナス金利政策を解除しましたが、これを受けてネット銀行の対応はマチマチです。

ネット銀行の中でも高めで元々無条件で金利0.02%だった楽天銀行は今のところスルーして引き上げはしていません。

住信SBIネット銀行は普通預金金利0.02%、ハイブリッド預金金利0.03%に引き上げました。
大幅引き上げではあるのですが、元が元なので正直引き上げ後でもショボいという印象しかありません。

やはり普通預金でもプログラムで優遇金利を提示しているネット銀行が強いしオトクですね。
auじぶん銀行は金利0.03%に引き上げましたが、これだけでも住信SBIの優遇金利であるはずのハイブリッド金利と同等です。
更にはauまとめて金利優遇にも普通預金金利の上昇を反映させたので計0.2%から0.23%にアップしました!
これは@auPAYアプリ連携、AauPAYカード引落設定、Bauマネーコネクト設定(auカブコム証券との連携)をすれば誰でも得られるので非常にオトクです。

SBI新生銀行も3月21日に普通預金金利0.03%引き上げを発表しましたが、それ以前の3月1日にダイヤモンドステージの金利を0.15%に引き上げると告知しました!
日銀発表前に決定しているので明確に関連している訳ではないのかも知れませんが、日銀の方向性は織り込んだ上での優遇金利引き上げ決定だったのでしょう。
SBI新生のダイヤモンドステージはSBI証券と連携させれば条件クリアできるので、auじぶんの3条件と比べれば遥かに敷居は低いですね。
しかし、同時に月50回あった無料振込回数を6月から月10回に減らすことも発表しています。(やり過ぎだったのでしょうね!)

SBI新生はダイヤ金利0.15%決めた後に日銀発表を受けて普通金利0.03%に引き上げたのだから、auじぶんと同様に合計0.18%を優遇金利として提示できるのでは?
それならいっそのこと他社対抗上もダイヤモンドステージは0.2%金利を提示して集客集金した方が良かったんでは?
と勝手なことを言いますが、私自身の考えでは0.2%を下回る限りSBI新生に預金を置く意味がないと判断します。

今回金利引き上げはしていませんがMATSUI Bankも普通預金金利0.2%を継続しているので、預金の置き場としてはauじぶんとマツイの2行で間に合ってしまいます。
後は楽天銀行を毎月の決済で使うことが多いので常に少額入れて置く程度。

でも、MATSUI Bankを常用する人は限られるでしょうし、auじぶんも3条件揃えるのが嫌とか面倒な人が少なくないだろうし、比較的クリア容易なSBI新生のダイヤモンドステージで金利0.15%なら魅力は充分にあるでしょうね。

個人的には使い勝手の面で金利は0.03%劣るもののMATSUI Bankが当面のメイン。
優先順位では、MATSUI 0.20% > auじぶん0.23% > SBI新生0.15% になります。

日銀政策変更の微小な恩恵を個人レベルでも何かしら受けたいところですね。
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2024年04月05日

SBI証券からauカブコム証券にNISA移管してカード積立すると還元アップ!?

SBI証券のカード積立条件改悪を受けて、NISA口座の他証券への移管も検討してみます。
そもそも私が旧NISAからSBI証券を利用していた最大の理由は投信マイレージサービスですが、信託報酬の低廉化が進んだ現在はそれに応じた還元も小さくなっているので魅力は低下しています。

特に私の場合はNISA口座で低信託報酬のeMAXIS Slim全世界株(除く日本)を成長投資枠も含めて購入していく予定なので、ポイント付与率は保有額に対して年間0.0175%に過ぎません。
カード積立購入時の0.5%還元を維持した場合に、保有で同還元ポイントを得るには28年ホールドが必要になります。(基準価額の変動を考慮しない場合)

ということは、20年後に維持されているかもわからない投信残高に対する付与ポイントに拘るよりも、当面は確実に貰えるカード積立還元の0.X%の違いに拘った方が良いですね!?

私は既にau PAYカードを保有しているのでauカブコム証券にNISA移管してカード積立すれば確実に1%還元がなされます。
一方、投信残高ポイントはSlim全世界の場合でSBI証券の0.0175%還元からカブコムの0.005%還元に下がります。
このケースでNISA口座に対するポイント還元の損得を比較してみます。
(現実にはありえない前提ですが、計算上面倒なので基準価額は未来も不変とします。)

0.5%(SBI積立還元)+0.0175%(SBI残高還元)xY(年)=1%(au積立還元)+ 0.005%(au残高還元)xY(年)

まずはNISAつみたて枠だけの損得を考えた場合に両者のポイント還元が一致する年数を求めると、Y=40年となります。
つまり、つみたてNISA枠のslim全世界に対するポイント還元でSBI証券がカブコムを上回るのは40年以上保有した場合になります!
(もちろん基準価額の上昇を期待して保有している訳で40年後も今の基準価額と同じ前提がありえないので現実の逆転はもっと早いはずですが、正確にやりたいなら期待リターン(%)を設定して計算して下さい。)

しかし、この年数はつみたて枠だけの損得であり、成長投資枠だけSBI証券に残すことはできないので、NISA枠をSBIからカブコムに移管すれば成長投資枠の残高ポイントも減じるというデメリットがあります。
これを考慮するとNISA枠全体はつみたて枠の3倍なので計算式は省略しますが、年数は1/3に短縮されて13.3年以上保有すればSBI証券の方がおトク(カブコム移管は損)になります。

また、この比較は三井住友カードで1年間10万円以上利用して積立還元0.5%を確保することが前提なので、カード利用せずにつみたて還元率0%の場合を基準に考えれば、26.6年以上保有ならSBI証券の方がおトク(カブコム移管は損)になります。

前述の通り、基準価額が変動しない前提での年数なので現実はもっと短くなることが期待されるので、個人的には移管がトクとは言い切れません。
例えば、始点の基準価額が10000円で終点が30000円となるケースを考えるとわかり易いのですが、均等右肩上がりなら保有期間の平均基準価額は20000円になるので、このケースでは上述の分岐点となる保有年数は全て半減となります。
保有期間が10年以上スパンなら基準価額3倍は非現実的でもありませんからね。
(例えば、年間騰落率が△7%なら約16年後、△5%で見ても23年後には3倍になる。)

移管すると2つの証券会社にNISA口座が分かれてしまうことを気にする人も多いようですが、個人的にはWeb上のデータから基準価額を引っ張りExcelにまとめて損益管理する(=証券会社にログインして基準価額や損益を確認しない)ので特に問題にはなりません。
また、NISAを置いているからメイン証券とも限らず、資産の分散という観点からはむしろNISA口座をカブコムに移した方が良いとも言えます。

カブコムに移管する際少しデメリットになるかなと思うことは売却注文が口数指定のみになることですが、何万円単位でキッチリ売りたいというニーズもないので基準価額から逆算して口数指定で売って多少ズレてもまあ許容範囲ではあります。

シミュレーション結果としては移管によるポイント還元損得はとても微妙・・。
来年以降分のNISA枠に関して移管できるのは今年10月以降の手続きとなるので今決める必要もありません。
今のところSBI証券でNISA継続かなと思いますが、選択肢としてはノーマルカードで無条件1%積立還元のauカブコム証券への移管も残しておきます!
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posted by 韋駄天太助 at 12:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月29日

SBI証券のカード積立条件改悪を受けてどう対応?基本は条件クリア狙いがお得だか?

私は「SBI証券が還元率0.5%で上限10万円まで拡大することは固い」と書きましたが、大外しですね。
一瞬目を疑うような大改悪でした。

ノーマルカードで上限月10万円まで0.5%還元は行われるものの、「年間カード利用額10万円以上」という条件が付きました。
これまで月5万円までは無条件で0.5%付与していた状態を継続することなく、カード利用額10万円未満なら一律0%還元に変更したのですから、どさくさに紛れて上限拡大とは関係ない部分まで手を加えた「改悪」であることは否定のしようがないでしょう。

私はこのような条件が付くとしてもゴールド以上に限定で、既に劣っている平の還元率0.5%程度であれば他社対抗上も無条件で上限10万円まで還元を維持すると見ていたのですが、ネット証券の王者を舐めていたようです!?
と皮肉っぽく書きましたが、SBI証券が新NISAの囲い込みも終わったタイミングで掌を返して・・・と思ってしまいがちですが、おそらくSBI証券が望んだ改定ではなく三井住友側に譲歩せざるを得ない苦渋の決断だったのでしょう。

SBI証券に三井住友カードで年間10万円分買い物してもらうメリットはない!
三井住友側と上限10万円までのカード積立条件を交渉する中で三井住友側が受ける条件として出してきて譲歩せずに交渉難航後に飲まざるを得ず、改悪激変緩和措置のキャンペーン内容も練って詳細発表が他社に大幅遅れとなったと見るのが自然です。

決まってしまったことは仕方ないので(明らかに他社に大きく劣る条件なので流出影響が大きければ撤回する可能性もゼロではないと思いますが)、この改悪を受けて自分がどうするかを考えてみます。
私は年会費無料(年最低1回利用程度の条件は可)のクレカ以外は持ちたくないし、つみたて還元目的のグレード上げで利用拡大して年間100万円を使うとか本末転倒なのでゴールドカードで年1%還元を取りに行く選択肢はありません。
三井住友のノーマルカードで0.5%還元を受け続けるか?カードごと還元を切り捨てるか?の二択です。(実際は三択だが)

私の場合は今年1月にカード加入しているので初年度は利用条件なしで0.5%還元優遇期間に該当します。
2025年1月積立設定分(2月買付)までは0.5%還元となるはず。(キャンペーンで24年10月設定分までは還元率維持なので恩恵はたった3カ月分ですけどね)
2年目以降となる2025年2月設定分からは前年10万円利用が0.5%還元の条件となるので、25年1月までにクリアする必要があります。
幸いと言いますか、カード加入直後はキャンペーンが手厚く三井住友も利用額に対して10%還元をやっていたので既に5-6万円分は利用しました。
残り4万円程度を使うのは負担にならないので、2年目の0.5%還元の条件は今年中にクリアしておきます。

問題は3年目からですが、基本的に0.5%還元のカードなど使いたくはありません。
スマホのタッチ決済ならコンビニや外食一部で7%還元となる武器のあるカードですが、基本的にコンビニで買わないし、はま寿司・ガスト・サイゼリヤで年間10万円使うのは無理があります。
カード積立還元維持のために消費額を増やすのは本末転倒なので、現状で他カード決済分から10万円分を三井住友カードに切り替えるしかありません。

チャージしてのスマホ決済分も考慮して既存カード分のポイント還元を少し高めに1.5%と見積もります。
7%還元分は多額にならないので三井住友カードは基本の0.5%還元で見積もります。
10万円分を三井住友カードに切り替えることによる還元ポイント減少分(▲1%分)は▲1000円相当(500P-1500P)になります。
一方、これによりカード積立還元0.5%が確保されるので、獲得年間ポイント(=10万円x12カ月x0.5%)は△6000円相当になります。
差し引き△5000円相当のプラスなので、言い換えれば私にとっては若干の悪化となる還元率0.42%(=△5000円÷120万円)で月10万円までカード積立が可能になったと前向きに捉えることも出来ます!?

算数をすれば継続して0.5%還元条件をクリアして積立てることが得策ということになるのですが3年目のことを今決める必要はないので、決めているのは2年目の条件クリアはやっておくという方針だけ。
毎年対象期間に三井住友カードから優先して使い10万円を越えたら1%以上還元のクレカに切り替えるのは難しいことではないのですが、正直つみたて還元のためにそんなことを気にしながら使うのも煩わしいんですよね、まあ計算上は得とわかっていても・・。
基本線はクリアが簡単な2年目までは還元の条件は維持しつつ、3年目以降は様子見しつつ10万円利用クリアでの還元維持継続も検討と言ったところ。

というのは第三の選択肢もありますからね!?
SBI証券にNISAつみたて枠があるからそもそも高くはない還元率0.5%の維持に悩まされるんです!
悩みの原因を根本から除去してしまえばスッキリするのかも!?
では、第三の選択肢についてはまた後日検討してみましょう。
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posted by 韋駄天太助 at 15:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月22日

インド株ファンドが過当競争へ!?大和がiDeco採用と楽天もプラスで参入!3カ月騰落分析!

インデックス型インド株投信の人気化と競争激化は今年も続きそうですね。

三菱UFJアセットがeMAXISシリーズに信託報酬0.44%で2月22日に設定しました。
個人的には競合商品と比べて魅力を感じませんが、販売会社が楽天とマネックスの2社に限られる中の1カ月程度で純資産は100億円間近に迫っています。
昨年12月に信託報酬最安の0.308%で設定されたものの当初の販売会社がauカブコムに限られ伸び悩んでいたSMTAMもSBI証券が追加されたことで純資産が30億円を越えてきました。

そして、マネックス証券が大和「iFreeNEXT インド株インデックス」を3月26日からiDeCoで取扱開始すると発表しました!
iDeCoで新興国単国のインド株投信とか驚きです。
先進国でも国別なんて日本と米国だけだと思いますが、60歳までは基本引き出せない老後資金の形成に「インド」ですからね!?
大和インドの純資産が1000億円を突破したこともファンドの長期持続性という観点では背中を押したかも知れませんね。

SBI専売の「サクっとインド」も順調に資金を集めて純資産が400億円を越えています。
遂には後追いモノマネ大好きな楽天プラスシリーズも参入して4月5日にSMTAMの最安値同値となる信託報酬0.308%でインド株投信をリリースします!
これまでのプラスシリーズの販売実績を考えると、ファンドの相対評価とは関係なしに資金をラクラク集めるだろうと予想できます!?

かなりの過当競争にはなって来ましたが、大和が競争に負けなければ今後5年以内にiFreeNEXTインドは1兆円ファンドに育つのではないでしょうか?
各社が群がってもインデックス型インド株ファンドで分け合うパイは充分にあるという結果になるかも知れません。

さて、運用期間はまだ長くて1年なので、SBI証券で購入可能なインデックス型インド株投信の3カ月騰落率を比べてみましょう。(3月21日時点)

大和:△7.29% > SMTAM:△6.71% > auAM:△6.56% > SBI:△5.86%

やっぱり私の推しである大和インドが(直近3カ月においては)勝ちました!
3カ月では短すぎてあまり意味を為さないという前提で薄っぺらで粗々の分析をしてみましょう!?

わかりやすいので信託報酬0.468%のauAMを基準にします。
首位の大和が信託報酬0.473%なので差は小さく、3カ月での騰落率差異△0.73%に寄与するのは▲0.0014%に過ぎないので信託報酬差による影響は無視できます。
先物運用100%のauAMに対して大和は昨年12月中から現物と先物のミックス運用に変えているので、この3カ月においては現物を取り入れたことによるパフォーマンス向上が大きく寄与したのかも知れません。
1年ベースでは3%の差異になってしまうので全てがミックス運用の好影響によるものとは言えずに最大要因でもなく複数要因の1つかも知れませんが、ミックス運用の効果は明らかにあって先物100%のauAMに差を付けたと推測されます。

それは同じく先物100%運用のSMTAMがauAMの騰落率に近いことからも推察されます。
信託報酬最安0.308%のSMTAMはauAMに対して3カ月で△0.04%騰落率を上回ることが期待できますが、実際の騰落率差異は△0.15%なので信託報酬率以外の要因(△0.11%)が大きいようです。(逆に言えば、同じ先物100%ではこの程度しか差が生じない)
このことからも△0.73%も上振れした大和は現物/先物ミックス運用という武器により差を付けたと推察されます。

現物100%(ETF運用)のSBIが騰落率で一番劣りますが、大和との差は3カ月で▲1.43%になります。
それ以前の期間から先物運用勢に騰落率で劣ることが多いように見受けられ、連動対象がSENSEX指数とNifty50指数の違いもあり一概には言えませんが、やはり現物100%運用によるキャピタルゲイン課税のマイナス影響は小さくないのかなと推察します。

インデックス型インド株投信の売れ行きを見ていると、先物なんてイヤイヤ唯一の現物100%運用だから安心のSBIとか、eMAXISシリーズだからとか、きっと実績ゼロの楽天プラスシリーズも同様に資金を集めることと思いますが、中身を見ず理解もせずブランドや看板に集まる資金が多いように思います。

今のところ信託報酬年間0.1%の差を気にすることなく騰落率と運用方法を注視して、信託報酬が誤差程度で高めの大和iFreeNEXTを外す理由が見当たりません。
SMTAMも純資産が増加して現物運用を取り入れられるようになれば信託報酬最安を武器に大和の騰落率を越えられるようになるかも知れません。
これだけインデックス型が増えると唯一SENSEX指数に連動で現物100%のSBIも個性は光るので、パフォーマンスで劣後し続ける現状が改善されるかにも注目です。(ファンド側で打てる手がほぼないことは痛手ですね)
そして、楽天がプラスシリーズというだけでラクラク資金を集めるのでしょうね。

競争は歓迎ですが、運用会社にとっては過当によりインド株ファンドがブルーオーシャンからレッドオーシャンに変わり兼ねないですね!?
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posted by 韋駄天太助 at 13:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月15日

クレカ積立月10万円への引き上げ対応は各社で明暗!?NISAつみたて枠はこれだけで埋まる!

3月8日に金融商品取引業等に関する内閣府令が改正され、クレカ積立の上限額が月5万円から月10万円に引き上げられることが決まりました。
これを受けて各ネット証券が速やかな上限10万円への引き上げを告知し、多くが詳細な還元率まで即発表したことから、クレカ積立が自社に顧客を引き付け留める上で重要なサービスに位置付けていることがわかります。

私は以前に「各ネット証券は基本持ち出しのサービスとして0.5-1.1%のポイントを付与しているのであり、10万円に引き上げられても同じ還元条件なら証券会社の負担が重くなり改悪なしには維持できないだろう」と書きましたがほぼ予想通りの結果になりました。

<マネックス証券>
5万円までは還元率1.1%を維持も、5万円超7万円までは0.6%、7万円超10万円以下は0.2%と還元率を下げて高還元は維持できず。
<楽天証券>
基本的に条件を変えずに10万円まで拡大。平カードの場合で販売会社信託報酬0.4%(税込)未満の銘柄(多くのインデックスファンドが該当)なら0.5%還元を維持。
<auカブコム証券>
上限10万円までに拡大した上で還元率1.0%を完全維持!

楽天証券は還元率を維持しましたが、そもそも1%還元で始めたカード積立を0.5%還元に落としている状態での維持ですから評価はできません。
予想を良い意味で裏切り満額回答したのはauカブコムのauPAY平カードで上限10万円まで無条件1%還元!
ですが、auグループ内でクレカを発行している強みも活かせたのか(それを言ったら楽天はどうなる!?)、投資信託サービスで少し訴求力が弱いように感じるカブコムにとってはカード1%還元を痛くても死守したいポイントと考えたのかも知れませんね。

マネックスについては還元率を維持出来ませんでしたが、少し希望があるのはあくまで「マネックスカードクレカ積立」の還元率として公表していること。
このカードはSBIグループのアプラス社発行で、おそらくSBI買収前にマネックスが新生グループと提携して好条件を引き出し契約上SBI側からは簡単に切れない状況で続いていると推察しますが、追加の条件交渉ではSBI側がライバル会社に塩対応することは容易に想像できます。
「マネックスカード」と敢えて明言しているということは、ドコモのdカード積立開始時には還元率体系を変更できるように含みを持たせているとも考えられ、その際に上限10万円まで1.0-1.1%還元を打ち出す可能性がない訳ではないと思います。

ところで、私もNISA口座を開設しているSBI証券は上限10万円への対応は明言しましたが、条件公表は後日で現時点ではまだ不明です。
私は平カードなので、楽天証券が上限10万円まで同じ還元率0.5%で拡大したことへの対抗からも、SBI証券が還元率0.5%で上限10万円まで拡大することは固いと見ています。

公表が遅れているのは、還元率1%超のゴールドカード以上で特に5%還元のプラチナプリファードの積立5万円超部分をどう改悪するかで詰められていないのかと?
三井住友カード側との調整が難航している可能性もありますが、こちらも不思議なのはSBIグループ内にアプラスを取り込んだのだから「SBI証券カード」でも好きに作って還元率1%で積立をやればいいと思うのですが、新生グループ買収前に三井住友側と排他的契約を結んでしまい手を付けられないのかも知れませんね。

0.5%還元維持の前提でNISAつみたて枠については月額10万円の積立に変更して埋めていこうかと思います。
つみたて枠の攻略法も色々書きましたが、シンプルに月10万円の積立で年間120万円枠をキレイに埋められるなら余計なことを考えずに済み、NISAは年間最大240万円の成長投資枠だけを考えれば良いだけなのでスッキリします。

大手ネット証券で松井証券だけはクレカ積立サービスを行っていませんが、その弱みを補うために販売会社信託報酬を全還元する投信残高ポイントサービスを提供している面もあると思います。
各社のクレカ積立拡大により持たざる松井証券がSBI証券を越える投信残高ポイント還元率を改悪するリスクも軽減される訳で(投資信託で松井を選ぶ動機がなくなるから)強みを活かした競争は良いことですね。

間違いないとは思いますが、SBI証券の三井住友平カード0.5%還元維持の発表を待って対応したいと思います。
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2024年03月08日

「一歩先いくUSテック・トップ20」なら本家東証ETFを!「米国大型テクノロジー株式ファンド」なら個別株を!

ブームに乗って(!?)米国ハイテク株をパッケージにした投資信託が2つリリースされます。

1つ目は大和アセットの「一歩先いくUSテック・トップ20インデックス」!
設定日:3月13日
目的:FactSet US Tech Top 20指数に連動した投資成果を目指す
信託報酬:税込0.495%(対象ETF:0.4125%+ファンド上乗せ分:0.0825%)

東証ETFにグローバルXのUS テック・トップ20 ETF(2244)が既にあるやんと思ったら、なんとこの東証ETFを組み入れるだけのファンドを大和アセットが出すということらしい。
「一歩先いく」がファンドの正式名称に付けられているのもグローバルXからETFと被る名前は付けるなと条件を出されたのでしょうかね?

2244ETFの1月末レポートを見ると、組み入れ1位の今をときめくエヌビディアを筆頭にM7全てが上位10位に含まれて占有率は5割を越えます。
さて、東証ETFでよりコストを抑えて購入保有できるのに、敢えてこのファンドを購入する意味があるのでしょうか?個人的にはありません!
海外ETFを組み入れるファンドなら安くはない為替手数料と売買手数料を抑えられるメリットがありますが、東証ETFなら為替の両替も必要なく売買手数料はゼロと見ていいですね。
更には貸株にすれば(SBI証券の現状で)0.1%の金利も付与されるので東証ETFなら実質信託報酬を年間0.3125%まで下げられるとも考えられます。

現在値が1800円程度で1株単位から買えるので買付単位が数万円程度からとなりがちなETFのデメリットも抑えられています。
敢えてファンドを選ぶメリットがあるとすれば、ETFが出す分配金をファンドが分配せずに内部投資してくれるケースですが、2244ETF(設定日:23年4月11日)は今のところ分配金を出しておらず、構成銘柄を考えると出たとしても1%未満と予想されるので0.08%の追加信託報酬を払ってファンドで配当分の複利効果とかあまり意味を為さないと思われます。

東証ETFですら敷居が高いと感じる人も少なくないでしょうし、外資のETFでは宣伝と信頼が弱いので認知度が低いって面はあるでしょうから、ETF特化で日本のファンド市場に精通してないグローバルXにとっては大和アセットがファンド化して売ってくれるのならどうぞと手を組んだのでしょうね。
でも、投資家にとってこのファンドのメリットは残念ながら少ないので、東証ETFを盛り上げるためにもグローバルXの2244ETFを選択しましょう!

2つ目はSMTAMの「米国大型テクノロジー株式ファンド」!
設定日:3月22日
投資態度:米国を代表する大型テクノロジー株式7銘柄(「マグニフィセント・セブン」又は「M7」)に集中投資することを基本戦略とする
・マグニフィセント・セブン(M7)とは、アマゾン・ドット・コム、アップル、アルファベット、エヌビディア、テスラ、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズの7銘柄を指します。
・各銘柄には等金額で投資することを基本とします。
信託報酬:税込0.594%

遂に出ましたね!待ってませんけど、わかりやすいM7ファンド!
M7を構成比14%強の等分で保有するだけのファンド。
「荒野の七人」から取ったマグニフィセント7という言葉が米国ハイテク7銘柄に与えられ定義されたのはごく最近のことだと思うのですが、M7に集中投資するファンドなので10年後もこの7銘柄だけに投資し続けるのでしょうね。
(場合によっては銘柄変更の可能性ありと逃げ道は記載されていますが誰がNew M7を定義するのでしょう?)

既にテスラやアップルが失速してM7の時代は終わり、次はMnM(マイクロソフト・宇エヌビディア・メタ)がリードするという見方もあります。
そもそもハイテクをリードするのはGAFAのトップ4だったのが、スマホに出遅れ低迷して脱落していたマイクロソフトが復活したので取って付けた造語がGAFAMですね。それも10年前の話ではない。
そのマイクロソフトが今度は生成AIで一番期待が高まっていますが、新技術で目まぐるしく主役と期待が入れ替わり、一年後にはM7なんて言葉は誰も使わなくなってるかも知れませんね!?

と、このファンドの存在意義に疑問符なのですが、更に言えば7銘柄をパッケージにしただけで信託報酬を年0.6%近く取られるなら、7銘柄程度は素直に個別株を買った方が安いし管理し切れない銘柄数でもなく、ファンドにするには中途半端。
今は米国個別株でも為替手数料がほぼゼロになるケースも多く購入手数料が高くても1年ホールドすればファンドよりも絶対に低コストですね。

M7ファンドを買うなら、信託報酬を払わずM7を個別株で7銘柄買えばいいだけですね。
或いはM7を含み銘柄可変の大和「一歩先いくUSテック・トップ20インデックス」を買った方が良いし、それよりもコストを抑えて東証ETFの「グローバルX US テック・トップ20 ETF」(2244)を買う方が個人的にはベストですね。

それと似たような時流に乗ったM7含む米国ハイテクファンドの設定日が3月13日と22日ですか?
うーん、そろそろエヌビディアもM7も曲がるかなという観点で事象を眺めることも大事かも知れませんね!?
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posted by 韋駄天太助 at 21:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月02日

日経平均が史上最高値を更新して4万円台に?34年掛けた壮大なダブルトップ形成はやめてね!?

2024年2月22日に日経平均株価が1989年12月29日に付けた最高値38,915円を更新しました!
歴史的瞬間ではありますね。

3月1日には場中で39,990円を付けましたが4万円台には乗せることができずに引けました。
しかし、週末の米国市場が堅調だったことから日経平均先物は4万円を越えて引けました。
週明けの日経平均は夢の4万円台で寄り付いて始まる可能性が極めて高い状況です。
恐ろしいですね!?

私は昨年末に24年中の最高値更新も夢物語ではないと書きましたが、2カ月掛からず更新とは夢にも思わないし、予想できた人もほぼ皆無でしょう。
評論家や上場企業社長の予想も8割願望込みで年後半から年末には最高値更新とか4万円台という声が複数聞かれたという感じでそれが多数派でもありませんでした。

最高値更新に関して様々な解説がされていますが、2024年から新NISAが始まったことも大きく寄与したことは間違いないでしょう。
但し、日本人のNISA資金が東証に流れて日経平均を押し上げた訳ではなく、それを見越して囃した海外勢が先回り買いした結果2カ月足らずで6千円ほど押し上げて最高値を越えてしまったという感じですね。
失われた34年を経験した日本の個人投資家はむしろ売りに回っていたし、そりゃ株価が年初の33000円台からあのバブル最高値にスピード違反で急上昇していく過程でホイホイ買える人は少ないですね。

さて、バブル後の失われた34年の中で日本株の積み立てを開始するのに最悪の時期はいつでしょうか?
間違いなく2024年ですね。年初から2度目か3度目の積立時には日経平均を最高値付近の3万9千円前後で買い付ける訳ですから。
過去30年の間にいくらでも何割でも安く買えた訳なのに何故ここで始める?(理由はそこに新NISAがあるからの1点!)
日本においては34年に1度の珍事(!?)となる株式市場の最高値更新が新NISA導入年に重なるのはかなり低い確率ですが単なる偶然でしょうか?

NISAが手本とした英国ISAは1999年に導入されましたが、日本では旧(一般)NISAが2014年に開始され、制度拡充された新NISAが2024年に導入と日本らしく遅いんですね。
バブル崩壊から34年も経って「さあ国民の皆さん、非課税にしてあげるから積立を中心に株で資産形成しましょう!」と新NISAを導入した年の2月に史上最高値到達とかある意味コントです!?

4万円は到達点ではなく出発点ですって投資家を34年裏切り続けた日本株で言われても説得力が!?
気概もなく物事にタイムリーに適切に対処する能力も低く後手後手で34年を失って来た国の新NISA制度導入がまさに5年前までは奇跡としか思われなかった日経平均史上最高値更新タイミングの強力な逆指標になった訳です!?

言いたいことは色々あるのですが、経団連の会長さんも「突破した時くらいは素直に喜べばいい」とある意味本音を言っているので、日本が膿を出し切って大きく変わったなんて全く思いませんが、投資家としても一国民としても34年前の自己過大評価浮かれ勘違いとは明確に区別した上で喜んでおきましょう。

でも、日経平均が34年という壮大な時間をかけて3万9千円前後でダブルトップを形成するなんてオチはやめてね!?
日本株に必要なことはバブル的な鋭角上昇ではなく、たまには年間騰落マイナスの年があっても平均的には期待リターンがプラスで毎年株価が上昇していき資産を託すに足ると期待できる「普通の資本主義社会」のマトモな株価指数に昇格して、特に自国民から30年失ってきた信頼を再度勝ち取ることなんです!
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2024年02月22日

iFreeNextインド株インデックスが現物/先物のハイブリッド運用に進化!成績向上なるか?

インド株連動の低コストインデックス投信として先陣を切って人気を集める大和アセットの「iFreeNextインド株インデックス」の運用が実は大進化を遂げています!?

1月18日付けで昨年12月からインド株式現物の組み入れを開始したと発表しました!
設定来ほぼ100%先物運用で現物は組み入れていませんでしたが、純資産の充分な拡大により先物と現物を組み合わせた運用が可能と判断したようです。
では、何故先物運用を選択していたかと言えばインド市場特有の現物投資に掛かる高コストを回避するためですが、もちろん先物にも特有のロールオーバーコスト等が発生する訳で、ハイブリッド構成により両者のコストを抑えつつメリットを活かした運用を目指すということのようです。

インド市場においては先物と現物の投資で以下のようなメリット・デメリットがあるようです。
<売買時>
先物:比較的低コスト(ロールオーバーコストは別)
現物:売買手数料(固定額)が高い、ファンド内でも売却益に対して課税

<保有時>
先物:毎月ロールオーバーがありコスト発生、裁定取引があまり効かずに対象指数と乖離しやすい
現物:構成銘柄変更の際に売買コストと課税が発生

では、これらを踏まえてどう運用するのがベストか?
現物をファンド内で確実にバイアンドホールドできる割合に保つことでコストを抑制できると大和アセットは考えたようです。

何と言ってもインド株現物投資の最大デメリットはキャピタルゲイン課税(短期10%・長期15%)なので、当たり前ですが売らなければ避けられるコストなら売らなきゃいいと。
更には売却を避けることで高めの現物売買コストも片道だけで済むし、毎月発生する先物ロールコストも現物保有割合分に応じて下がる訳です。
資金流入と資金流出に対しては機動的に売買できてコストも低い先物で全て対応し現物には一切手を付けない。

上手くハイブリッド運用することで、対象指数との乖離を最小化しつつコストを抑制する
=先物100%運用時よりもパフォーマンスは確実によくなりファンド保有者が儲かるわけだから運用変更に文句はないだろ!
と私は理解しました!?

1月末の月次レポートを見ると現物約55%、先物約45%で運用しているようです。
12月末時点は確か現物を60%程組み入れていたと思うので、1月は新NISA等による急激な資金流入で先物が膨らみ気味となっている可能性もあるので、大和が何%程度をベストミックスと考えているかはもう少し先まで見ないとわからないですね。
現状では50-60%程度を現物でバイアンドホールドできる割合と考えているように思います。

非常に興味深い運用方法ですが、このような方法でコストを抑制しているインド投信やETFは他にあるのでしょうか?
アクティブファンドまで含めれば多数の銘柄がありますが、アクティブファンドで先物を何十%も組み入れたらアクティブ運用にならないのでやってなくてファンド内売却時にもキャピタルゲイン課税が(赤字でなければ)都度発生しているものと想像します。

今回の運用変更による好影響はベンチマークとの乖離縮小に現れて来るはずですがわかりにくいので、簡単に確認するには従来の大和と同じく先物100%で運用しているauAMやSMTAM、新しく開始してたぶん先物100%のeMAXIS等と今年1月以降の騰落率を比較するのが良いでしょう。
信託報酬は横並びなので現物組入れによる好影響分だけこれらのファンドをパフォーマンスで上回ることになり、それが確認できれば大和以外のファンドを選ぶ理由はあまりないことになります。

大和によれば、純資産が一定規模に育たないと現物/先物のハイブリッド運用は難しいので先を走るiFreeNextがますます有利になって差を拡大し兼ねません。
(信託報酬0.0x%の差を気にして、弟分の威を借るeMAXISという古びた看板だけに引き付けられる不勉強が多数派でなければ!?)

大和による現物/先物ハイブリッド運用への変更はチャレンジであり、どの道を行ってもコスト高となるインド単国にインデックス投資したい人にはかなりのビッグニュースだと思いますが、大和自体が大々的にはアピールせずに割とひっそり変更されています。
先陣を切った大和の「iFreeNextインド株インデックス」自体がまだ設定から1年経過していない段階で他ファンドとの優劣比較も難しいのですが、これまでの運用実績と今回の運用変更によりインド株インデックスファンドの個人的な推しは今のところ大和一択と言わざるを得ません。

SBI証券においては大和より売れている専売の「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス」にも頑張って欲しいところですが、ETFを組み入れるだけではファンドでコスト抑制に努力できることはほぼ皆無であり、今のところ大和にパフォーマンスで負けているのもETF内の現物投資による避けられないキャピタルゲイン課税による影響が小さくないのでしょうね。

まだインドのインデックス投信の競争は始まったばかりなので見守りつつ、大和「iFreeNextインド株インデックス」のチャレンジングな現物/先物ハイブリッド運用によるパフォーマンス向上に期待します!
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2024年02月17日

ACWIから中国66銘柄除外のインドシフトでオルカンと新興国ファンドに与える影響は?

MSCIが代表的な全世界株指数「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」から中国株66銘柄を除外することを決めたそうです。

いかにも中国株価低迷でMSCIも遂に動いたみたいに報じられていますが、それが嘘ではありませんが四半期に1度の定期的見直しにおいて行われることで、日本もコーセー含む8銘柄が除外されてスクリーン1銘柄追加の7銘柄減です。

中国も5銘柄が新たに追加されますが、ACWIの中国株組み入れ銘柄数は765銘柄から704銘柄に減り国別構成比は下がることになります。
中国で減った分は131銘柄から136銘柄に増えるインドがほぼ吸収することになりそうです。

ACWIにおいて新興国株組み入れ変更が行われるということは、MSCIエマージング指数にも同じ変更が加えられることと同義だと思います。
つまり、今回の中国減インド増の影響はMSCI指数に連動するオルカン等の全世界株式ファンドにも新興国ファンドにも影響を与えることになります。

大和証券の分析では、エマージング指数において
中国構成比 :0.31ポイント減の24.8%
インド構成比:0.34ポイント増の18.16%
になるようです。
中国比率が劇的に下がるような組み入れ変更ではありませんね。

eMAXIS Slim新興国株式の1月末レポートを参考にすると、ケイマン諸島経由を全て中国株と仮定した場合に、
中国構成比 :24.1%
インド構成比:17.0%
となりますが、中国は既に組入変更後を下回ってしまうしデータが整合しているのかは不明ですが、ザックリ1%は誤差と考えれば(!?)まあこんなもんでしょう。

インドが新興国指数の中で台湾韓国を追い抜いた後に差を広げてシェア2位の地位を固めつつあり、中国に徐々に迫りつつ新興国指数を代表する二枚看板にまで伸し上がって来たと言えるかも知れません。

オルカンに与える影響は1月末レポートを参考にすると、新興国比率が9.8%なので国別構成比では中国2.4%、インド1.7%まで下がるので極めて軽微です。
全世界ベースでは国別構成比でザックリ中国0.03%減少でインド0.03%増加となる組入変更に過ぎません。
しかしながら、全世界ベースでもインドはオーストラリアと同程度の組入比率でトップ10入りしてドイツ構成比2.0%に迫りつつあり、世界の株式市場でも既に主要国の1つであることは確かです。

インデックスファンドの組入変更は保有する投資家にメリットもデメリットももたらすと思います。
メリットはファンド内で銘柄や国別変更してくれるので投資家はホールドしたまま課税が発生しないこと。
これを自分で直接投資して定期的にポートフォリオを見直して中国減らした分インドを増やすとかやると課税が発生してしまいますからね。

デメリット@は時価総額増減の後追いで動きが鈍重であること。
本来はインドの時価総額増加が他国より期待できると判断して「事前」に資金を投下するのが「投資」です。
こんなタイミングで安い中国株を売って高いインド株を買うとか思考停止ですか?(それがインデックス投資!)
当たるかはわかりませんが、ゴールドマンサックスは中国株が年末までに24%上昇と予想していますが、少なくとも売るならもっと前にやるべきですが判断放棄で後追いのインデックスは高く買って安く売るのが必然となります。

デメリットAは銘柄入替事前公表で自ら不利な方向に市場価格を誘導すること。
今回も2月29日の実施で全入替銘柄を公表しています。
売却銘柄はどうぞ先に売って価格を下げてください!購入銘柄はどうぞ先に買って価格を上げてください!と言ってるのと同じですね!?
入替銘柄だけの変動でファンド全体に与える影響は軽微なので好きにどうぞってところでしょうが、損させられているのは無駄に安く売ったり高く買ったりのインデックスファンド保有者であることは確かです。

そうは言っても、時価総額の後追いでも四半期ごとに銘柄入れ替えながら投資家には課税が発生せず適宜可変の時価総額比で長期保有できるのはインデックスファンドの大きなメリットですね。
ということで、今回の銘柄入替自体はセンセーショナルな見出しと比べて軽微ですが、トレンドとしては認識しておいた方が良いですね。
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posted by 韋駄天太助 at 11:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月09日

楽天ドライブは高速で使い勝手良好なクラウドストレージ!最大10GBの無料プランあり!

楽天シンフォニーは2月6日にクラウドストレージサービス「楽天ドライブ」を日本国内で本格提供開始と発表しました。
今更クラウドストレージに参入?という気もしますが、私が無料で有難いと思うネットサービスの10本の指(随分多いな!)に入るのがクラウドですし、選択肢が多いに越したことはありません。

私は主に無料ストレージサービスでグーグルDriveとOneDriveを使っていますが、楽天ドライブも新たにID/PWを設定する必要なく楽天IDで使えることがメリットですね。
(その紐付けを嫌がる人も少なくないでしょうが)
Gドライブはスマホとのファイル共有や受渡しが便利なので重要なファイルを保管することはなく主にPC・スマホの連携用として使っています。
この他にA4文書をカメラ撮影すると補正した上でPDF化してGドライブに保存してくれるサービスが便利で多用しています。(スキャナー不要!)
こういう痒い所に手が届くサービスって日本人も苦手ではないはずですが、ITに関しては全くセンスがなくアメリカ人(とは限らないが)の方が顧客ニーズを主体的に見つけて解決してくれ、そりゃ日本のヤフーや楽天がGAFAMに太刀打ちできる訳がないと痛感させられますが、それはさておき!?

OneDriveのWindowsPCでの便利な使い方はローカルフォルダとの同期による自動バックアップだと思いますが、私は同期が嫌なのでPC新調時やOS再インストール時に同期設定は必ず外します。
これでOneDriveを無視しておいても良いのですが、無料で5GBのクラウドはMicrosoftアカウントで使うことができるので非同期状態で切り離してPCファイルのバックアップ先として利用しています。
都度手動でやる必要がありますが、データバックアップ用のUSBメモリにコピーする時にOneDriveにも同じファイルをコピーするようにしています。

こうすることで、基本的には重要データがメインPCのローカルディスク、USBメモリ、クラウドストレージの3箇所に保管されます。
以前は古いPCから取り出したHDDを外付け記憶装置に変換してデータのバックアップを取っていましたが、そもそも取り出した時点で中古部品なので10年保管には向かないんですね。
データを確認しようと繋げたら寿命で無反応だった経験もあり三重保管の重要性を認識させられました。
その時はPC故障ではなかったのでそれ程困りませんでしたが、これがPC故障でローカルのデータが取り出せない状況でバックアップ用HDDも同時に故障して全て消えていたらと思うとゾッとします。

こういうケースでも保険的にクラウドにバックアップがあれば安心だし、同時にクラウドのデータも消えているという事態は考えなくても良いでしょう。
もちろんクラウドが安心安全な保管先と妄信している訳ではなく、ID/PWを知られた場合に情報漏洩リスクもあるし、そもそも何故無料で提供してくれるかと考えればグーグル・Microsoft・楽天らは顧客の所有データを「金のなる木」と考えているからで、的確な広告を打つのに情報を利用したい提供会社には個人情報を含む中身が丸見えな訳で悪意のある社員が権限を持ってアクセスしないとも限らないですからね。

PCのローカルディスク、物理的に切り離されたUSBメモリ(HDD)、ネットで繋がるどこかのサーバーにあるクラウドの3箇所に置いておけばデータ消失リスクは限りなくゼロになり、USBメモリの寿命もさほど心配する必要はありません。

ということで、楽天ドライブの無料プランも早速試してみました。
スマホではGドライブ以外に使うつもりがないのでスマホアプリの使い勝手はわかりません。
PCのWebベースで楽天IDでログインすると何も登録せず直ぐに使えるようになります。

無料では最大10GBの容量ですが、初期状態で与えられるのは1GBまで。
私もまだ試しているだけなのでここで止めていますが、追加で
メールアドレス認証 +4GB
アカウント追加情報入力 +2GB
フォルダ共有 +1GB
ファイル送信 +2GB
を行うと計10GBに拡大されるのでクリアするハードルは高くないでしょう。

見た目はGドライブやOneDriveのWeb画面とクリソツなので経験のある人は迷わずに使えると思います。
驚いたのは売りにしている「高速」!
個人の環境にも依るかも知れませんが、ファイルのクラウドへのアップロード、クラウド上でファイルをクリックして中身を表示するまでの時間がGドライブやOneDriveとは比較にならない程圧倒的に速い!
まだ利用者が少なくスカスカな影響もあるかも知れませんが、この高速が保たれるならサクサクでストレスなく使えるのが楽天ドライブの大きな利点になりそうですけどね?

「Microsoft365」を搭載していることも売りになっていますが、私が試したところ無料プランでは閲覧しか出来ないようでメリットはありませんでした。
GドライブやOneDriveでは無料プランでもクラウド上で編集保存が出来るので劣りますが、個人的にはクラウドが保管先でファイルに変更を加えないので問題にはなりません。
どうでもいいファイルを試しでアップして、エクセル・ワード・PDF・画像(jpg)・動画(mp4)を開いてみましたが、サクサクで開いてクラウド上で中身を確認するには充分です。

既存のID/PWを流用できる無料サービスだけでGドライブ:15GB、OneDrive:5GB、楽天ドライブ:10GBのクラウドストレージ計30GBが使えます。
用途や使い分けを考えながら、楽天ドライブも無料で有効活用していきたいと思います!
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2024年02月02日

SBIアセット「EXE-i グローバルサウス株式ファンド」は高評価!エマージング指数の代替になる!?

昨年10月に設定されたSBIアセットマネジメントの「EXE-i グローバルサウス株式ファンド」は着眼点の良いパッケージ型新興国ファンドだと思います。

悪く言えば、主にiシェアーズの国別(一部地域別)新興国ETFを寄せ集めてパッケージにしただけなのですが、良かったのは「南半球」(?)という観点で国を選んだこと。
多くの新興国株ファンドが対象指数としているMSCIエマージング指数には偏りがあると考えています。

多少比率は下がったと思いますが、中台韓で構成比の5割以上を占めて新興国指数というより(日本除く)東アジア指数と呼んだ方が適切なのではないかと?
(台湾のTSMCや韓国のサムスンなど世界最先端の半導体メーカーもあり、部分的には日本より遥かに先進地域ですけどね!?)
世界の新興国に幅広く分散投資しているつもりで新興国ファンドを買っても、その資金の過半は近距離の3隣国に投資されます。

ようやくインドの組み入れ比率が台湾韓国と同程度の15%程度まで上がって来ましたが、10年前はブラジルより低い6-7%程度でした。
現状インド国単独の投信が売れ行き好調な理由の1つに新興国ファンドではインドをカバーするには物足りないと考える投資家が多いこともあるでしょう。

グローバルサウス投信は東アジア地域を完全に対象外としています。
(アセアンは東「南」アジアだからセーフ!?)

月次レポートで12月末の国別組み入れ比率を見るとトップ5は以下の通り。
@インド23.0%、Aブラジル22.0%、Bメキシコ10.7%、Cサウジアラビア8.0%、Dインドネシア7.6%
この5カ国で7割超を占めるのでその他グローバルサウス各国が騰落率に与える影響は小さく、かつ東アジアは完全に対象外で無関係となるのがこのファンドの特徴かと。

このファンドは以下のニーズに応えられそうです。
●新興国の中でも上記5カ国(特にインドとブラジル)を比較的ポジティブに見ている
●インドに期待はあるものの新興国単国への投資には不安だから分散したい
●台湾の地政学リスクが心配だから中台を外したい(そんなに心配なら日米も外した方が!?)
●中国が日本のバブル崩壊と少子化・デフレの後追いで株価が長期低迷すると信じて疑わないので中国を外したい人
●ただただエモーショナルに中国・韓国に投資したくない人(少なくないですね。)
●MSCIエマージング指数自体が歪であると考える人(私のように東アジアの構成比が高過ぎて気に入らない人)

このファンドはインド等の単国に投資するほど新興国にのめり込んではいないが、MSCIエマージング指数連動から乗り換える、あるいは一定割合を振り分ける際の受け皿になると思います。

ネックは信託報酬税込0.582%程度が決して低廉なコストではないこと。
Slim新興国の約0.15%と比べると高いですが、海外ETFの信託報酬(0.45%程度)にファンドが0.132%を加えているので、どうやっても0.45%以下には下がらずコスト差は埋まらないでしょう。
メジャーな東アジアを外した上で小粒な新興国各国単体のETFを集めてパッケージにしていることを考えれば高くないし頑張っていると思います。

組み入れ比率1位のインドに関しては、SBIアセットが少し前に組成した「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」と同じマザーファンドを使ってコストを抑えています。
それならSBIアセットさん、上位5カ国だけはパッケージでなくインド同様に国単体のバラ売りファンドも出して下され!
2位のブラジルだけでもいいから出して下され!

個人的には単国で投資できれば「グローバルサウス株式ファンド」を購入する機会はないかなと思いますが、エマージング指数に代わるか並列で使える新興国株のパッケージ型ファンドの登場は高評価したいと思います!
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2024年01月26日

ニッセイ・Sは残念な展開を見せるもS米国株式500インデックスファンドには可能性あり!

ニッセイアセットは昨年11月に信託報酬税込0.05775%で似非的S&P500指数の「ニッセイ・S米国株式500インデックスファンド」を投入して注目されましたが、その後の商品展開は残念な方向性となりました。

昨年内に外国株連動を次弾として出すと日経で報じられましたが、12月に投入されたのは信託報酬税込0.11%の「ニッセイ・S米国連続増配株式インデックスファンド」でした。
このファンド自体に文句がある訳ではなく出すのは結構なのですが、第一弾の内容から<購入・換金手数料なしシリーズ>の中に超低コストファンドのミニシリーズを「S」として展開するのではないかという期待は脆くも崩れ去りました。

約束してないしお前が勝手に妄想しただけと言われればそうなのですが、この展開で明らかになったことは既存の<購入・換金手数料なしシリーズ>と競合するような低コスト版のファンドを「S」として出すつもりはないということ。
例えば、シリーズの顔であり純資産6千億円越えで信託報酬0.09889%の「ニッセイ外国株式インデックスファンド」があるのに信託報酬0.5%台で似非コクサイ指数連動を「S」で加えて自社内で顧客が移動して利益を減らすようなサービスはしないということ!?

ニッセイによれば、「S」には「Smart」「Selected」「Solactive社」などの意味や思いが込められているそうですが、今後の投入商品も既存シリーズの邪魔をせず隙間を埋める「Selected」なニッチ分野がメインになるのではないでしょうか?
先進国株ファンドを顔にして資金も集まっていたニッセイは米国株ファンドの投入が他社より大幅に遅れました。

昨年11月時点でeMAXIS Slim等と同じコストでS&P500連動を出したところで全く売れないことは予想できたし、ニッセイにとって邪魔される既存の米国株ファンドもないので思い切って信託報酬0.5%台でライセンスフィーも抑えて「S」ファンドを出すという奇策(!?)に打って出たと思います。
よって、これ以上のインパクトを与える「S」ファンドが今後投入されることは考えにくいと思います。

ちょっと残念な展開ではあるのですが、S米国株式500にはまだまだ充分な可能性があると思います。
純資産はまだ13億円ですが、現時点でSBI証券の積立設定件数(月間)で20位、積立設定金額(月間)で15位に位置しています!

まだパフォーマンスを比較できる段階にはありませんが、一ヵ月騰落率ではSlim米国の6.53%に対して6.52%で差異は誤差に過ぎません。
対象指数に騰落率の差が生じないと仮定すれば、年間騰落率は信託報酬差でニッセイSが0.04%強確実に上回るものの、新設ファンドでその他費用が嵩みがち、かつ巨艦ファンドのSlimのように規模の経済が働かずに信託報酬以外でコスト差が0.04%以上生じるか否かが両者のパフォーマンス優劣を左右するかと。

「S」ファンドではありませんが、ニッセイが昨年3月に設定したNASDAQ100ファンドはNISAつみたて枠非対象にも関わらずSBI証券の積立設定件数(月間)でなんと第1位です(笑)。
同時期設定のニッチなSOX指数ファンドでさえ積立設定件数(月間)で第11位です(笑)。

NASDAQ100は似非指数ではないのに信託報酬が最安レベルであり、エヌビディアが牽引するSOX指数は時流に乗って人気化している面もあると思いますが、ニッセイS米国株と共通しているのはニッセイらしい圧倒的な低コストで投入されたファンドであること。
SOX指数ファンドなんて私の印象では昨年全然売れてないし注目もされていませんでしたが、積立件数11位とか驚きです。
この人気とニッセイが築いてきた<購入・換金手数料なしシリーズ>の信頼とブランドも無関係ではないはず。

やっぱりファンドが認知されて手を出すようになるまで1年程度は掛かるので、S米国株式500もしっかり運用してS&P500ファンドから乗り換えても大丈夫、少なくとも少しはアロケーションしてみようかと思わせるまで地道に頑張るしかありません。
何と言っても、販売会社信託報酬分が還元される証券会社なら実質の信託報酬が年間0.039%程度まで下がる圧倒的な低コストファンド!

このファンドが支持されれば、ニッセイが「S」を自社既存との競合上等で超低コストファンドシリーズ化路線に舵を切るかも知れないし、他社が二匹目のどじょう狙いで似非メジャー指数のライセンスフィーを抑えたファンドを投入して来てもう一段の低コスト化競争が起こるかも知れませんね。
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2024年01月19日

ブラジルETFが高配当吐き出しで困るのでどこかインデックスのブラジル株投信を組成して!?

高配当好きのために東証ETFの隠れ高分配利回り銘柄を特別にコッソリ教えましょう!

ずばり「NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信(1325)」です!?
東証マネ部によると、分配金利回り実績では東証ETFの中で5位となる7.08%です!

その上位にはカバードコールやVIX先物等が並ぶので、株価指数連動で7%を越える分配金利回りはライバルが見当たりません。
でも、高配当狙いでブラジルETFを買いましょうという煽りもあまり見ませんね。
配当狙いならJTよりブラジルETFの方が断然高利回りとかいう煽りもない!?

ネックが大きく2つあると思います。
1つは新興国とは言えど信託報酬税込1.045%が高めであること。(配当狙いだけではなく譲渡益狙いでもネックではあるが)
2つ目は高配当の継続性に疑問符が付くこと。

このETFは2008年の上場以来2021年まで一度も分配金を出しませんでした。
ところが、2022年からいきなり高分配ETFに変身して2年連続で7−8%の高利回り分配金を吐き出しました。

私はこのETFで分配金は発生しないものと捉えていたので、いきなり7%もの分配金を勝手に出されても迷惑なんですよ!?
と貰っておいて贅沢を言ってはいけませんが、年間の分配・配当金総額を一定の範囲に収めたいと思っているのにブラジルETFの高分配が全てぶち壊してくれる!

詳細を調べた訳ではありませんが、ボベスパ指数連動の東証ETFとは対象指数が異なるものの同じくブラジル株価に連動する米国ETFのEWZも2021年辺りから急激に分配金が増えたので、ETF側の要因ではなく対象ブラジル企業が近年急激に配当を増やしたことが高分配ETF化の要因と思われます。

1325ETFは高分配のみならず2023年の年間騰落率も+40.3%の好成績でした。
ボベスパ指数の同期間騰落率は+22.3%なので、指数を18%上回った要因の多くはドルに対する円安とドルに対するブラジルレアル高によるダブルの為替好影響と推測されます。
年間で値上がり40%で分配7%の計47%の利益なら信託報酬1%も安いものですけどね!?

今の日本の環境ではブラジル株指数に低コストで投資する手段は限られます。
高コストのアクティブファンドを除けば、この東証ETFか米国ETFのEWZ(経費率0.59%)の二択でしょう。
実はインデックス型投信の「ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ − ブラジル株」がありましたが信託報酬は税込0.968%でETFと然程変わらず、何よりも信託財産留保額を購入時と売却時の往復で0.6%x2を徴収するという代物だったので昨年11月時点でも純資産額は5億円程度しかなく今年の1月15日にヒッソリと償還されました。

日本におけるインデックス型ブラジル投信・ETFは競争相手が少なく高コストなので投信組成で本邦投資家の需要を取り込むチャンスです!
インド程の需要はないと思いますが、新興国の中では大きいブラジルです。
継続するかわからないがインデックス指数のレベルではない高配当もアピールになります!

配当分を分配せずに含んで欲しいのでEWZには劣っても0.6-0.7%の信託報酬で投信組成してくれれば1325ETFから乗り換えたいんですけどね。(高分配のキャッシュとかほんと迷惑!?)

EWZを買うだけファンドでもいいので、配当金をファンド内で再投資して分配しないで欲しい!
ということで、長期のチャリンチャリン高分配狙いとして1325ETFを買うなら継続性にはやはり疑問です。
それはボベスパ指数主要銘柄が高配当を今後も継続するか否かに掛かっています。

基本はキャピタルゲイン狙いで高配当は続けばラッキー程度に考えておいた方が良いでしょう。
2年間で計15%程度の分配はデカいし有難いんですが、想定外に突然そのキャッシュを振り込まれても困るんだって!?

どこかがEWZ並みに低コストのブラジル投信を組成して配当は含みにして下さい!
グローバルサウス投信を組成したSBIアセットか、先進的個性的な指数着目でヒット量産のiFreeNextシリーズを持つ大和アセット辺りに期待したいんですけどね。どこか頼みます!
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2024年01月12日

今更ながらSBI証券積立用に三井住友カードを取得!NISAつみたて枠はこれ1本で終わり?

他証券ではクレカ積立も使っていましたが、SBI証券では一般NISAを選択して積立を行っていなかったし、新NISAが始まってもクレカは不要かなと考えていました。

私が取得するなら平カードなのでSBI証券指定の三井住友カードは0.5%還元。
月に5万円積み立てても還元は月にたった250円相当の話で年間でも3000円。
普段使いでも基本0.5%還元なのでクレカ積立以外に用はなく、月250円のためにわざわざクレカ一枚増やすのも面倒だし要らないかなと考えていました。

クレカ積立カード決済上限額の月10万円への引上げが検討されていることは知っていましたが、各ネット証券は基本持ち出しのサービスとして0.5-1.1%のポイントを付与しているのであり、10万円に引き上げられても同じ還元条件なら証券会社の負担が重くなり改悪なしには維持できないだろうと見ていました。
5万円でも楽天証券は楽天カード1%還元の負担に耐えられず改悪した前例もあります。

ところが、SBI証券は昨年12月15日のプレスリリースで
「当社は関連法令改正があり次第、クレジットカードでの投資信託の購入上限額を現在の5 万円から10万円に引き上げることを検討しています」とコメントしました。

もちろん還元率を変更しないとは一言も言っていない訳ですが、そもそも他社よりも低めの0.5%還元を更に下げることはないだろうと予想しました。
還元率変更なく上限10万円に引き上げられた場合には月500Vポイント還元、年間6,000Vポイント還元、NISAつみたて枠で上限を5年間継続した場合には30,000Vポイント還元になります。
これなら取得しても良いかなと思い、クレカの枚数をまた増やすことは気が進まなかったのですが、スタンダードの三井住友カード(NL)を申し込むことにしました。

最短10秒の即時発行を選択して申し込むと申込完了とカード発行連絡のメールが同時に届き審査に1秒も掛かってないやん!
人は介在してないし不可能な技です。
クレヒスだけは何十年遡られても一度の支払い遅れもなく完璧ですけどね。

さて、0.5%還元でもバカにできないことを別の観点から検証してみましょう。
私がNISAつみたて枠で投資対象予定の「eMAXIS Slim全世界(除く日本)」の信託報酬は税込0.05775%です。
SBI証券ではこの投信の保有に対して年間0.0175%分が毎月還元されるので実質信託報酬は年間0.04025%まで下がります。
これにカード積立時の還元0.5%が加わる訳なので、12.4年分の信託報酬がチャラになります。

ザックリ言い換えると、SBI証券クレカ積立と投信マイレージにより12年間は信託報酬実質0円で保有出来て13年目の途中から掛かる信託報酬も実質0.04%の超低コスト運用となります!
(実際は別枠でその他経費が掛かることには注意。)

カード取得が1月積み立て分には間に合っていないので、取り敢えず2月以降で月5万円のカード積立を設定しました。
SBI証券がカード積立上限額を10万円に引き上げた場合には、還元率の低下がない限り速やかに毎月の積立額を10万円に変更します。
遅くとも来年には上限引き上げが為されていると思うので、つみたて年間120万円枠はクレカ分だけで埋めていくことになるでしょう。
今年途中に引き上げられた場合には埋め切れないので不足分は(現金積立分の)ボーナス設定で補うことになると思います。

昨年末につみたて枠の潰し方を色々書きましたが、私自身はカード積立の拡大規定路線もあって素直に毎月10万円積み立てで埋めていくことになりそうです。
(同時に何かを10万円程度売っていくことはあるかも知れないけど)

まあ、つみたて枠をカード積立だけで使い切れれば成長投資枠だけ埋めることを考えれば良いので、なるべく早くカード上限10万円への拡大と還元率低下のないことを願うだけです。
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posted by 韋駄天太助 at 16:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月05日

世界的な選挙イヤーとなる2024年!台湾に始まり大トリ米国トランプに続く選挙ドミノは波乱含み?

2024年が始まりましたが、今年は世界的に歴史的な選挙イヤーとなるようです。
対象国数と人口は伝えるメディアによってバラバラなのですが、数の多かった日経によると70カ国以上で選挙が行われ、世界で30億人を越す有権者が投票用紙を手にするようです。

2024年は世界の民主主義が試される年、世界の政治体制がリフレッシュされる年、世界の秩序が塗り替えられる重要年と言えるかも知れません。
大きなところでは、1月には早くも米中関係に影響を及ぼす台湾の総統選、2月にインドネシア大統領選、3月にはプーチン確実視のロシア大統領選、4月韓国総選挙、4月-5月にインド総選挙、6月に欧州議会選挙とメキシコ大統領選など。

この他にもイギリスのスナク首相が24年後半の総選挙を想定と発言し、日本も解散総選挙が行われるかも知れませんね。
そして、各国の選挙結果を受けた後に行われる11月の米大統領選。

こういう年はトレントが世界に伝染していき大きなうねりを生む可能性がありますね。
例えば、世界的に右傾化のトレンドと選挙結果が相次ぎ、米大統領選でもトランプを再度担ぎ出す機運が醸成されるとか。(サプライズでも何でもないが)

米大統領選の年は株高になるというアノマリーが強く信じられているようですが、実際はそうでもありません。
ニッセイアセットによれば、1956年から2019年までのデータで選挙年のNYダウ騰落率は+5.1%で別に全然高くありません!
選挙翌年は+7.0%でもう少し上がりますが、これも今までのNYダウなら凡庸な騰落率でしょう。

実は選挙前年が際立って+16.0%と高く、2023年のNYダウ騰落率約+14%もアノマリーを裏切っていません。
S&P500は昨年約+24%上昇しており、今年も大統領選があるから引き続き大きく上がるとか実は過去の統計データが否定しています。

米国のCPIや金融政策も気になりますが、2024年は相場を動かす政治ネタも一年中尽きないかも知れず、トップバッターを務めるのが米中の狭間にある台湾でトリを務めるのが劇場再演のトランプが掻き回す米大統領選というのも波乱なき一年を想像する方が無理という感じですね。
2024年は相場を見守るなら世界の民主主義も見守るべき一年になりそうですね。

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posted by 韋駄天太助 at 16:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月29日

新NISAも始まる2024年は同じく日経3万円台の1990年に思いを馳せたい!横並び日本人の集団行動は不変!?

米国利上げとCPI大して下がらずの景気後退で株価には厳しい1年になるとの大方の年初予想に反して、2023年は結果株価絶好調の1年でフィニッシュしそうです。

さて、日経平均が33,000円台でNYダウが史上最高値更新中の37,700レベルは株の買い時でしょうか?
来年からは新NISAが始まります。

こういう時こそピタリ34年前の日本バブル絶頂期の教訓を思い出したいものです。
1989年12月29日の大納会に日経平均は史上最高値38,915円を付けて引けました。
誰もが翌年へと未来へと続く輝かしく強い日本を信じて疑うことはありませんでした。

ところが、高揚感に包まれる中で1990年は日本の歴史的な株価大暴落が始まり、年内最安値は約50%ダウンの19,781円で大納会は約40%ダウンとなる23,848円で1年を終えました。
(仮に年初に360万円を一括投資していたら・・?)
その後も株価は右肩下がりで日本は転落を続けることになるのですが、日経平均が3万円台に復活したのはようやく今年の2023年で33年の歳月が過ぎ去りました。
(2021年にも瞬間的に何度か3万円台を付けたが定着したとは言えない。)

さて、2024年は新NISAが始まり投資資金を拡大するタイミングとして適切でしょうか?
ここから日経平均が約18%上昇すれば史上最高値に届くので2024年中の史上最高値突破も夢物語ではなくなって来ました。(5年前に言えば鼻で笑われますが)

このタイミングで新NISA開始の日本人が貯蓄から投資への大移動も偶然の一致とは思えないんですよね。(勿論悪い意味で!?)
日本人が徒党を組んで横並びの集団行動を始めたら逆に行くか離れていた方が無難です!?

34年経っても投資に基本的に向かない国民性が大きくは変わらない訳で、最近私が感じた例で言えば、レバナスの買い煽りピーチクパーチク最大音量と天井はほぼ一致していたと思います。
NASDAQが最高値圏に再接近する今の時点まで持っているか買い続ければ盛り返した筈ですが、基準価額60%ダウンの過程で耐えられずに逃げ出して投げ出してしまったのか、二度目の天井圏ではレバナス連呼の声は激減していますね。
(ある意味言い続けている人はジェットコースターから逃げずに信念があり立派です!?私も保有分は上げ下げ上げに付き合って投げていませんけどね。)

新NISA開始年も天井と一致するかも知れないし、しないかも知れません。
ポジティブな面を言えば、34年の間に投資主体も世代交代してバブルで美味しい思いをした訳でもなく、停滞社会の中で物価高や増え続ける税・社会保障負担と減り続ける老後保障に喘ぐ現役世代に長期投資を促し資産形成を支援する制度がNISAです。
ジュリアナ東京のお立ち台で浮かれて踊り狂っている訳でもないのに、30年前のような天罰を落とされる謂れはないでしょう!?

しかしながら、30年経っても日本人の金融リテラシーの低さと投資に向かないダメな国民性が不変であることも節々に感じさせられます。
1989年の日経平均はPER約60倍のバブルだったのに対して、現在の日経平均PERは約15倍なので地に足が付いていない状態ではないし、大暴落するほどの高みに達している訳ではないと思います。

それより米国S&P500の24倍近いPERの方が気になりますね。
そう言えば、新NISAでS&P500にだけひたすら投資していればパフォーマンスも高いし大丈夫という声の大きさと買い煽りも気になりますね!?
自分が腑に落ちて納得していれば良いのですが、その人気と期待は既に織り込んでいるから高PERが正当化される訳で、ホームカントリーバイアスの強い素人ジェイソンやパックンがそう言いやってるからという理由は止めましょうね。
崩れた時の下方向への大きさは日経より米国株の方が大きいかも知れないし、「マグニフィセント7」と「S&P493」の合計パフォーマンスである「S&P500」がこの10年とは異なり長期的に冴えない可能性もありますね。

少しネガティブな話を年始にはしたくなかったので年内最後に書いておきました。
2024年からNISA制度自体は上手く使って行きたいですね。

今年も弊ブログにお付き合い下さり有難うございました。
良いお年をお迎え下さい。
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posted by 韋駄天太助 at 13:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月22日

インド株投信の競争激化!先物運用でも成長投資枠採用とSMTAMが信託報酬0.308%で参入!

2023年はインドの株価指数も史上最高値を更新しつつ堅調に推移しましたが、日本においては低コスト投信が複数投入され手数料競争も激しく繰り広げられた1年でした。
高コストで手を出しにくかったインド投信がいつの間にか新興国の中では最安レベルの信託報酬と言えるまでに下がって来ました。

来年の競争へも続く今年最後の一撃は三井住友トラストアセットが投入した「SMTAMインド株式インデックス・オープン」です!
信託報酬が驚愕の年間税込0.308%!これインド株ですよ!

設定が12月15日で始まったばかりなのでまだ評価不能です。
今のところauカブコム証券での取り扱いは決まっているので、順次大手ネット証券では取り扱いが始まるものと思います。
信託報酬の販売会社取り分が税抜0.1%なので、SBIや松井で取り扱いが始まればインド投信で実質信託報酬0.208%の驚愕コストとなりそうです。

運用の中身もまだわかりませんが、対象指数は円換算配当込みのNifty50指数で、現物取引・株価指数先物・他のいずれか又は組み合わせで運用すると曖昧な書き方しかしていませんが、おそらく大和やauと同じく100%近い先物運用になるのではないかと予想します。
その2ファンドと比べてもコストで0.16%程度下回り、低コストインド投信の中でも頭1つ抜けているので他社の追随含めて動向はチェックしておきたいですね。

さて、大和アセットの「iFreeNEXT インド株インデックス」が滑り込みで12月1日に新NISA成長投資枠の対象になったと発表されました。
私が以前のエントリー(↓)で指摘したように先物運用であることから金融庁が許可せず調整に手間取ったものと推察します。

【NISA成長投資枠でiFreeNEXTインド株インデックスが購入不可のトンチンカン金融庁規制が炸裂するか!?】
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/499900587.html

一方で、SBIアセットの「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス」は9月設定にも関わらず10月には成長投資枠対象と公表されました。
こちらは現物運用なので拒否される理由もないのですが、現時点の純資産はSBI157億円に対して大和525億円。
(まあSBI専売で後発なのに直ぐに100億円集めたSBIの方の勢いが勝るのは確かだが)

SBI証券における販売金額(週間)はSBI10位に対して大和15位、NISA販売金額(週間)はSBI5位に対して大和6位。
パフォーマンスはまだSBIの実績が浅くて比較できる段階ではありませんが、1カ月騰落率を見るとSBI+4.25%に対して大和+4.48%で勝ります。
もし、この両ファンドの一方だけがNISA対象でもう一方が不適格という扱いを受けるなら、あまりにもトンチンカンな規制であり不可解です。
どういう経緯を辿ったかは不明ですが、ギリギリの段階で金融庁側が「正義」として定めたはずの「デリバティブはヘッジ目的に限る」というルールを曲げるしかなかったのでしょう。

金融庁と同じように先物は長期投資に適さずコスト高になると頭ごなしに否定して受け付けない固定観念を持っていると選択を間違えるかも知れませんね!?
(金融庁もこの件に限らずNISAでアレコレ規制を掛けて上から目線で番人をやるなら正しい判断を迅速に下すためにもう少し勉強して頂きたいですね。)

インドの場合は現物投資もコスト高なので、連動指数がSENSEXとNifty50の違いはあれ、どちらのファンドがより高いリターンを生むかは見物です。

一時期はSBI・iシェアーズが人気でも大和iFreeに大きな差を付けましたが、懸念されていた新NISAで引き続き購入できる安堵とパフォーマンスで今のところSBI・iシェアーズに勝ることもあってかSBI証券内でもインド投信の人気トップを2分するレベルまで盛り返してきました。
この競争へ更に低コストとなるSMTAMインドも絡んで来て欲しいですね。

今のところコレを買っておけば大丈夫と言える低コストの定番インド投信は決められないですね。
パフォーマンスを比較するにも最低1年、詳細コストが判明するのも設定から最低1年なので、2024年は思い入れも決め打ちもせずにこれらファンドの競争をフラットに眺めた方が良いと思います。

インド株投信の信託報酬が0.3%-0.4%台で3つも4つも選べる環境にあるのは最高値を更新するインド株価指数の好調さ故なので、ちょっとスピード違反で24年は反動もあるかも知れませんが引き続きインドの力強い成長にも期待します!

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posted by 韋駄天太助 at 17:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月15日

一般NISAから新NISAつみたて枠に手動ロールオーバーする具体的手法を考える!

一般NISA(簿価120万円x5年間)は非課税期間を順次2023年から2027年までに終了することになります。
新NISAつみたて枠を最大で使えば簿価600万円(=120万円x5年間)を2024年から2028年の最速5年間で埋められます。
簿価と期間5年は一致しているので、手動ロールオーバーを行うにはええ感じのように思えますね!?

よって、旧一般NISAから新NISAつみたて枠に手動ロールオーバーする方法を考えてみますが、考え方はより簡単な成長投資枠への移管でも、特定口座から移管する場合でも応用して活かせると思います。

(a)毎月積立時に一般NISA終了年分をロールオーバーする場合
まずは一番わかりやすく簡単な方法から。
つみたて枠で開始年の2024年から毎月積立10万円で設定して、2024年終了分(2020年投資枠)の一般NISAからロールオーバーします。
同じ商品なら一般NISAで単純に毎月10万円の売却注文を積立日に合わせて出すだけです。
(類似でも商品が異なる場合は約定日も一致していることを確認し、異なる場合は約定日を合わせます。)
一般NISAで含み損の場合は埋め切れなくなるので、一般NISA翌年分や特定口座や手持ちキャッシュから補充します。
一般NISAで含み益の場合は余った分を成長投資枠にロールオーバーするか、特定口座に移すか、普通に売って現金化しましょう。
この方法のメリットは2024年から4年間は完全非課税でロールオーバー可能なこと。
デメリットはわかると思いますが、一般NISA23年終了分と28年積立枠が宙に浮くので、それは好きに処理してと言う他ありません!?
1つの解決策は次の方法になります。

(b)毎月積立時に特定口座に移した一般NISA前年終了分をロールオーバーする場合
2023年に終了する一般NISAを2024年のつみたて枠にロールオーバーできれば綺麗に120万円x5年分の移動が完了するのですが不可能です。
よって、一般NISAで23年には売らずに特定口座に移して24年つみたて枠にロールオーバーすることを以降2028年まで繰り返すことで、間接的にワンクッション置いた5年分の移管が可能になります。
方法は(a)と同じで移管元が一般NISAから特定口座に変わるだけで毎月の積立日に10万円売却していくだけです。
デメリットはもうわかると思いますが、特定口座なので実現損益が発生して徴税となる場合があります。
しかしながら、年間で移管する金額は120万円であり特定口座に移された年初時点では損益ゼロから始まるので毎月10万円x12カ月の売却損益の幅はたかが知れてるでしょう!?
このデメリットとトレードオフにはなりますが、多少の実現損益を受け入れることで一般NISA5年分を新NISAつみたて枠最短5年分に丸々突っ込んでいくことが可能になります!

(c)年初ボーナス設定に一括で一般NISA終了年分をロールオーバーする場合
わかりやすく言えば、年12回ロールオーバーする必要のある(a)の方法を年1回で終わらせる方法です。
非課税枠から非課税枠への移行なので基本的にいつ行っても構いません。
一気に120万円分移すことも可能だとは思いますが、「つみたて枠」の主義主張に背かないためにも(!?)毎月100円積立の基本設定にボーナス枠119万8800円を使う前提で話を進めます。
24年年初にボーナス日を設定すれば23年12月中に注文を出してロールオーバーできるので、これを例に取ります。
移管元は一般NISA24年終了分なので、一般NISA23年終了分は好きに処理して下さい。
SBI証券の場合、新NISAつみたて枠でボーナス月の金額を119万8800円、設定日を1月1日にすると発注予定日は「2023/12/30」と表示されます。
大発会の前営業日が大納会となるのでこのような表示になりますが、注文が受け付けられには翌年1月4日の大発会になります。
よって、大納会後から大発会の15時までに一般NISA24年終了分に119万8800円の売却注文を出せば一括のロールオーバー完了です!
毎月積立の計1200円分は枠0.1%分の誤差なので普通に積立して枠を埋めましょう。
デメリットは(a)と同じで移管できるのは一般NISA4年分で5年目のつみたて枠は空いてしまうし、一般NISA23年終了分は宙に浮きます。
メリットは(a)と同じく4年間非課税でのロールオーバーが可能な上に手間を年一回で終わらせることが出来ます!

(d) 年初ボーナス設定に一括で特定口座に移した一般NISA前年終了分をロールオーバーする場合
わかり易く言えば(b)の年一括バージョンでやり方は(c)と同じなので細かくは説明しません。
この場合のメリットは手間が1回で済むだけではなく、毎月積立よりはデメリットとなる実現損益を小さく抑えられる可能性が高いこと。
一般NISAから特定口座に払い出されると年末最終営業日の時価が取得価額となるので、年初にロールオーバーする場合には約定日となる大発会の翌営業日までの価格変動(x20%=税額)に限定されます。
この方法なら実現損益発生のデメリットはあっても、一般NISA5年分を年1回の手間で最短5年でつみたて枠にロールオーバーできるので個人的にはベストかと思います。(私はやらないけど!?)

<参考> (e)年初ボーナス設定に一括で一般NISA前年終了分を非課税で似非ロールオーバーする場合
誰もが考える方法だし実行する人も多いと思いますが、一般NISAで年末ギリギリに売って年初に新NISAで買い直せば課税なしで5年分をキッチリ移管できますが、買いタイミングは一致しないのでロールオーバーにはなりません。
成長投資枠に移管する場合は受渡日が大発会となる12月中の該当日に買い注文を出し、一般NISAでは大納会が受渡日になる日に売却注文を出すことで価格変動(約定日のズレ)を最短1営業日に収めることも可能ですが、つみたて枠は積立日が2024年中になるので年末年始の価格変動をモロに受けてしまいロールオーバーとは言えないと思います。
年末年始を挟むと日本は休んでいますが、海外市場は動くし売り買いの価格差が想像以上に開くこともあります。
それでも良ければ、一般NISAで大納会受渡となるよう119万8800円の売り注文を出し、つみたて枠のボーナス年初設定で大発会翌営業日の同金額約定で似非ロールオーバーは可能ですね。

個人的には(d)の方が実現損益は発生するものの、売りと買いの価格差は生じず、年末年始で大きく約8%動いたとしても実現損益は10万円以下で課税は発生しても2万円程度と見積もれるので(e)より良い方法だと思いますけどね。
(成長投資枠に移管する場合でも特定口座に払い出された年初に売り買いの注文を合わせてロールオーバーした方が良いと思いますね。課税は1万・2万のレベル!)

(a)(b)の毎月積立でのロールオーバーはメリットが少ないように思えますが、一括では貰えないクレカ積立ポイントを貰いながらロールオーバーしたい人はいるでしょう。
また、ロールオーバーで売却資金を購入資金に充てることはできないので、一時的に購入資金を賄うキャッシュが必要になります。
一括で100万円はなくても月に10万円以下なら向こう一週間の生活費だけ残しておけば直ぐに売却資金は入って来るので資金繰りがやり易いという人もいるでしょう!?

これらの方法を実行したい人はご自身でしっかり消化して下さいね。
アイデアや理屈を書きましたが、各証券会社の独自ルールや運用方針による制約を理解している訳ではなく、クリスマス前後は投信の休場日設定も多く、スケジュールに余裕を持って約定日と受渡日を事前に確認しながら注意深く注文を行う必要があります。

一般NISAから新NISAつみたて枠へのロールオーバーを理解できれば、「特定口座から」でも「成長投資枠へ」でもロールオーバーの実行はより容易なはずです。
一般NISAの人は23年終了分をどうするかはもう方針決めなきゃいけないし、24年初からロールオーバーするならもうスケジュールに余裕はないので急ぎつつ計画的に行きましょう!
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posted by 韋駄天太助 at 15:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月08日

積立嫌いに送る新NISAつみたて枠の潰し方(2):手動ロールオーバー先にすれば積立制約は形骸化!?

旧NISAから新NISAへの自動ロールオーバーは不可なので手動での移管を検討する人は多いと思います。
また、特定口座で売却してその資金で同一か類似商品を購入して新NISAへ実質的にロールオーバーしたい人も多いでしょう。

この場合に売買タイミングを合わせることで移管に伴う価格変動リスクを避けられるし、価格変動を気にしないことで多額の資金でも一気に移管してNISA枠を埋められるメリットもあります。
でも、自由度の高い成長投資枠をロールオーバーで埋めてしまうのは勿体ないですね。

まず第一に移管先は制約が多くて融通の利かない「つみたて枠」を使えないかと考えるべきです!
この場合に問題は2つありますが、1つ目は商品が厳選された「つみたて枠」には移管すべき該当商品が存在しない場合。
でも、特定口座で金ETFを売ってNISAでS&P500投信を買う訳ではなく、米国市場に右へ倣えで動く世界の多くの株式なら天底や上下動は米国株指数に似た動きをするので売買タイミングを一致させて移管できます。
例えば、米国株指数(S&P500)・先進国株(コクサイ指数)・全世界・日本株指数の投信・ETFの間であれば、約定のタイミングを合わせれば移管元と先の商品が異なっても気にせず手動ロールオーバーできるでしょう。

2つ目の問題はつみたて枠では買いタイミングが積立日に制約されてしまうことですが、いやいやまさにその為につみたて枠をロールオーバー先にして潰してしまう訳です!
ロールオーバーは実質いつ行おうが大勢に影響はありません。
売買のタイミングがずれることで生じる価格変動を避けたいからロールオーバーする訳で、常に高く売って安く買える自信のある人はズレによる価格変動を徹底的に利用しましょう!

買いの積立日に合わせて売却を進めてロールオーバーをすることで「つみたて枠」の買いタイミング制約を形骸化させて非課税枠を埋められて、より自由な成長投資枠をロールオーバーなんかで埋めることなく有効活用できます。

仮に旧一般NISAから新NISAつみたて枠に同一商品で手動ロールオーバーする場合は積立額に一致する金額を同日に売却していけば課税なしの完璧なロールオーバーが可能です。
同一カテゴリーの類似商品、たとえばFunds-i新興国からeMAXIS Slim新興国に信託報酬を下げつつ移管する場合も金額を合わせておけば価格変動を避けたロールオーバーが可能。
カテゴリーを若干変えてSlim米国株からニッセイ先進国に移管する場合でも価格変動は避けられますね。

特定口座でも課税前の金額で合わせるなら完璧なロールオーバー、課税後でも概算で近い金額の移管は可能。
移管前がETFなら売買タイミングが若干ズレることもあるし1円単位では合わせられませんが、新NISAつみたて枠の類似投信に概算で移管することは可能です。
(個別株から投信だって難易度とズレは大きくなりますがロールオーバー可能は可能ですね!?)

ということで、積立嫌いがつみたて枠を捨てずに活用するためには、
(1)ボーナス設定でスポット買い枠化
(2)ロールオーバー先にして買いタイミング制約の形骸化
が有効ではないかと考えてみました。(私が実行するとは限らない)

旧つみたてNISAを使っている人は非課税期限もまだ先なのでロールオーバーする必要はないと思われますが、旧一般NISAは今年の年末から期限終了を迎えて2027年末で完全終了となるのでロールオーバー元としては最適です。
しかも簿価600万円は新NISAつみたて枠とも一致するので積立の制約を形骸化させてほぼほぼロールオーバーだけで埋めてしまい、なるべく成長投資枠はロールオーバーに使わず残しておく方法を考えるべきでしょう。

次回以降で旧一般NISAから新NISAつみたて枠に手動ロールオーバーする方法をより具体的に考えてみます!
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posted by 韋駄天太助 at 15:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月01日

積立嫌いに送る新NISAつみたて枠の潰し方(1):ボーナス設定年2回のスポット買いで埋めちゃえ!?

タイトルは煽りましたけど内容は至ってマジメです!?
有難いことに新NISAでは「つみたて枠」を簿価600万円分与えられています。
金融庁が優良と判断した商品限定で「つみたて」という1購入手法によって買い付ける限り、成長投資枠1200万円分とは別枠で非課税枠が与えられます。

「つみたて」こそがこの世で唯一絶対の正しい投資手法なのであーる!
だからNISAを利用する限り「つみたて」は国民の義務なのであーる!
ギャンブル好きの無知で自分のケツ拭けない国民に「自己責任」の何たるかを本質的には全く理解していない金融庁が「つみたて」という1購入手法を布教強制して下々の者を幸福の道へと誘ってあげるのだからこの行いは正義なのであーる!
「つみたて」こそが新NISAの中核中心であり成長投資枠の上位にある投資の王道で正義だー!
(どこが内容マジメやねん!?)

まさか「俺は積み立てしないし嫌いだから」とこの枠を捨てようとしている投資家はいませんよね?
わかりあえない相手に押し付けられた正義は上手くいなしてかわして「自己責任」にて有難く有効活用させて頂きましょう!

ということで、私は「積立」という購入手法の強制をなるべく形骸化して制約の多い「つみたて枠」を壊してぶっ潰して埋めてしまう方法を2つ思いつきました。
といっても、突飛なウルトラCではなく普通に気付く方法だと思いますが、今回は1つ目を書いてみます。

【ボーナス設定で「つみたて枠」を「年2回のスポット買い枠」に変えてしまえ!】
巷のごく一部ではつみたて枠を含めて360万円を年初一括設定で投資する手法が持て囃されているようですが、仕組みの悪用(!?)によりつみたて枠も一括買いに近いことが可能なことは知れ渡っています。
大抵のネット証券では現「つみたてNISA」でボーナス設定によって購入額を特定月に増額させる機能があります。
本来はサラリーマンが7月と12月が一般的なボーナス月に増額資金投入できるように組み込まれた機能ですが、1月1日にボーナスで多額を投入することにすれば年初一括購入できてしまうんですね。

今回はこの件に踏み込みませんが、ボーナス設定を悪用いや上手く利用することで「つみたて枠」を成長投資枠には近づけられなくても「年2回のスポット購入枠」(に近い形)として利用することは可能です!

私はSBI証券を例として説明しますが、他社でも似たようなことは出来る筈です。
●積立設定で決済方法に「現金」を選択(クレカはボーナス設定不可)
●積立コースは「毎月」を設定し、積立発注日はお好みで設定
●積立金額を「100円」で設定し、ボーナス月の積立設定は一旦「設定しない」で登録終了

これでつみたて枠が年間積立1200円分+スポット買い枠119万8800円分に変身!
この状態で年間チャンスは2回までのスポット買いタイミングまで待機しておきます。

押し目や暴落を拾って年2回均等に資金投入するならチャンスが訪れた時に599,400円をボーナス設定に追加します。
●設定変更でボーナス月を「設定する」にして金額に「599400」(他好みの金額で)と入力して設定日に翌営業日を入力して登録
これで翌営業日に599,400円の発注がされるので年2回やれば年間最大120万円のつみたて枠を99.9%のスポット買いで埋められます!

但し、あくまで「つみたて」の増額なので成長投資枠のように「昨晩NYダウが大きく下げたから」「今日の日経が1000円近い暴落だから」今日買いたい時には使えず翌日の注文になります。
まあ良いところまで下がったから大体この辺りで買いを入れとこうかという使い方なら翌営業日注文でも充分ですね。

もちろん一回のスポット買いで使い切っても良いし、金額は不均等の2回投入でも可能です。
また、ポイント貰いのクレカ月5万円積立と併用した場合は現金決済の別設定で同じく100円積立にしてボーナス2回分計598,800円で対応できます。

SBI証券は毎月の積立日とは別にボーナス設定を月日まで指定できるので、毎月100円積立設定の状態で待機しておいてスポット買いしたい時にボーナス設定追加変更すれば発注されるのですが、他社は毎月の積立日に指定したボーナス月だけ増額するという仕組みが多いようで、この場合は一旦既存の積立設定を取り消して新たにボーナス分込みの設定をし直せば対応可能と思われます。
(が、詳細やスケジュールは各証券会社のルールがあると思うのでやるならご自身で確認を。)

発注スケジュールに関してはSBI証券のQ&Aにこうあります。
Q.投資信託の積立買付の設定をしました。発注予定日を教えてください
A.投資信託の積立買付のご注文は、お客様が設定した「申込設定日」に基づいて、次の発注予定日(次回申込予定日の前営業日の翌日)AM0:00〜2:00(予定)の間に発注いたします


土日祝日を挟む場合があるので回りくどい説明がされていますが、要は前営業日に積立設定(ボーナス追加変更)を終えていれば翌営業日(設定日)の発注は問題なく行われると解釈できるので、買いたいと思った時にボーナス設定の翌営業日注文(海外資産なら翌々営業日約定)でスポット買い可能ですね。

スポット買い枠化はつみたて制度の信仰や教義の趣旨から言えばアウトの悔い改めるべき行いのように思われますが、私の信仰とは異なりますし関係ありませんね。
(いや私はやるとも言ってないし決めてもいないけど!?)

証券会社が投資家の利便性向上で様々な機能を組み込むのは営利企業として当然の行いであり、投資家がその機能を使って自分の投資に最大限有効活用する方法を選択するのは誰に迷惑かける訳でもなく咎められことではないですね。
咎める権力を有している者が賛同しない信仰と理解できない正義のために咎めたいなら強権発動で証券会社に禁止を言い渡せば良いことですね!?

ということで、ボーナス設定を有効活用して「つみたて枠」を「年2回スポット購入枠」に変えてしまう方法でした!

今回とは異なる観点で「つみたて」という買いタイミングの制約を事実上無効化しながら枠を埋めてしまう方法も考えたので(と言っても普通に思いつくことでウルトラCではない)、それはまた次回以降に。
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posted by 韋駄天太助 at 15:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする