2023年06月24日

ニッセイSOX指数インデックスファンドを<購入・換金手数料なし>から信託報酬0.18%って凄い!

ニッセイアセットマネジメントは<購入・換金手数料なし>シリーズとして「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」を3月31日に設定しましたが、信託報酬0.2035%で競合をぶっちぎってくれました。
<購入・換金手数料なし>シリーズはコアでメジャーな指数に連動するインデックス投信に限定するのかと思っていたのでNASDAQ連動を揃えたことは意外でした。

三菱UFJ投信はNASDAQ連動をslimシリーズではなくeMAXISシリーズの中に加えて信託報酬0.4%台に設定して利益を取りに行きました。
ニッセイアセットが『「購入・換金手数料なしシリーズ」は2013年6月28日の設定以来、徹底的に「低コスト」であることにこだわり続けている商品です。』と謳う通りに、このシリーズに加えておいてNASDAQ連動の信託報酬が0.4%台では嘘つきになるのです!?

わざわざ米ドルに換えて米国市場で経費率0.2%の本家QQQを買う必要はないように思えます。
実はニッセイアセットはNASDAQ100よりもっと違和感のあるインデックスファンドを<購入・換金手数料なし>シリーズとして同時にリリースしています。

<購入・換金手数料なし>ニッセイSOX指数インデックスファンド(米国半導体株)

今やNASDAQはダウやS&P500と並んで米国のメジャーな株価指数と言えますが、半導体SOX指数を<購入・換金手数料なし>シリーズに揃えるってもの凄い違和感が!?
『SOX指数とは「フィラデルフィア半導体株指数」とも呼ばれており、半導体の設計や製造、流通、販売などを手掛ける銘柄で構成されています。米国上場の主要な半導体関連30銘柄で構成されている株価指数です。』

で、この信託報酬率が凄い!
同じくSOX指数に連動する米国ETFのSOXXの経費率が0.35%で日本においては競合商品が存在しないにも関わらず信託報酬率は驚異の年率0.1815%!
マイナー指数がNASDAQ100連動を若干下回る安さ!

設定から3カ月足らずで基準価額は12000円を越えているので20%以上の上昇をしたことになります。
(この期間では同時設定のNASDAQ100に若干劣るがほぼ同等のパフォーマンス。)

直近の月間レポートで組み入れ銘柄を見ると、構成比10%を越える1位が今をときめくエヌビディアで2位がAMDです。
そりゃ急伸するわと思いますが、このファンドは時流に乗って生成AI関連銘柄を集めて信託報酬1%以上に設定したテーマ型アクティブファンドではなく、低コストのインデックスファンドです!

ブラックロックが20年運用している米国ETFのSOXXは何故か日本の証券会社では購入できないのですが、このファンドがあれば最早不要ですね!?
とんでもないボラティリティになる3倍レバレッジのSOXLは何故か日本でも買えるのは不思議ですが、ヴァンエック社の異なる半導体指数に連動する米国ETFのSMHなら日本で購入できて経費率はSOXX同等の0.35%に設定されています。
まあ、米国半導体指数に連動するインデックスに投資したいなら日本では「ニッセイSOX指数インデックスファンド」で敵なしではないでしょうか?

ニッセイも時流に乗った訳ではないでしょうが、今更銀行業種に連動するインデックスファンドは出して来ない訳でニッチで限定的な中でも人気化しそうな指数を選んだことは間違いないでしょう。
ということは今後の展開として、<購入・換金手数料なし>シリーズに様々な指数を加えて低コストで提供する可能性が考えられます。
(何故かSOX連動だけ出して終わりってオカシイ!)

コアな指数はパイが大きくても価格競争も顧客獲得競争も激しく儲かりにくいはずですが、他社なら低コストシリーズの外枠でニッチ指数を出して高めの信託報酬で利益を取りに行くところをニッセイは<購入・換金手数料なし>シリーズで頼んでもいないのにニッチ指数も世界最安で出してくるところが素晴らしい!
(他社ならSOX指数連動を信託報酬0.6から0.8%で設定して来るでしょう。)

エヌビディアとかAMDとか個別銘柄はよう知らんけど全体として半導体銘柄の未来を信じるなら低コストファンドで長期積立にも使えるし、数年単位で好不況を繰り返す半導体市況のタイミングが読めるなら安く買って高く売ればいいし、今みたいに生成AIブームでエヌビディアが爆上がりしてるところで乗って降りるという使い方も出来るし、多くの投資家のニーズを満たすのではないでしょうか!?

今後も<購入・換金手数料なし>シリーズに様々な指数を加えていく方針ならニッセイアセットさんには国別の指数を広く揃えることをお願いしたいですね。
(国別になると何故米国と日本だけになるのか?)
ニッセイアセット<購入・換金手数料なし>シリーズでSOX指数連動の次の一手にも期待します!

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posted by 韋駄天太助 at 11:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月18日

SBI新生コネクトでダイヤモンドステージを得たSBI新生銀行の使い勝手は良好!?

6月からSBI新生銀行のダイヤモンドステージ特典を得たので、これまで特にSBI証券との連携で使っていた住信SBIネット銀行をほぼ休眠状態にして代わりに本格的に新生を使い始めました。
従来からたまに使ってはいたのですが、使い勝手の向上もありSBI新生コネクトの裏技秘技(!?)も発見したので最新情報を書いてみます。

●ログインの簡素化
まずはコネクトと関係のないSBI新生銀行を店舗でなくネットで使う場合の使い勝手ですが、SBIが関与した影響か改善が見られています。
具体的にいつから変更されたかはわかりませんが、ログイン時にセキュリティカードの乱数入力が不要となり口座番号・パスワードだけでログイン可能となっています。
個人的には新生を使う上で面倒な最大のネックと感じていたので、この改善は嬉しいですね。
利便性とセキュリティの両立は難しいのですが、ログイン時に都度異なる3つの乱数をカード見ながら入力させられると手間で多用する気にはなりません。

●振込の使い勝手はスマホ認証により最高位に!?
同様に振込の際もセキュリティカードによる3つの乱数入力を求められたのですが、5月28日から廃止されて「スマホ認証」「SMS認証」「電話認証」の3種類を選択できるようになりました。
私はよく読まずにどうせ住信SBIと同じ方式だろと「スマホ認証」を選択してSBI新生銀行アプリをスマホにインストールしたのですが、で?スマホ認証はどうやって使うの?となり読み直しました。
SBI新生のスマホ認証には銀行アプリは不要だと?
銀行アプリではなくシマンテック社のVIP Accessというアプリをインストールして認証を行います。

入れて使ってみましたが、これまで私が体験した銀行振込の使い勝手の中では最高位の利便性です!
例えばPCでログインして振込先を選んで金額を入力して「次へ」を押して内容を確認した後に「実行」ボタンを押すとスマホにプッシュ通知が来るので「承認」を押すだけで振込が完了します。
アプリを立ち上げる必要もなく、速ければ振込の手続きをログインからログアウトまで1分程度で完了させられます。
振込頻度が高くなければ余計なアプリを入れずにSMS認証、固定電話に自動音声で掛けてもらい読み上げられた数字を入力する面倒な電話認証も選択可能です。

尚、間違えて使った銀行アプリの使い勝手はイマイチでしたね。
私は普段持ち歩くメインのスマホに銀行アプリなんて入れないので自宅に置きっぱなしの古スマホに入れたせいもあるかも知れませんが、アプリが重くて使う気になりませんでした。(住信SBIのアプリは古スマホで問題なく動くので新生アプリが妙に重いのは確か。)
どうしても普段のスマホで新生を使う必要があれば、ブラウザからログインすれば普通に使えるので新生アプリは今のところ不要ですね。

●各証券会社との連携は使い勝手落ちるも問題なし!
各証券会社との連携はほぼ全てのリアルタイム入金に対応している住信SBIから乗り換えるとどうしても使い勝手は落ちますが、特別困ることはありません。
SBIとマネックスには即時入金できるし、なんせダイヤモンドで無駄に50回振込無料特典があるので各証券会社の入金用口座に振り込めばいいだけです。
どうしても即時に入金する必要がある場合も新生から住信SBIか楽天銀行に振り込んで着金まで数分待つ必要はありますが、その後に各証券会社にログインして即時入金の手続きを行えば「ほぼ即時入金」は可能です。

●SBI証券の出金口座をSBI新生に変更して当日の手動即時出金が500万円まで可能に!
私はSBI証券の出金口座をSBI系列以外の他行にしていてほぼ使わないし、変更には郵送手続きが必要なこともありそのままにしていました。
住信SBIを使っていた時には証券口座の資金はハイブリッド預金に振り替えられるのでそれで良かったのですが、どうしても同じ感覚で夜に資金移動させようとしてハタと気付く訳です。
そうだ、これは証券口座の資金だから翌日の夕刻に新生に自動出金するか、今出金手続きして他行に翌々日出金するしか移動させる方法はないのだという当たり前の事実に・・。

コネクトで自動出金は出来ますが、当日内の500万円まで即時出金を可能とするには出金口座をSBI新生に変更する必要があるので、本人確認書類を添えて変更依頼を出しました。
これにより、夜のうちに資金移動させたい場合も500万円までならSBI新生を経由して可能になりました!

●SBI新生コネクトの自動出金を当日変更可能とする裏技!?
SBI新生銀行でダイヤモンドステージを得る以外はあまり使い道のないSBI新生コネクトですが(!?)、自動出金サービスは便利に使っています。
但し、自動出金を「利用しない」に設定している状態で当日に自動出金したいと思っても変更は翌日から適用なので無理です。
でも、これを可能にする裏技の秘技を発見しました!?

まず「自動出金」の設定は常に「利用する」の状態で一切動かさないこと。
では、どうやって当日に実質「利用しない」状態に変更するのか?
簡単です!コネクトの設定画面で「SBI証券留保額入力」の枠があるのでそこで「9」を押しっ放しにして下さい!
そうすると億の桁で数字入力が止まるのでパスワードを入れて設定すれば自動出金を「利用しない」への実質的な変更が当日から可能となります!
そうです!留保額の設定は当日から反映されるので残高が10億円を越えてなければこれで出金は完全に止まります。

翌日は自動出金したければ留保額を0に設定し直せば当日中に全額出金されます。
はい、誰も見てないので見栄張らずに「9」ではなく「1」の押しっ放しで充分ですね。(笑)
ということで裏技でも秘技でもないのですが、自動出金の「利用しない」設定は使わずに留保額に大きな値を入れることで出金を止めることで当日中の変更が可能となります!
(正確に言うと、「利用しない」への変更は当日中に受け付けられるが「利用する」に戻す時は翌日適用となるので常に「利用する」状態で使うのが吉。)

今のところ、「新生」SBI新生銀行の使い勝手は悪くないと思いますね。
SBIのテコ入れにより「新生」の更なるサービスと使い勝手の向上に期待したいと思います!

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2023年06月11日

投資信託の目論見書に2024年から総コスト開示義務?Tracersが身を切るグッジョブか!?

日経新聞が報じたところによると、2024年4月から投資信託の目論見書に信託報酬のみならず総コストの割合が掲載されるようになるようです。

でも、義務付けたのは金融庁ではなく、投資信託協会が自主ルールを作成して会員である約200社の運用会社に対して求めます。
お上からのお達しではなく、一般社団法人の決めたルールにどの程度の強制力があるのでしょうか?

投資信託協会は、「主に投資信託委託会社等を会員とする金融商品取引法上の自主規制機関であり」以下の業務を実施。
1.自主規制業務
投資信託等の運用・計理・評価・開示等に関する様々な自主規制を制定して、投資者保護に努めています。
2.会員調査
投資信託等に対する社会的信用の維持・向上に向け、正会員会社に対する法令・諸規則等の遵守状況や管理態勢等の調査を行っています。
3.監督官庁等に対する建議・要望等
投資信託等に関する諸制度、税制等について、業界を代表する機関として、監督官庁やその他の関係機関等に対して積極的に意見表明等を行い、投資信託等の健全な発展に努めています。

これらを見る限り、主要投信を運用する主要運用会社は全て投資信託協会の会員であり、実質的な強制力を持ち各運用会社の判断で「ウチは総経費率を開示しない」という選択は出来ないでしょう。

日興アセットマネジメントが4月に「Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス」を信託報酬0.057%で出して話題を呼びましたが、他社が通常信託報酬に含める経費を外に出して信託報酬を低く見せていることが明らかになるにつれ不評へと変わりましたが、これが投資信託協会を今回の自主規制策定へと突き動かしたのなら日興アセットのグッジョブですね!?
(こういう組織に機敏な機動性があった試しはないので、新NISAに向けて以前から検討していた自主規制でしょうね。)

三菱UFJ国際投信は投信協会の自主規制を待たずにeMAXIS Slimシリーズで7月から目論見書での総経費率の掲載を始めるようです。
見た目の安さをアピールしたくて逆効果を招き投資家から警戒されてしまった感のある日興のTracersも信託報酬を抑えていること自体に嘘はなく堂々と「総経費率」でも最安を証明して名誉挽回するしかないですね。

そもそも「信託報酬」に運用会社が自らの判断で恣意的に含める・含めない経費を選択できる余地があるなら、そもそも厳密には「信託報酬率」という数字の比較が意味を成していなかったことになります。
総経費率の掲載義務という業界の自主規制はとても良い方向性だし、その問題点を浮き彫りにして結果として問題提起となった最安信託報酬のTracersにも投資家の疑念を払拭して総経費率でも「真の最安」であることを示し再評価されるセカンドチャンスを与えるものですね!?

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2023年06月03日

HSBC香港口座解約への道程(1):コロナ禍により渡航せず口座凍結解除の道が開けた!

私はHSBC香港の口座を10年以上維持していますが特に何かに活用している訳ではありません。
まあ維持しているというより、口座凍結されて口座資金も香港で幽閉されて動かしようがなかっただけですけど!?

リーマンショック前に口座開設しましたが、当時は日本の金融商品も海外に比べてコスト高の貧弱で、かつ自分の中にも海外移住の選択肢が頭の片隅にはあったので、漠然と運用も含めて海外の証券や銀行口座を保有しておきたいと考えていました。
そんな折りに渡航しなければ口座開設できなかったHSBC香港が海外から郵送での申込受付を始めたと知り、日本国内での口座開設感覚でとても安易に飛びついて口座を持ちました。
(この安易さが後の大変な面倒に繋がるとは露知らずに・・。)

当時は口座維持手数料も設定されていたのでそれが無料となる最低預入額を日本から送金して取り敢えず使う予定もないので放置していました。
HSBC香港は24カ月間口座に動きがないと凍結されることは知っていたので、最初の頃は為替手数料の安いUSD-HKD間で意味もなく小額を動かして凍結を防ぐこともやっていたのですが、日本の口座でもほぼ休眠状態なら存在すら忘れてしまうのに更にコミュニケーションは全て英語という壁もあり、完全放置状態となり口座凍結に至るまでに年月は要しませんでした。

口座凍結となった場合には香港の店舗に出向いて手続きするしか解除する方法はありませんでした。(口座開設時にそこまで調べて把握していた訳ではない)
郵送可だから開設したのに百万円以上預けている訳でもなく解除のためだけに香港に渡航するコストは掛けられないし、香港に観光旅行する機会でもあればついでにHSBCに寄って解除というかもう解約すればいいかなと思いつつ10年が経ちました!?

その間の2019年に一度ダメ元で日本の指定口座への送金と口座解約のリクエストレターを国際郵便で送ったことはありますが、レターが返ってきて「お前の口座は凍結中だから解約は受け付けられない。凍結解除のためには香港の支店に直接来い!じゃあな。」という主旨の内容が丁寧に書かれていましたが、やっぱり口座資金を幽閉したままでお断りされましたね!?

2022年10月頃になってドル円が150円に向かって円安が止まらない状況で何故かHSBCのことを思い出しました。
このレベルの円安ならドルから円転したいなと思ったのがキッカケだとは思いますが、もしかして渡航制限の厳しいコロナ禍の今なら渡航せずに凍結解除の手段を郵送や電話で用意しているのではと思い調べてみると・・、やっぱり電話での凍結解除が可能になっていました!

これは10年以上に及ぶ凍結を日本に居ながら解除して香港の幽閉資金を奪還する大チャンス到来!!!

ところが、ここからがまだ長く険しくややこしく現時点で凍結はなんとか解除しましたが、奪還作戦開始から半年以上経過した今もまだ解約には至っていません。
でも、長い幽閉トンネルの出口から明かりは差す地点まではやって来たので書き始めることにしました。

また、今後何回かのエントリーにわけて続きを書いてみたいと思いますが、渡航する機会もなく凍結で諦めていた人には今のうちがチャンスだし、コロナが落ち着けばまた凍結解除は香港の店舗でしか受け付けない運用に戻す可能性もあるので、サポート業者に何万も払って頼まず自力で頑張ってみましょう!
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posted by 韋駄天太助 at 12:12 | Comment(2) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月28日

Line Outサービス終了で代替はViber OutよりMicrosoft RewardsとセットでSkype Out!

電話番号宛てに通話できるIP電話サービスのLine Outが5月末でサービス終了となります。
公表された終了事由はサービス提供事業者であった「Line Plusの通信事業廃止により」とされていますが、いやいや何故廃止するのか言わなきゃ説明になってない!

資本関係がぐちゃぐちゃしていてわかりにくいのですが、統括会社のZホールディングスが子会社であるLINEとヤフーと合併して今年10月に誕生する新会社が「LINEヤフー」。
この親会社が通信事業者のソフトバングであり、更にその親(つまりLINEのお爺ちゃん!?)が孫さん率いるソフトバンクグループという関係にあります。
LINEから見ると徐々にソフトバンクの支配力が強まり、自分たちの通信事業の邪魔にしかならない子会社の格安IP電話サービスをソフトバンクが資本の力で廃止させたと見るのが自然ですね!?

ということで、6月からはLine Outの代替サービスを考えねばなりません。
以前のエントリーで番号付与なしのIP電話サービスはLine Outの次点で「Viber Out」と書いたのですが(↓)、
【「LINE Out」と「G-Call」の二択か?楽天リンクとMy050から格安通話サービス乗換先を考える!】
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/492830154.html

よくよく調べると老舗の「Skype Out」の方がメリット多いかなと思い始めました。

<メリット1:チャージが実質無期限!?>
Line Outも安さが際立った訳ではなく最低チャージ額120円から使える手軽さが良かったんですね。
この系統のサービスは携帯宛には番号通知されないという欠点があるのですが、役所とかちょっとした用事で掛けるには安くて使えて重宝します。
1分3円なら120円チャージでも40分通話できるのですが、これを携帯から定価で掛けるとたった3分で120円越えです!
ところが、Viber Outは最低チャージ額が4.99ドル(135円換算で約700円)で有効期限180日は通話でも追加チャージでも延長されないので、使い切るには固定宛てなら半年で約3時間の通話が必要です。

Skype Outも最低チャージ額は600円からで有効期限は180日ですが、通話する度に延長されるので半年に最低1回は通話するなら有効期限は気にする必要がない。
更に大きな利点は公式には案内されていませんが、通話料金の発生しないワン切りでも有効期限が伸びるので、もし半年近く使わない場合は自分の携帯宛にSkype Outから掛けてワンコールで切れば無料でその時点から有効期限が180日延長されてしまいます!?
(自分で実験して確かめたので現状では有効なようです)
また、次に述べる方法により(無料で!)250円チャージから使えるのも高評価です。

<メリット2:Microsoft Rewardsの特典で無料通話可能!?>
知っている人も多いと思いますが、天下のマイクロソフトが提供するMicrosoft Rewardsというサービスでポイントを貯めて一定条件をクリアすると2500ポイントで250円分のSkypeクレジットと交換できます。
換金率で言えば5250ポイント貯めて600円分のAmazonギフト券に換えた方が得なのですが、チマチマとしか貯まらないので月1ペースでSkypeクレジット250円に換えていけば自腹で購入せず無料通話で行けるかなと。(笑)
サービスの詳細説明は省きますが、ググらずに検索をBingで行うだけでもポイントは付くので手間掛けることなく月2500ポイント程度は無理なく貯まるかなと。
こういうのが面倒で嫌いな人も少なくないでしょうし、そういう方は自腹で600円チャージすれば良いだけですね。

<メリット3:スマホでもアプリ使わずブラウザから通話可能!>
SkypeなのでPCからもスマホからも掛けられますが、なんとスマホでもアプリをインストールすることなくブラウザでログインして通話可能です!
個人的にはスマホにインストールするアプリは増やしたくないので、このメリットはポイント高いですね。

<メリット4:Microsoftアカウントでログインできる!>
ので、新たにID・パスワードを増やす必要がありません。
多くの人がWindowsやOutlookメールのログインで既に使っているIDを使い回せます。

しかし、上述したViberに勝るメリットばかりではなく大きなデメリットも2つ挙げられます。

<デメリット1:セットアップチャージありで料金体系がわかりにくい!>
一概にどちらが安い高いとは言えないのですが、Skypeは料金体系にセットアップチャージがあるのでわかりにくいです。
Viberはドル建て料金なので1ドル135円で換算してSkypeと比べてみましょう。

         Viber Out      |   Skype Out
       1分あたり     |  1分あたり  セットアップ
固定宛て 3.65円(2.7セント)    |   2.44円     5.2円
携帯宛て 13.23円(9.8セント)  |  11.67円     9.45円

為替レートによって変動しますが当然セットアップがない分だけ短時間通話ではViberの方が安くなり、ザックリで固定宛5分、携帯宛7分の通話からはSkypeの方が安くなります。
有利不利は人によって用途や特性にもよりますが、Skypeの方がわかりにくいことは確か。

<デメリット2:Skype Outは日本での番号通知全て不可!>
この系統のサービスはどうせ携帯宛には番号通知不可なのですが、ViberはLine Outと同じく固定宛てには認証したSIM(携帯)の番号を国番号の81も頭に付与されてしまいますが通知可能です。
Skype Outは(法令を遵守し過ぎて?)犯罪防止策により日本では番号通知を提供していないようです。
自分の携帯に掛けてみたら「不明」と表示されましたが受ける気にならず怪しさ満点ですね。(笑)

但し、「非通知」という扱いではないので番号通知リクエストサービスはすり抜けて着信するという話もあります。
(番号隠してる訳ではなく着信キャリアが認識できずに不明と伝えてるだけ!?)
通知不可のデメリットは携帯宛ならViber/Lineも同じであり、自分の番号を通知する必要のない役所やちょっとした用事で固定宛に掛けるなら大きな障害にはならず、むしろ番号通知リクエストをすり抜けて着信してくれたら有難いですけどね。
(最近は「非通知」と認識すれば着信キャリアが繋がずに通知しろとメッセージを返して拒絶するケースが本当に多いので「不明」は通す扱いなら?)

ということで使ってみなければわからないことも多いので、自腹切らずに250円チャージして試してみて大きな問題がなければSkype Outをサブ的な通話サービスとしてLine Outの代わりに使っていこうと思います!
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posted by 韋駄天太助 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月20日

コスパPCはこう選べ!(3):実質5万円で性能充分なPCはインフレ円安の今でも手に入る!

それでは前回述べたやり方を踏まえてコスパPCを更に安く買える実例を挙げてみましょう!
実質5万円切り(4万円台)で性能充分なPCは上手くやればインフレ円安の2023年でも手に入るって!?
私の興味対象である15.6インチノートで実例を2つ挙げますが、14インチとの価格差はほぼないし、デスクトップでもメーカーの勢力図は同じであり前回述べたやり方は有効です。
価格や条件は私が調査した4月23日をベースとし、2例共に価格コム限定モデルか独自価格です。

【HP 15s-eq3000 G3 価格.com限定】
主要スペック CPU:AMD Ryzen 5 5625U/ストレージ:SSD 512GB/メモリ16GB
価格.com特価 62,800円(税込)
評価ポイント:上記の充分過ぎる基本性能、IPS液晶、WiFi6対応、指紋認証あり
残念ポイント:有線LAN端子なし

今一番勢いのあるHP社のこのモデルは価格コムのノートPC人気売れ筋ランキングで半年以上1位を独占していると思いますがそれも納得のお化けコスパ。
低価格モデルの売り方はストレージ256GB/メモリ8GBが主流であり、上記モデルもこのスペックを選べますが価格は税込59,800円で設定されています。
3千円の価格差なら自分で後から512GB/16GBに増設しようともこんな低価格では不可能だから、必要と思わなくても悪いこと言わないからコッチを買っておけとなります。
(後述しますが、実は一時期実質価格が逆転して上位スペックの方が安かった!?)
個人的には日本語キーボードも合格です。

この時の公式サイト価格は確か7万円台だったと思いますが、今週末限定セールでも税込74,800円で価格コムモデルを下回ることはまずなく、同一製品の単なる二重価格なので直接公式サイトから買う理由はありません!?
税込62,800円自体でお化けコスパなので飛びついて良いのですが実はもっと価格が下がります(ました)。

@アマゾンギフト券5000円分還元!
4月23日までのキャンペーンでこの限定モデル購入でアマギフ5000円分還元を行っていました。
これが256GB/8GBの方には適用されないものだから、512GB/16GBの実質価格の方が2千円安いという不思議な状況に。
既に売れているのにHPの広告塔として価格コム1位を死守したいのか?SSD512GBの在庫が過剰なのか?理解不能な値引き方(笑)

A楽天リーベイツ12%併用で6851円還元!?
4月23日はHPの楽天リーベイツ還元が12%で提示されていました。
二重価格である価格コム限定モデルは公式サイトを訪れる顧客には見せないようにリーベイツのリンクを踏むと辿りつけないのですが以下の方法で行ける(らしい)。
まず公式サイトに行き会員登録すると各製品を見積保存できるようになるので、その後に価格コム限定モデルのページからリンクを踏んで公式サイトにて価格コム限定を見積保存しておく。
その後にリーベイツのリンクを踏んで公式サイトに飛ぶとこの見積は読み込めるのでカートに入れて購入するとリーベイツの還元も適用される(らしい)。
但し、メーカーから見れば重複を前提にせず別々のサイトに還元を提示しているだけで望むことではないでしょうし、何の保証もないし適用されなくても文句は言えません。
無事適用されれば、税抜き価格に対して12%還元なら6851円引きになるので無視できませんね。

B「楽天ペイの日」楽天カード払い設定3%還元で1884円還元!
日本HPは楽天ペイのオンライン決済に対応しており、事前エントリー要で毎月開催中の「楽天ペイの日」キャンペーンの対象店舗にもなっています。
日・月曜日に楽天ペイの楽天カード払い設定でオンライン決済すると3%還元になるので、4月23日の日曜日購入なら1884円還元も重なります!

この3つの還元を考慮した実質価格はなんとドーン!49,065円になりました!!!
(四捨五入の関係で1円単位まで正確とは限りません。)
このスペックで4万円台とか考えられませんが、良い条件が重なればここまで下がるという一例です。
現在も価格コム特価は維持されていますが、アマギフ還元も終わっているしリーベイツの10%超還元が次いつ出てくるかもわからないので、繰り返しますが還元なしでも激安なので興味があれば待ち過ぎずに適度な条件で手を打った方が良いと思います。

【Lenovo V15 Gen 4】
主要スペック CPU: Ryzen 3 7320U/ストレージ:SSD 256GB/メモリ8GB
価格.com特価 49,830円(税込)
評価ポイント:IPS液晶、WiFi6対応、有線LAN端子あり、(人によってはだから何?だが)180度開閉
残念ポイント:CPU性能、メモリ増設拡張不可、SDカードスロットなし、指紋認証なし

若干情弱騙しの印象を受けなくもないが一癖あっても理解して買うなら激安商品。
価格コム限定とは明記されていないが、公式サイト価格は59,950円なので単なる二重価格で約1万円引き。
おそらくCPUでCore iやRyzenを名乗って価格コム限定とはいえ素の価格で4万円台が付けられる新製品は存在しないと思います。
CPUの型番に騙されそうになりますが、実はこのCPUは二世代前のCore i3に劣る性能でこれが安さの最大理由でしょう。
但し、Celeronレベルではないのでこの性能で困る人は一握りであり、おそらく前述のRyzen 5 5625Uからこれにすり替えても殆どの人は気づかず支障はないし、メモリ8GB充分で増設の必要なく価格性能比で納得できる人にはお買い得でしょう。

まだ今年2月の新発売で前モデルからCPU性能は落としたがTN液晶からIPS液晶にアップしてWiFi6にも対応させたことがミソです。
一応ビジネスPCのエントリーモデルという位置付けですが、プライベートとの違いなんてほぼなくビジネスだから薄型化とコストダウンの為に最近は削られがちな有線LAN端子付きという利点もあります。
これまでVシリーズは人気もなく情報も少ないのですが、おそらくThinkbookとの差別化を明確にしてより低価格ゾーンに位置付けるためにCPU性能も落として面白い存在になったと思います。
日本語キーボードはUSの変形タイプで残念ですがdellよりはマシだし、何と言っても素で4万円台のPCですから何らかの妥協は必要でしょうね。

4月23日はレノボのリーベイツ還元が20%だったのでここから更に実質価格を下げたいところですが、残念ながらこちらにはリーベイツ適用が難しいですね。
レノボのポイントバック対象外の条件に「購入前後にリーベイツ以外のポイントサイト、クーポンサイト、価格比較サイトなどを訪問された場合は、リーベイツのポイントバックの対象外となる場合があり」と明記されているし、HPのように公式サイトのトップページから価格コム限定モデルにアクセスする方法も塞がれているようです。
ゴニョゴニョすれば今でも付くとか付かないとかいう話もあるようですがレノボの基本姿勢は除外ですし、もし20%還元も付けばという空想上の話だけすると実質価格は40,770円まで下がります!?

この日はリーベイツ20%還元だったので価格コム限定ではなく、リーベイツ経由で公式サイトの税込59,950円を買えば税抜価格に対して10,900円が還元されて実質価格は49,050円となり価格コム限定を下回りました。
でも、その差は800円程度なので個人的には価格コム限定を買ってダメ元でリーベイツ通してもし付けばラッキー程度でやってみますね。(笑)

この他にレノボは下取りで5000円増額(5月25日までは10000円に増額)キャンペーンをやっているので、下取りに出せる対象PCがあれば還元額として加えても良さそうですが、条件を細かく見ていないので対象なら査定額0円でも5千円で引き取ってくれるのか等私には不明なので考慮していませんが、対象者なら美味しいと思います。

ということで3回シリーズで書きましたが、インフレ円安のご時世でもやり方やタイミングで(5万円台ならいつでもゴロゴロある)実質価格5万円切りの(量販店なら10万円超の値札が付く)性能充分な新品PCは購入出来ます!
PCなんて資産ではなく故障しやすく寿命の短い消耗品!コスパの良い製品を上手く買ってなるべく長く使い倒しましょう!
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2023年05月13日

コスパPCはこう選べ!(2):ポイントは[3大直販][アウトレット][価格コム][楽天リーベイツ]!?

それではコスパPCを効率よく選ぶ実践的な方法を考えましょう。
数多登場する新製品を網羅して全ての販売チャネルの価格をチェックするのは不可能なので、まず第一にメーカーで絞るのが簡単です!

(1) 3大直販の外資メーカー3社に絞れ!
具体的には「dell」「レノボ」「HP」の3社です。
日本メーカー(外資に売却されたり合弁のブランドを含む)は残念ながら価格競争力がなく現在の窮状を招いているのでコスパPC選択の対象候補は1つも存在しません。
上記3社はワールドワイドな大量生産大量販売でコストダウンが可能なのでトップシェアを争えるし、3社に絞ることで対象機種が限定されて後の選択が楽になります。

<但し、外資の日本語キーボードは要チェック!>
これは私のこだわりポイントでもあるのですが、外資は特に日本語キーボードの形状や配列は要確認です。
私の関心対象である15.6インチノートに限って言えば、dell全体やレノボのIdeaPad等の廉価シリーズではUSキーボード形状をそのままにキーを分割して日本語キーボードに流用しています。
具体的には、日本語の方がキー数が増えるのでUS配列の[Enter] [BackSpace][右Shift]キーを2つに割って左片側に[\]キー等を割り当て、[Space]キーを3つに割って両側に[変換][無変換]キーを割り当てます。

これは見れば一発でわかりますが頻度の高い[Enter]キーも小さめになり隣接キーとの隙間もないので打ちにくくなります。
それがコストダウンになることはわかるのですが、同じ変形タイプでもレノボの方がマシでありdellは酷いですね。(あの小さな[BackSpace]を[\]に接触せずブラインドで押せる?)
それでも売れているので気にしない人や許容範囲の人が多数派だとは思いますが、私はdellの日本語キーボードは見るだけでゲンナリするのでコスパは良くてもその1点のみで最初から対象候補から外してしまいます。
個人的にはキーボードってCPUやRAMのスペックよりもある意味重要だと思いますがネット購入では軽視しがちだし、外資は公式サイトでもUSキーボードの外観写真しか載せていないケースもあるので購入候補の日本語キーボードはよく確認すべきと思います。

それでは、直販メーカーなので各公式サイトで希望スペックにて機種を絞り込んでコスパPCを選びましょう!
定価はあってないようなもので各社が毎週末キャンペーンでクーポン発行や値引きをしているので時系列でも価格比較してなるべく値引きの良いタイミングで買いましょう!
・・という選び方が基本なのですが、これでは普通過ぎるしもっと安く買える方法は勿論あるので隠さず書きましょう!?

(2) 各社アウトレットで新古品購入!
3社全てアウトレット販売をしていますが、公式サイト内でアウトレットのページを設けているHPについては大きな値引きは期待できずスルーしても良いと思います。
アウトレットとの価格差を見せたくないdellとレノボは別サイトを設けて公式サイトからは辿れないようになっているので期待できます。
返品された開封済みキャンセル品を再生した新装整備品以外にも未開封未使用キャンセル品が出ることも多く、これなら新品と何も変わらないが値段だけは安く買えます。

特にdellは本当にこれが本家運営のサイトか?フィッシングではと疑いたくなるような古くて不親切な作りで商品仕様説明は何故か全て英語で購入の敷居を上げています。
人が寄って来ないように検索しても上位には来ないしヒッソリやっていますが、その分3社で一番値引き率も良いと思います。
レノボも以前のアウトレットは安かったように思いますが、最近は出物も少なめで大きな値引きも控えて、これなら普通に新品を狙った方が良いかなというレベル。
アウトレットなので常に希望の機種とスペックが出てくるとは限らないので数か月単位でウォッチして待つ根気も必要だし、本当に良い出物は瞬殺だし「出会い」がいつ訪れるかはわからないのが難点ですね。

(3) 価格コムは調査目的でなく限定モデル狙い!
価格.comを家電購入時に相場を調べたりランキングをチェックしたり口コミを参考にするといった使い方をする人が多いと思いますが、パソコンはこれらに加えてメーカー各社が「価格.com限定モデル」を公式価格より下げて多数投入してくるので、このチャネルを最大限利用するのがミソです!

コスパPC選びの時間を節約したい人は3社の公式サイトを見ずに価格コムでランキングと希望スペックの「安い順」比較で検討して選んでも良いと思います。
公式サイトの値引きが良い時期でも価格コム限定を下回ることは少ないので、そのようなケースで逃すことは覚悟して思い切って捨ててしまえば選び方が簡単になります。

(4) 楽天リーベイツの10%超還元を狙う!
「楽天リーベイツ」というポイントバックサービスがありますが、3大PC直販メーカーも参加して時々大きな還元率を提示します。
税抜価格に対する還元であることは注意ですが、レノボは最大である20%還元を年1-2回という頻度ではなく時々提示します!
その時にリーベイツのサイトからリンクを踏んで公式サイトで購入するだけで(税抜きに対し)20%も安く買える訳なのでとても美味しいですね。
dellもHPもレノボのように20%の還元は出しませんが、10%越えはたまに提示するのでそのタイミングを狙えばとても美味しいですね。
週末に還元率がアップすることが多いですが、10%越えの還元率も直前になるまでわからないのでサイトを訪れてチェックは必要になります。
また、楽天リーベイツのリンクから飛ぶのはあくまで公式サイトのトップページであり、「普通は」価格コム限定モデルには辿り着けないことには注意が必要です!?

これらを組み合わせることで、インフレ円安のご時世でも5万円で充分な性能のコスパPCを買えると思いますがそんなの不可能だって?
では、次回以降に実質5万円でこう買えば全然「悪かろう」でないコスパPCが手に入るという実例を挙げてみましょう!
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2023年05月07日

auカブコム証券の入出金が大改善どころか一部優位に!auじぶん銀行の限度額300万円引き下げとセットで?

auカブコム証券が劣後していた入出金サービスを4月下旬にようやく大改善してくれました!

1. 全ての金融機関への出金手数料無料化
2. ネット振込の提携銀行を「楽天銀行」と「住信SBIネット銀行」含む6行追加
3. auマネーコネクト(自動入金)の対象商品を「国内現物株式」「プチ株」「IPO/PO」に拡大


ここまでなら10年遅れで他ネット証券に負けない入出金機能を揃えたと言ったところで評価には値しません。
しかしながら、この一連の改善の中でカブコムがどのネット証券にも勝るトンデモナイ優位性を持ってしまいました!
全金融機関への出金手数料を無料化しただけでなく(こんなことは当たり前)、有料だから行っていた全ての金融機関への100億円未満即日出金の条件も維持してしまったのです!(ゆうちょだけは翌日出金)

「当日出金(受付時間):三菱UFJとゆうちょを除く全金融機関 0:00〜13:30」
つまり、午後1時半までに出金依頼を出しておけば全金融機関に無料で当日出金が可能!
しかも、不正利用多発により出金口座変更は郵送しか受け付けない証券もあるなど不便になっているご時世なのにカブコムはサイトのみでほぼ即時変更が可能です!
「振込先指定口座変更:変更いただいた内容は営業日8:00〜20:00の間で15分毎に反映されます」
15分待って反映された後に出金手続きをすれば午後1時半までの間なら当日出金出来ますね。
一日に何度か出金口座を変更して都度出金手続きをすれば・・・とか想像はやめときましょうか。(笑)

さて、カブコムの入出金改善とは一切関係ないとは思いますが、auじぶん銀行がフィッシング詐欺による不正送金多発により5月3日から振込限度額を上限300万円に引き下げると通告しました。
これを2日前の5月1日夜に告知する性急ぶりで被害抑制の「一時的対応」とは言っていますが、いつ正常化するかは明確にしていません。
300万円超の限度額引き上げを行う場合はお客様センターに連絡しろと書いてあるので、証券会社への振込ではそれ以上必要な場合もあるので電話しようかと思ったところでカブコムが頭をよぎりました!

いや、auマネーコネクトでauじぶん銀行とauカブコム証券を連携しているので自分名義の銀行口座に出金する限りは振込限度額の引き下げなんて痛くも痒くもないんじゃ!?
カブコムの入金方法にはいくつかあり、即時処理されるのは「ネット振込」と「リアルタイム口座振替」ですが限度額には以下の違いがあります!

ネット振込「取扱金融機関でご登録いただいておりますご利用限度額が上限となります。」
リアルタイム口座振替「1回あたり1億円未満(回数制限なし)」

「ネット振込」は他ネット証券で即時(リアルタイム)入金と呼ばれるサービスと同じであり、各銀行へのログインを求められてネット振込サービスを利用するので各銀行が定める振込限度上限額の制約を受けます。auじぶん銀行なら今は1日300万円までとなる。
ところが、屁理屈でも何でもなく「リアルタイム口座振替」は振込でなく振替なので各銀行が定める限度額は関係なくカブコムと各銀行が相対で定めた1億円まで入金が可能という訳です!
auマネーコネクトを利用している人は自覚がなくてもリアルタイム口座振替申し込みが条件なので既に利用可能であり、そうでない人もauじぶん銀行の口座があれば簡単に申し込めます。
つまり、1億円未満であれば「auじぶん銀行」→「auカブコム証券」→「他銀行口座(自分名義)」の当日出金が可能であり、auじぶん銀行の振込限度額300万円への改悪なんて痛くも痒くもない!(かも知れない・・まだ試してないので一応)

逆方向なら当該銀行の限度額の制約は受けますが、住信SBIネット銀行や楽天銀行からカブコムにネット振込してauじぶん銀行への自動出金設定で当日出金が可能ですね!?

でも、auカブコム証券がこのような使われ方を嫌がっているなら塞がれるし多用すべきではないでしょう。
ところが、カブコムの決算説明会では出金が増えてコスト増を想定もマネーがカブコムを経由することで取引も増えることを期待していると前向きな発言をしているので証券口座を出金に利用されることにネガティブではないと思います。

私はあるネット証券でそれなりの金額を入金して即出金手続きしたら次にログインした際メッセージが表示されて繰り返したら取引停止や強制解約もあるよと警告を受けたことがあります!?
そりゃ証券会社に取引手数料も落とさないのに入出金サービスだけ銀行間資金移動のハブに使われたら商売になりませんね。私が悪うございました。
でも、系列の銀行と連携しているSBI・楽天・auカブコムはむしろハブに使われてもお金が経由して自系列の銀行証券に資金や手数料が落ちることを期待しているので大丈夫でしょう。

au PAYカード積み立てでもカブコム証券を使っているし、遠慮なくauじぶん銀行と自分名義他銀行口座とのハブ「としても」活用させて頂こうかと思います!?
グッドタイミングでauカブコム証券がauじぶん銀行振込限度額上限300万円の救世主になりそうだし、従来の三菱UFJとauじぶんに囲い込もうと排他的だった入手金サービスをSBIと楽天の銀行とも提携して開かれた中でサービスや商品の差別化で自系列にマネーを集めようと発想を転換して勝負に一歩踏み出したことは高く評価します!
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2023年04月30日

コスパPCはこう選べ!(1):Thinkpadからの卒業と新PC購入の基本的考え方!

私は長年Thinkpadを愛用して来ましたが昨年辺りから別シリーズや別メーカーへの乗り換えを考えていました。
旧IBM時代からのブランドをレノボが受け継いで良くなったことの1つは高級ブランド路線を変更して廉価なThinkpadシリーズを展開したこと。
(当時はノートPC自体がデスクトップより遥かに高かったこともありますが、旧IBMの本体価格は最低20万円超が当たり前。)
しかしながら、最近は全般的なPC価格高騰もあり廉価路線を担ったEシリーズでも最低8万円台からとなり、ビジネス向けPCにおける廉価版は後発のThinkbookやLenovo Vシリーズが担い、Thinkpadは明らかな上位グレードという位置付けに変わって来ました。

Thinkpadにこだわる理由はいくつかありますが、最大は他の機種には存在しないキーボード真ん中にあるトラックポイント(赤ポチ)であり、マウスを使わずキーボードだけで赤ポチを駆使しながら操作することに慣れて(慣らされて)しまっているので離れがたい・・。
だから、CPUは旧世代になってもマザーボードを丸ごと自力交換してまでThinkpadのキーボードにこだわっていた訳ですがそろそろ潮時で乗り換えるタイミングです。
赤ポチにこだわっているとレノボさんにお布施しなければならないので卒業して、気は進みませんがタッチパッドで操作してどうしても使い勝手が悪いならマウスを使う方向で考えています。

昨年後半はPC価格もやたらと高騰していましたが、今年になり過度な円安は落ち着いたしPC不況の在庫だぶつきで3月頃からメーカーが販売価格をかなり下げて若干買いやすくなって来たように思います。
決して安価ではないのに壊れやすいPC購入に際してコスパを意識するのは当然のことです。
私がPC購入時の初期コストとメンテ含めて長期的にもランニングコストを抑えるために意識するポイントは以下の通りです。

●中古はコスパ悪く新品購入で長く使うのが結局経済的!
車と違って中古PCのコスパは良くないと考えます。
私が中古を買うならタダ同然のジャンク品をいじり倒して遊ぶ用途だけですね。(最近はもうやりませんけど)
他人がどう使って来たのか状態もわからない数年落ちPCを数万円で買って使う気にならないし、前所有者が使った分だけ耐用年数も減って寿命も縮まっている訳で、もう数万円足して1年保証のある新品を買って長く使うことを考えた方が断然良いと思います。

●延長保証は付けない!
初期不良なら必ず付いて来る無料のメーカー1年保証で対応出来るし、2-3年目は部品も元気で一番故障率の低い期間なので延長保証のコスパは悪く不要と考えます。

●故障は基本自力解決!出来なきゃ修理せず買い替えるべし!
少々のソフトウェア不具合やハードウェア故障は自力で解決しましょう。
ソフトの不具合なんて最後はクリーンインストールかリカバリで必ず解決しますし、ハードの不具合も素人知識でどこに問題があるかをある程度切り分けられれば充分です。
SSDやファンを買って交換するなら数千円で済むのでその判断さえ出来れば良いのです。
自分の手に負えない故障は修理依頼より買い替えた方が良いでしょう。
その為にも高価な消耗品であるPCの新品購入価格を抑える必要があります。
10万円超えれば勿体なく修理しても使い続けたくなりますが、5万円程度の本体価格なら数万円かけて修理したいとは思わないでしょう!?

●Intel入ってないAMD社Ryzenシリーズを選べ!
Wintelと呼ばれた時代もあったほどWindowsと言えばIntel製CPUが独占していしましたが、今はAMD社のRyzenシリーズが強力に対抗しています。
同程度の性能ならコスト差が大きくRyzen搭載PC価格の方が断然安いです。
Ryzenのお陰でWindowsPCの価格が低廉化したと言いたいところですが、最近では価格高騰を和らげてくれている感じですね。
コスパで選ぶなら「Intel入ってない」方のRyzenシリーズ一択です。

●アンチウイルスソフトはWindows標準機能で充分!
新品PCを購入して真っ先にやるべきことは必ずバンドルされているお試し期間数カ月のアンチウイルスソフトをアンインストールすることですね!?
その時に今まで使っていた契約中のお気に入りに入れ替える人も多いと思いますが、アンチウイルスは無料で標準のWindows Defenderで充分だと思います。
ウイルス撃退率が有料で97%か無料で93%かを気にするよりもウイルスに近づかない・入れさせないことが大事だし、感染しても困らないようにこまめなバックアップの方が無料で対策できて有用です。
もし感染したらさっさとクリーンインストールすればいいだけです!?
無駄な保険を見直すように10年に一度感染するかしないか(?)のウイルス対策に毎年固定費を掛けることもコストに見合わず見直すべきでしょう。

●PC買い替えの度にMSオフィスをバンドル購入しない!
PC購入時にオフィスを付けると単品購入より安くはなりますが、買い替える度に最新バージョンへ乗り換えるのは無駄で不経済です。
プライベートのPCでもMSオフィスが必須な人も少なくないとは思いますが、Libre Office等のオフィスもどきフリーソフトで代替できないかも検討すべきでしょう。
私は過去に買い切り型(永続版)のオフィス総合ソフトを今ならPC本体価格かという値段で買ってしまったのでそれをずっと使い回しています。
セキュリティ的には褒められたことではないのですが10年以上前のバージョンでも何も困らないし、切り捨てずに継続性を維持してくれるのがMacと違いWindowsの良いところ。
元は取れたかと思いますがサポート切れでOSが公式には非対応でも実際に使える限りはこれで行けるし、大した機能改善もないのに定期的に買わせるためサポートを切ってバージョンアップを繰り返す集金商売に乗せられる必要はありません。
殆どの人がExcel機能や計算式の十分の一すら使いこなせないのにどんな新機能を求めるのか?最新版とか無用の長物です!?
安易にバンドル購入せずオフィス(ExcelやWord)のコストを下げる工夫をしましょう。

これらを意識すれば新品価格を抑えて維持コストも安く使えると思いますが、今の新製品に求めるなら個人的に譲れないポイントは
IPS液晶(TN液晶は却下)と
WiFi6対応
キーボード配列(US配列をそのまま流用した変形型は却下)程度ですかね。
CPU性能やメモリ容量はそれ程求めていませんが、長く快適に使うためにはCeleronクラスCPUと4GB以下メモリは却下ですね。
こだわりが多いと購入価格も上がってしまいますからね。

それではより実践的なコスパ最強PCの絞り込み方と買い方は次回以降に書いてみます。
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2023年04月23日

SBI新生コネクト申込後にわかったことと毎月再契約のダイヤモンド取りは勧めない!?

前回のSBI新生コネクト申込に関する補足事項と実際に申し込み実験してわかったことと住信SBIハイブリッド預金に戻ってしまった失敗談を!?

現在ハイブリッド預金を利用中の人がSBI新生コネクトに切り替えるためにはまずハイリッド預金の休止手続きが必要です。
この手続きが完了しないとSBI新生コネクトの申し込みを拒絶されますが数営業日必要なので注意です!

「ハイブリッド預金は営業日当日15時までに休止手続きを行った場合、翌営業日の17時頃に休止手続きが完了します。
休止手続き完了日の翌日朝にはSBI新生コネクトのお申込が可能です。」

つまり、営業日15時までの休止手続きなら2営業日後の朝にSBI新生コネクト申込可能、営業日15時以降の休止手続きなら3営業日後の朝に申込可能となります。

今月を例に取ると、4月28日(金)の最終営業日にSBI新生コネクトに申し込むためには26日(水)15時までにハイブリッド預金の休止手続きを終える必要があります!
なので、今月切り替えたい人は26日までと言わずに直ぐにでも休止手続きをした方が良いでしょう。
(週末にやっても水曜からようやくSBI新生コネクト申込可能)

さて、ここまでで勘の良い人ならハイブリッド預金を使い続けつつ毎月SBI新生銀行のダイヤモンドステージを取りに行く方法を思いつくでしょう。
前回も書いた通りダイヤモンド判定条件は月末最終営業日における「SBI新生コネクトのご契約」であり、契約の継続性は問いません!?
裏技でも何でもありませんが、毎月解約して最終営業日に再契約を繰り返しても条件は満たすでしょう。
(あくまで条件文言から私が推測したことに過ぎないので保証はしませんが)

ハイブリッド預金の申し込み後利用開始時間は以下の通りです。
「当日の15:00までに申込手続きが完了した場合は当日の17:00ごろ、当日の15:00以降に申込手続きが完了した場合はSBI 証券の翌営業日の17:00ごろにSBI ハイブリッド預金への振替ができるようになります。」

つまり、SBIハイブリッド預金が使えない期間を最短にしでSBI新生銀行のダイヤモンドステージを毎月得るためには以下の方法で行けそうです。
当月最終営業日の2営業日前15時までにハイブリッド預金の休止手続きを終え、最終営業日にSBI新生コネクトを申し込み、翌月最初営業日の15時までにSBI新生コネクトを解約してハイブリッド預金に再申し込みする!
これによりハイブリッド預金の休止期間を月末最終の1営業日前17時から翌月最初営業日の17時までに留めつつ、ダイヤモンドステージを毎月得ることが出来そうです。

月初営業日にSBI新生コネクトを解約して即ハイブリッド預金を申し込めるのかは疑問でしたが、自分の失敗した実験でそれを確認出来ました!?
私は既にハイブリッド預金の休止手続きを終えてSBI新生コネクトを申し込み利用できる状態でしたがいくつか実験する中で、SBI新生コネクトを先に解約してないのにハイブリッド預金の再申込をしても拒絶されるだろうと住信SBIネット銀行側でハイブリッド預金の再申込手続きを行ったところ何事もなく受け付けられました!?

いや逆方向の手続きは許してないのにおかしいだろと思い、SBI証券にログインして確認したところSBI新生コネクトは同時に自動解約された状態になり、その日の夜にはハイブリッド預金が復活してSBI証券と連携されていることも確認しました。
よって、翌月最初営業日にSBI新生コネクトを自分で解約することもなく15時までに住信SBIネット銀行側でハイブリッド預金の再申込を行えば17時から使えるようになるはずです。

この失敗により4月中でSBI新生コネクトに再申込する羽目になったのですが、ハイブリッド預金の入出金明細も過去の履歴が復活して連続性が保たれることを確認出来ました。(あくまで休止ですからね)
私自身はダイヤモンドステージがまだ適用されない5月だけはハイブリッド預金を月初に復活させて月末にSBI新生コネクトを再契約する予定ですが毎月こんなことをやるつもりはありません。

毎月やるのは手間だし、優遇制度の主旨に反してこちらはギブせずルール上許されるからテイクするという行為ですからね。
そもそも0.1%程度の金利欲しさであれば、現状もauじぶん銀行で条件を満たして0.2%付き、楽天銀行も残高300万円まで0.1%付くので間に合っています。

あくまで住信SBIネット銀行をサブから休眠に近い口座に追いやり、代わりに休眠に近かったSBI新生銀行をサブに昇格させる為の実験なので、問題なければ「SBI新生コネクト」はずっと契約してダイヤモンドステージ優遇を正当に受けるつもりです。

さて、SBI新生銀行からSBI証券とマネックス証券への即時入金も試してみましたが、両者共に新生側へログインすることなく証券口座内で金額と取引パスワードを入れれば即入金されるので、この点は住信SBIネット銀行に利便性が勝りますね。
他に「自動出金」も試したかったのですが、ハイブリッド預金に戻って解約されてしまったので出来ませんでした!?

ということで、住信SBIハイブリッド預金からSBI新生コネクトに今月中切り替え予定の方はそれ程余裕はないのでハイブリッド預金の休止手続きを急ぎましょう!
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posted by 韋駄天太助 at 12:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月15日

年利0.1%の「SBI新生コネクト」に0.01%の住信SBIハイブリッド預金から乗り換えよう!?

私は新生銀行の口座を維持していますが最近は殆ど活用していませんでした。
解約も頭に入れていたところでSBIグループによるTOBがあったのでサービス条件の改善も期待しつつ判断を保留していました。
SBI新生銀行になってからも動きは遅く、今月になってやっとSBI証券との連携で「SBI新生コネクト」が開始されました。
住信SBIネット銀行ハイブリッド預金の新生銀行版と考えれば良いのですが、その条件や内容はかなり異なっています。

「SBI新生コネクトは、SBI新生銀行にお預け入れいただいている円普通預金から、SBI証券における投信積立の設定金額を自動入金するサービスです。また、SBI証券口座で当日使わなかった資金は自動的にSBI新生銀行口座へ出金いたします。
※投信積立自動入金及び自動出金はお客さまのご希望に合わせて「利用する」「利用しない」をご設定いただけます。」

概要説明にある通り投信積立設定金額だけを銀行から証券に「コネクト」してくれるだけで、ハイブリッド預金のように銀行口座に資金を置いたままSBI証券各種商品の買付余力に反映してくれるような便利な使い方は出来ません。
うーん、このサービス自体には殆ど魅力は感じないのですが、SBI新生コネクト最大の魅力は契約しているだけでダイヤモンドステージにランクアップして最上級の特典を受けられることです!

SBI新生コネクトはステップアッププログラムの判定対象で月末最終営業日15:00の時点でご利用のお申し込みが完了していると、翌々月からダイヤモンドステージにステージアップします。

最上級のダイヤモンドで受けられる優遇は複数あるのですが、なんと言っても円普通預金金利が年0.1%になるのが最大のメリットでしょう!
これに9月28日まではキャンペーン金利0.1%上乗せで年0.2%の高金利となりますが、4月中に申し込んでもダイヤモンドが適用されるのは6月からになり実質4カ月弱の上乗せなのであまり釣られるべきではないでしょう。

重要なことは、SBI新生コネクトを申し込むだけで普通金利(税引前)が年0.1%にアップするということ!
この他にダイヤモンドで他行宛振込手数料が月50回まで無料となりますが、私には使い切れませんし特に魅力的な優遇ではありません。

私は投信積立自動入金には興味がないので使うとすれば自動出金サービスですが、出金額とタイミングは「毎営業日15:30時点の当日出金指示可能額から、SBI証券留保額を差し引いた金額で、16:00頃にSBI新生銀行口座に着金」となっています。
私の理解では他行宛てなら通常翌営業日出金となるところが1日早い当日出金が可能で、SBIハイブリッドなら日付が変わってから証券口座から振り替えられるところをSBI新生コネクトなら当日夕方に振り替えられるメリットがあるのだと思います。
また、常に証券口座には100万円残しておきたいなら留保額を100万円に設定しておけばそれを越えた金額だけ毎日SBI新生口座に出金してくれると。

さて、SBI新生コネクトとSBIハイブリッド預金は併用できずにどちらかの選択になるのですが、どちらが有利でしょうか?
ハイブリッド預金の金利0.01%は何の魅力もありませんが、SBI証券口座の買付余力に反映されるし、多くのネット証券に即時入金対応する普通口座を含め住信SBIネット銀行自体の使い勝手はとても良い。

それに比べてSBI新生銀行の即時入金対応はSBI証券と(不思議な?)提携関係にあるマネックス証券程度ではないでしょうか?
但し、これはほぼ手間の問題で月振込50回無料内で他証券会社にも多少の時間差で振り込めます。
また、SBI証券では新生側にログインせず証券取引画面で即時入金手続きが完結するので手間は掛かりません。

比較的大きな金額を動かす場合は1日あたりの振込限度額も注意ですが、SBI新生の振込限度額は200万円の上限設定だが、手続きフォームにて1000万円まで、電話による手続きで1000万円超も可能なので、一度手続きして上限を自分が問題ない水準に引き上げておけば問題ありません。

ということで、使い勝手は落ちても単なるダイヤモンドステージ狙いで「SBI新生コネクト」に申し込んでみようかと思いますが、申込には注意が必要です!
4月中に申し込んでもダイヤモンドが適用されるのは6月からになるので、その間は例えば私の場合スタンダードで月間無料振込回数も1回しか与えらていないし金利も低いのに新生口座へ自動出金されても不都合が多い。
よって、ステージ判定日となる月末最終営業日の4月28日に間に合うように申し込み、不便な期間は1カ月に留める。

私の場合「投信積立自動入金」は不要なので「利用しない」に設定、「自動出金」も金利0.2%適用となる6月以降に使いたいだけなので申込時には「利用しない」に設定!
これって「SBI新生コネクト」には申し込むがサービスは全く利用する意思がないことを意味すると思うのですが、ダイヤモンド判定条件となる「SBI新生コネクトのご契約」は満たすはずです!

使って試してみないとわからないことも多く、あまりにも使い勝手が悪ければSBIハイブリッド預金に戻せばいいだけなので、取り敢えずお試しで「SBI新生コネクト」に乗り換えてみようと思います!

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2023年04月09日

楽天キャッシュで投信積立1.5%還元超ルートが楽天カードとファミペイ共に塞がれた?

以前のエントリー(↓)で書きましたが、楽天カードJCBから楽天キャッシュへのチャージで1.5%還元を得られるキャンペーンが毎月実施されていました。
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/493699278.html

「【楽天カード JCB限定】5と0のつく日は街でのご利用分がもれなくポイント2倍」というキャンペーンで何故か「街での利用に」家でスマホの楽天Payアプリで楽天キャッシュにチャージしても還元対象となる太っ腹でした。
これで通常ポイント0.5%に加えてキャンペーンの1.0%期間限定ポイントが付与されて計1.5%還元になり、このキャッシュを楽天証券の投信積立に使うことも出来ました。

しかしながら、キャンペーンはあくまでキャンペーンであり終了予告もなく終わりがやって来ます・・。
私の知る限りは昨年11月から今年3月までは毎月開催されていましたが、4月に入ってからは案内がなく終了した可能性が高いです。
(今後の再開や不定期実施はあるかも知れませんが)

このキャンペーン自体はJCBとの協賛でキャッシュチャージに限ったものではありませんが、楽天側の狙いは「POSAカードをファミペイ払いで購入すると1.5%還元キャンペーン」に対抗するために楽天キャッシュへのチャージも対象にして告知したものと推測されます。
これは通常還元0.5%に加えて付与されるので計2.0%還元となり、ファミペイ残高へのチャージ自体1.0%還元も可能なので実質3.0%還元でPOSAカードを購入することも可能です。

ところが、ファミペイ払いでPOSAカードのキャンペーンは続くものの5月以降は「楽天ギフトカード」が対象外となりました!
おそらくPOSAカードの中でも楽天ギフトカード購入比率が高かったであろうことは想像できます。
キャンペーン還元原資の負担をPOSAカード側にも求めたのかは不明ですが、この状況を嫌がったのはファミマ側よりも楽天側ではないでしょうか?

まず第一に、楽天キャッシュを普通の買い物に使ってくれれば高還元を許容できても、楽天証券の投信積立で高還元は許容できないし楽天カードによるチャージ額減少という影響も無視できません。

第二に、4月17日から税金や公共料金の支払いが出来る「楽天ペイ(請求書払い)」を開始しますが、これには楽天キャッシュを利用できます。
請求書払い自体に還元はないようですが、楽天キャッシュへのチャージで高還元のルートがあると貰い手数料の低い税金公金払いでは逆ザヤとなりかねず、塞いでおきたいという意思が働いたかも知れません。

タイミングとしても5月からファミペイPOSA還元対象から除外して、楽天カードJCBも4月から1.5%還元キャッシュチャージ可能となるキャンペーンを止めてしまったことは請求書払い開始に合わせたかのようです。

ということで、楽天キャッシュへのチャージにより1.5%超の高還元でそれをそのまま楽天証券の投信積立に流用できた時代は終わりを告げるかも知れません!?

楽天キャッシュの残高が尽きたら、原点に戻って某ドラッグストアにて現金で楽天ギフトカードを買ってTポイント1%還元ルート(↓)に戻りますかね。
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/489895848.html
これもいつまで続くか?(楽天ギフトカードは今後対象外とかね!?)

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2023年04月02日

待望のインド株投資最低コストとなる「iFree NEXTインド株インデックス」が登場!?

大和アセットマネジメントが「iFree NEXTインド株インデックス」を3月13日に設定しました!
自称「待望のインド株の低コストインデックスファンド」が登場して、その信託報酬はなんと年率0.781%です!?
えっ高いやん?と思った人はインド株投資のことを何もわかってない!日本では圧倒的に安い!最安値です!

これまでの低コストインド株インデックス投資商品には以下の2本が挙げられます。

1つ目はETFで野村アセットの「NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信」(1678)ですが、信託報酬1.045%です。
2009年11月の上場以来10年以上の運用実績を誇りますが当初はこれでも圧倒的な低コストでした。
10年経った今でもこれを下回る低コストファンドがほとんど存在しないのが日本におけるインド投資の現実。

2つ目は昨年登場したアクティブ投信で「イーストスプリング・インド・コア株式ファンド」(愛称:+αインド)ですが、信託報酬0.99%程度です。
但し、このファンドはインデックス連動ではなく業種も消費関連とインフラ関連に均等配分で投資するという特徴を持ちます。

(この2本とは別にピクテのアクティブ投信「iTrustインド株式」が3月16日に信託報酬を1.4998%程度から0.9828%程度に引き下げました。
時期的に大和の新インデックス投入を意識しつつ追随は無理なので+αインドを若干下回る水準に設定したと思いますが選択肢に入って来ますね。競争が刺激された訳で良いことですね。)

ここに3つ目の最低コスト「iFree NEXTインド株インデックス」が登場した訳ですが、実は連動対象インデックスが野村ETF(1678)と同じNifty50指数です!
つまり、同じ指数に連動しながら信託報酬は投信(0.781%)がETF(1.045%)を大きく下回りました!
野村は投信より高くなったインドETFの値下げが必要な状況ではないかと思われますが、BRICs(Rは消えたけど!?)各国を統一で1.045%に設定しているのでインドだけ下げられますかね?どう出ますか?

「iFree NEXTインド株インデックス」は海外ETFと比較しても低コストは引けを取りません!
日本の大手ネット証券にて買付手数料無料で買えることが多い米国ETF「ウィズダムツリー インド株収益ファンド」(EPI)の経費率が0.85%です。
香港市場の「iシェアーズS&P BSEセンセックス・インディア・インデックスETF」(2036)の経費率が0.64%ですが、これが日本からインド投資できる最安コストではないでしょうか?
しかしながら、インドETFを買うためだけに為替手数料も高い香港ドルで香港市場にて取引するのは少し敷居が高いと思います。

これらを考慮すると、円貨で取引できて売買手数料も掛からないジャパニーズ投信「iFree NEXTインド株インデックス」の信託報酬0.781%が実質的に日本最安値と言ってよく、多くの人はこのファンドで充分だと思います!

「iFree NEXTインド株インデックス」は設定後間もないのに(間もないからこそ)楽天証券の積立設定件数ランキングでは16位となっているように期待を集めているようです。

インドへのインデックス投資も今後更なる新規参入で更なるコスト競争が起こることを期待すると共に、インドのみならず先進国か新興国かに関わらず単体個別国のインデックス投信(ETF)が更に増えてコスト低廉化が進むことも期待します!
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2023年03月26日

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドが本家QQQ匹敵の信託報酬0.2%で登場!

ニッセイアセットマネジメントがあの<購入・換金手数料なし>シリーズに「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」を投入します!
設定日は3月31日で当初の販売会社はSBI証券と楽天証券のみとなっています。

ニッセイが流行に乗ったとも言えない今更感で他社に大幅遅れでナスダックのインデックス投信を出して来るなら低コストでは当然No.1なんだろうな?という期待を裏切りませんでした!

その驚きの信託報酬はなんと年率0.2035%(税抜0.185%)です!

そもそも長らく邪道扱いされて来たNASDAQ指数に連動するインデックスファンドが注目を集め始めたのは最近であり、2018年に信託報酬0.5%で設定された大和アセットの「FreeNEXT NASDAQ100インデックス」が火付け役と言って良いでしょう。
(レバナスの方が大注目されてしまい地味な存在になってしまいましたが・・。)

その後に日興が0.48%で三菱UFJ国際が「eMAXIS」シリーズとして0.44%で続きましたが、これまでの最安は21年に設定されたPayPay投信の0.42%だと思います。

ニッセイはPayPay投信の半額以下という圧倒的な低コストで投入しました!
PayPay投信は知名度や実績の浅さによる信頼面で純資産額は伸びていませんが、大和・日興・三菱にとってニッセイの半額以下での参入はおそらく脅威であり追随値下げも検討されるかも知れませんね。

東証上場のETF最安値が「iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし)」(2840)の信託報酬0.22%(税抜0.2%)なのでニッセイ投信の方が下回っています!
というより、明らかに国内のETFも含めて最安値を狙って設定して来ましたね。

このETFが登場した時に本家米国のNASDAQ100連動ETFとして有名過ぎる「QQQ」の経費率が0.2%なので、最早割高な売買手数料や為替コストを負担してまで米国ETFにこだわるのは疑問と書いた覚えがあります。
それ程ここ数年という短期間で日本国内でNASDAQ指数への投資コストは米国と変わらないレベルに一気に下がりました。

その中で最後尾からニッセイが投信で税込年率0.2035%を投入して来た訳ですから最早本家ETFのQQQとも対抗する勢いです!
2024年の新NISA制度開始に向けてまだまだこれから各社がパイの拡大を目指して新商品投入や既存商品の値下げを仕掛けて健全な競争が起こることを期待します。

老舗インデックスファンドシリーズを持つニッセイがNASDAQ100連動ファンドを本気の最安値で投入して来たことを高く評価します!

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2023年03月20日

彼岸底ならSVB破綻、UBSのクレディスイス買収、FOMCの流れで底打ちとなるのか?

先週半ばに一旦落ち着きつつあった金融システム不安が金曜日のシリコンバレーバンク(SVB)破綻により再燃して、NYダウは再度3万2千ドルを割って31,861で引けました。

しかし、週末はUBSによりクレディスイス買収が発表されたことにより過度な懸念が後退して、週明けは米国株先物も上昇して始まり日経平均も小さな下落でスタートしました。

これにて金融システム不安が払拭されたとは言い難いですが、「彼岸底」のアノマリーとなるなら今週に底をつけることになります。
彼岸入りが18日なので週末クレディスイス買収のネタで底打ちとなってもアノマリーは外していないのですが、今週は21-22日にFOMCがあります!

ECBは先週クレディスイスの経営不安が高まっている状況でもインフレ抑制優先で0.5%の利上げを決定しました。
米FRBのパウエル議長は7日の議会証言で0.5%への利上げ再拡大も示唆しましたが、金融システム不安を受けて今週のFOMCでは0.25%の利上げに留めるとの予想が多数派になっています。

利上げ停止の予想もありますが、この場合はFRBが金融システム懸念を深刻に捉えていると受け取られ逆効果の株安となる可能性もあります。
逆に0.5%利上げとなればかなりのサプライズですが、金融システム不安よりインフレ抑制を優先するという判断をどう受け止めるかは難しいですが、普通に考えれば金融システム不安を軽視して増長させる判断と株安で反応しそうです。

つまり、利上げが0.25%でなければ何れも株安となる可能性がある、0.25%の場合に金融システム不安が落ち着いてアク抜け材料になるとも限らない。
ウン?ということは今週が底とも限りませんね!?

しかしながら、クレディスイス買収で一旦落ち着いたところに予想通りの0.25%利上げでジワジワと不安が解消されていくキッカケの週(=底)となる可能性はあります。

21日は日本が祝日なので薄商いを狙って海外勢がドル円レートに仕掛け的な動きが出て連動して日経平均も大きく振れやすくなりますしね。
さて、どうなりますか?

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posted by 韋駄天太助 at 10:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月13日

米国株に「節分天井彼岸底」が来てるやん!今年の日本株は既に大外れ!?

先週の米国株は前半と後半で異なる2つの大きなショックにより大幅下落しました。

週前半はパウエルFRB議長が2月公表経済指標の上振れを受けて議会証言で利上げ幅再拡大もアリ!とタカ派発言をしたので市場は次回0.5%利上げを織り込み始めて大幅下落。
週後半はリーマンショック以降で最大規模となる(と言ってもリーマンとの比ではない中堅だが)シリコンバレーバンク(SVB)破綻とその連鎖警戒による大幅下落。

2つの異なるショックではあるけど決して無関係ではなく切り離すことも出来ません。
金利上昇がSVB破綻の大きな要因となり、SVB破綻は今後のパウエルFRBの利上げ決定にも大きな影響を及ぼします。
SVBの特殊要因や独自の不味さはあっても急激な金利引き上げが1中堅銀行を破綻に追い込んだのは事実なので、急激な引き締めにより生じたSVB破綻が今後の利上げにブレーキを掛ける要素にもなりえます。

先週の動きで確かになったのは米国株に「節分天井彼岸底」が来ていること!?
NYダウは2月初旬から中旬まで34000前後で横這い推移した後に下落しましたが先週の大幅下落で加速して32000を割れて引けました。
これは昨年11月3日に付けた32001ドル以来の安値です。

ナスダックは高値がハッキリしていて2月2日に付けた12,200ですが、これは2月3日の節分天井とほぼ一致しています!
ナスダックは昨年11月から年末まで下げ続けていたため年始からの大幅上昇を打ち消すまで下落はしていませんが、チャートは2月初旬から3月中旬までほぼ右肩下がりとなっています。

まさに「節分天井彼岸底」の動きとなっていますが、これが日経平均になると今年の高値は3月9日の28,623なのでアノマリーは本家の日本なのに全く当てはまりません!

米国は節分も彼岸も知ったことではないのですが、今年の彼岸入りは3月18日で彼岸明けが3月24日なので、日本独自の相場アノマリーでは来週に底が来るらしいです!?
さて、どうなりますか?

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2023年03月06日

PDFファイルを1枚5円で印刷できるならコスト掛けてプリンター維持は無駄だよね!?

確定申告を電子申告で終えた後に、配当等に所得税と異なる課税方式を選択する場合には市町村に別途申告が必要になります。
これがまた市町村によって申告方法が様々なのですが、私の場合は紙の市町村民税申告書に申告済みの確定申告書や配当金の明細を添付して提出する必要があります。

せっかくペーパーレスによりe-taxで確定申告を終えても、市町村はそれを印刷して紙で提出することを義務付けるので資源と時間の無駄を生んでくれます。
数枚なら1枚10円のコンビニで印刷してしまうのですが、10枚以上になるので約1年前に使ったプリンターを引っ張り出して来て印刷を試みたところ何度やっても不可。
インクの問題ではなさそうですが年代物でいつ壊れてもおかしくないので諦めてコンビニで印刷しようと思いましたが、なんとファイルから1枚5円で印刷できる所を発見しました!

今時5円コピーは珍しくありませんが、PDFファイルを読み込んで直接印刷して1枚5円の所は見たことがありませんでした。
ちょっとぼかして書きますが、最寄りにあるイオン系列のショッピングセンターにあるイオン系列のスーパーに5円コピー機が置いてあるのは知っていましたが、ファイル印刷は10円だと思い込んでいましたがなんと5円!

何故ならイオン系列のミニストップもコピーは5円だが印刷は10円に設定されているからグループ共通の料金設定かと。
どうやらイオン系のスーパーが全てファイル印刷を5円に設定している訳でもなさそうで、店舗によって裁量があり客引きで独自に設定しているのかも知れませんね。

ファイル形式はJPEGやTIFFも可能なようですが、面倒なので全てPDFに変換して手持ちのUSBメモリに保存して持って行き挿して印刷すれば1枚5円です!
WindowsならWordでもExcelでも印刷ボタンを押して「Microsoft Print to PDF」を選んでOKボタンを押せば印刷形式をPDFに変換してファイル保存できるので、プリンターで印刷可能なものは全てPDFファイルに変換できます。

PDFの2ページ分を1枚に印刷する機能もあったので確定申告書はこれを使い若干小さくなるが数字も文字も判別できるし、A41枚に2ページ分を印刷しても1枚で5円なので1ページ分は2.5円で済みました。(笑)
全部で10ページ以上あったのでコンビニで普通に印刷すれば100円を越えるところが、ニコイチ機能にも助けられ50円以下で添付書類を整えられました!

ファイル印刷が1枚5円で済むならもうプリンターを維持するコストは無駄に思えてきます。
年間200枚印刷しても年間1000円(10年で1万円)、年間500枚印刷なら年間2500円(10年で2万5千円)と考えても、プリンターの本体コストとインクや用紙等のランニングコストを含めた10年分のコストを下回るでしょう。

但し、5円コピー機は見つけられてもファイル印刷も激安5円のマルチコピー機は誰もが近隣で簡単に見つけられる状況ではないと思います。
ファイル印刷が1枚10円だとしても年間200枚以下に収まるならプリンター買って高いインク代取られて維持するよりもコンビニ印刷の方が低コストでしょうね。

プリンターって据え置いてると場所取るしペーパーレスも進んで年間で数回しか印刷しないのに維持しているケースも多いと思います。
経済性やエコを考えてもたまに印刷の必要があれば近くのコンビニ・スーパー・ドラッグストアに行って1枚5円(10円)で充分です!

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2023年02月27日

「節分天井彼岸底」は日本のアノマリーだから日本株にはピタリと当てはまる!?

今年前半は厳しいとの横並び新年予想を覆して株価は好調に推移して来ましたが、2月に入ってから大分ダレて来ましたね。

NYダウの先週終値が32,817なので、昨年12月30日の終値33,147を下回り今年のリターンはマイナスに転じたことになります。
一時は34,000前後を推移し景気後退にも陥らずにインフレも抑制され利上げ予想も頭を打ったと都合の良い解釈で気の早い底打ち判断も喧伝されましたが、さて?

でも、現状は深刻な下落となっている訳ではなく新年マネーが流入して1月に上げやすいのはアノマリーであり、2月に入ってその勢いが衰えたり利確により下落する程度は自然な動きであるとも言えます。

日本では「節分天井彼岸底」と言われるアノマリーがあります。
2月上旬に高値をつけて3月中旬から下旬に安値を付けるというアノマリーですね。
節分も彼岸も世界(ワールド)は知ったこっちゃない訳ですが、米国を中心として世界の株価は大方連動した上下を繰り返すのに、ジャパニーズアノマリーは世界にも通用するのでしょうか?

今年に限って言えば、NYダウが高値を付けたのは1月13日の34,302ドル。
その後に3営業日下落したものの再度右肩上がりを続けて、2月13日に34,245を付けた後に下落しました。
2月上旬にドンピシャ高値ではありませんが、2月1日の終値も34,092を付けて以降は横ばい推移なのでザックリ高値圏であったと言えます。

一方、日経平均は正確に言えば今年の終値高値は2月16日の27,696になりますが、2月6日の27,693もほぼ同じであり、この日は27,821の場中高値も付けているのでチャート上も2月6日の方が今年の天井に見えます。
更にはNYダウと違って1月中にも高値を付けていないし、今年の節分は2月3日なので翌営業日となる翌週月曜日にピタリと高値天井を作ったことになります!?

但し、日経平均は再度円安に振れている影響もあり高値からの下落もまだ小さく、NYダウと違って年初来でもまだまだプラス圏です。
やっぱりニューヨークでは節分に豆を撒いたり恵方巻を食べたりしないのでアノマリーが明確ではないのかも知れませんね!?

さて、アノマリーのお尻も当たって今後約1カ月ベア相場が続くのでしょうか?
専門家皆様の年初予想は「今年前半は厳しく株価は上がらない」が総意でしたね!?

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2023年02月20日

Internet Explorer無効化によりMicrosoft Edgeでe-tax(確定申告)してみた!サヨナラIE!

2月16日に確定申告の受付が始まりましたが、私は昨年までずっとInternet Explorer(以下IE)でe-taxにて電子申告して来ました。
今年の2月14日でIEが完全無効化されて使えなくなったのでブラウザの乗り換えが必要です。
IEの無効化は混乱しないように敢えて確定申告受付直前に設定したのかと思いましたが、これは日本だけでなく世界的に同一の扱いのようですね。
(もしかしたら日本ではIEが長く重要な確定申告のデフォルトブラウザとして使わて来たからという配慮が米マイクロソフトにあったのかも知れませんが?)

乗換先のブラウザはGoogle ChromeではなくMicrosoft Edgeにしました。
どちらでも良かったのですが、年に数回一時期に集中して使うだけなのでメインブラウザのChromeにe-tax用の拡張機能をインストールするより、サブのEdgeに余計なモノを入れることにしました!?

Edgeも数年前からChromiumベースに変わっているので、Chromeの「e-Tax AP」という拡張機能をEdgeにインストールするだけです。
Edge上でインストール時に少し戸惑ったのは「Chromeに追加」というボタンしか表示されないので、日本語を素直に普通に解釈すればこのボタンを押すとEdgeではなくChromeにインストールされてしまうと思うじゃないですか?
で、「Edgeに追加」ボタンはどこだよと探しても見つからずに調べるとどうやら「Chromeに追加」ボタンを押せばEdgeに拡張機能が追加されるとのこと。(日本語おかしいだろ!)
Chromeの拡張機能をEdgeにそのまま流用しているだけなので、GoogleさんはChrome以外に追加するなんて知ったことではないので、「Chromeに追加」を「このブラウザに追加」に読み換えて押せばよいというオチでした。
(この変な日本語のせいで5分はロスしましたが)

IEよりEdgeの方か軽くてサクサク動く感じはありましたが、作成終了までのスピードアップに繋がる程ではなく使い勝手に大きな差は感じませんでした。
途中でファイルを保存する時の挙動がIEとEdgeでは少し異なり、これまでのIEでは「名前を付けて保存」を選べば自分が保存したフォルダ内で何度でも上書きしてくれます。
Edgeではダウンロードするとフォルダとファイル名も選択できずに「ダウンロード」フォルダに「r4syotoku」として保存されました。
二度目の保存では「r4syotoku(2)」でファイルが作られ上書きしてくれずに保存する度にファイルが増えて行きます。
また、別途「ダウンロード」フォルダからファイルを移動させる手間も生じるので、送信後に最終版だけ「ダウンロード」フォルダから移動させた方が良いでしょう。
多分これはIEとEdgeの仕組みの違いによるものでe-taxのせいではないと思いますが、ファイル保存に関してはIEの方が使い勝手は良かったですね。

e-taxに限らずIEは今後使えなくなりましたが、IEでしか表示されないサイトや使えない機能がある場合にはEdge上のIEモードで2029年までサポートされるそうです。
Edge自体はChromeにない利点や機能もあるので、IEモードを含めてサブブラウザとして使い慣れておくと良いと思います。

ここ10年は私にとってほぼe-tax専用ブラウザでしたが、サヨナラIE!アリガトウIE!
Windows OSバンドルの有利さと力技でNetscapeに勝利した日が懐かしいが(いつの話だよ!)、IE終了も「栄枯盛衰」「盛者必衰」「諸行無常」の時の流れですね!?

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2023年02月12日

SOMPO123 先進国株式は22年にコクサイ指数を約3%上回る!しっかり運用を続けて信頼を築け!

SOMPO123 先進国株式の2022年下期運用状況が1月20日に公表されましたが、参考指数であるMSCIコクサイ・インデックスの▲0.60%に対して△0.72%上回る△0.12%で終えました。
22年通期ではコクサイ▲5.12%に対して△2.90%上回る▲2.23%の騰落率となりました!

ほぼ世界中で株価下落となった22年に円安でのプラス相殺はあったものの、下落率がコクサイ指数より2.9%も小さく済んだということですね。
SOMPO123は情報開示もしっかりやっていて22年下期運用状況の中でデータを示しながら「参考指数が下落する局面では下落幅が抑えられ、逆に上昇する局面では参考指数に若干劣後する傾向がみられます」と自己分析しています。
コクサイ指数の約1300銘柄組み入れに対して、SOMPO123は名前の通り123銘柄と約1/10の銘柄数なので当然騰落率にズレは生じますね。

また、123銘柄に絞り込む際に「信用格付けが投資適格未満の企業の株式を除外する」という方針を取っているので、ジャンク級で初の1兆ドル企業となったテスラを組み入れていません。
一方、コクサイ指数ではテスラが構成比で上位10社に入るので極めて大雑把に言えば、暴れん坊将軍のイーロンマスクj率いるテスラがグイグイ上昇する時期はSOMPO123がコクサイに負けて、テスラが沈み続ける時はSOMPO123がコクサイに勝つことになりますね。
コクサイ指数のテスラ構成比も1-2%と言ったところなので騰落の差をテスラだけで説明できる訳ではないでしょうが、123銘柄に絞り込む際にジャンク級は除外されるので銘柄数は1/10になってもコクサイ指数よりもボラティリティが小さくなり、SOMPO123は上昇時も下落時もパーセンテージがコクサイ指数よりマイルドになる傾向がありそうです。
(これはSOMPO123の自己分析ではなく私の感想です。)

昨年10月にS&PがテスラをBBB(投資適格級)に引き上げたので、現在はSOMPO123がテスラを組み入れようと思えば出来るのかと思いますが、さて運用サイドはどう判断しますか?
昨年1年間で400ドルから100ドル近くまで大暴落したテスラですが、23年に入って反転上昇して1月終わりには200ドル近くまで上昇しましたが、このようなケースでSOMPO123はコクサイ指数に大負けしたのでしょうか?
1月最新の月次レポートを見ると、コクサイ指数△3.86%に対してSOMPO123が△3.85%の上昇で劣後したのは誤差程度の▲0.01%に過ぎません!

コクサイ指数はテスラ大上昇の恩恵がありSOMPO123にはない、比較的NASDAQ指数等のハイテク株上昇が目立った1月ですが、コクサイとSOMPO123のパフォーマンスに有意な差はなかったと言えます!
細かい要因はわかり兼ねますがテスラ1社に騰落率を振り回されている訳でもなさそうで、これまでのところSOMPO123の成績に文句は付けられません!

それにも関わらず、1月末の純資産総額は17億円に過ぎません。
「楽天証券を除く」主要ネット証券でしか販売されておらず、かつ「つみたてNISA」の対象になっていないこともあると思いますが、信託報酬0.077%かつこの順調な成績で純資産17億円は寂しいですね。
24年NISAまでまだ1年近くあるので、今年もしっかり運用して2年の安定実績を示して情報開示もしっかり行って、地道に信頼と安心感を築くしかありません。

MSCIコクサイ指数に連動する高(!?)信託報酬0.1023%のeMAXIS slim先進国株式は純資産約4000億円です。
SOMPOアセットマネジメントさん、投資信託商品として123がslimごときに負ける気はしないよね?
じゃあ、インデックス投信より低コストなアクティブ運用の実力を今年も見せ付けてやりましょう!?
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posted by 韋駄天太助 at 20:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする