2024年10月25日

IPO東京地下鉄の初値売りから変更して配当・優待目当てで保有すると個人的利回り4%?

話題の東京地下鉄IPOに私も参加しました。
IPOの記事とか書いたことありませんけど、基本真剣にはやってませんから書くこともなく。

店頭証券とのお付き合いもなく、IPOの為だけに多数の口座開設するということもやってないのでそれ程当たりませんし緩くやっています。
東京地下鉄(呼び名に慣れないので以下東京メトロ)も口座を保有するネット証券で申し込んだら結果バラバラに300株当選しました。

本来なら上場日の始値で手放すのですが、100株だけ売って200株は取り敢えずホールドに方針を変更しました。
200株保有すれば優待が得られるという頭はあったのですが、それがメインの理由でホールドした訳ではありません。
今年の実現利益をあまり増やしたくなかったので、取り敢えず200株は来年に持ち越そうと!?

普通のIPOなら3カ月後の株価も読めませんが、東京メトロの場合は公募価格を大きく割り込んで右肩で下げていくことも考えにくく、取り敢えず含み益は来年に持ち越せるかなと?
でも、3月末まで持てば配当も優待も得られるのでどうせならそこまではホールドしてその後は状況に応じて検討しようかと。

ということでIPO前にさほど興味はなかったのですが、事後に[優待+配当]利回りを検証してみました。
公募価格1200円x200株=24万円が東京メトロへの投入資金になります。
1株配当(予想)が40円なので、配当金は40円 x 200株=8000円貰えそうです。
よって、予想配当利回りは公募価格に対して3.33%(税引前)になります。

株主優待は複数用意されていますが、乗車券以外で個人的に使いそうな優待は少ないので(かき揚げ無料券とか!?)これらの価値は0円で見積もります。
当方は東京在住ではありませんが、東京メトロを使う機会はあるので無料乗車券を貰えれば使えそうです。

200株以上400株未満で年間計6枚の全線きっぷを貰えますが、これが一日乗り降り自由の乗車券なら良かったのですが、単なる片道きっぷでメトロに入場して改札を出れば一枚消費して終わりです。
また、メトロは最遠でも330円区間なのですが端から端まで乗車するケースも少ないので、260円区間で乗車することを想定して優待の価値を算出すると、260円x6枚=1,560円になります。
優待利回りは0.65%になりますが、それ程魅力的な優待ではありませんね。

個人的な[優待+配当]利回り(予想)は3.98%になるので突出している訳ではありませんが、東京メトロをホールド継続でまったり[優待+配当]を貰うのでもまあまあ魅力的ではありますね。

深く調べもせずにザックリとしてイメージで東京メトロの将来性を考えると、
地下鉄としては日本で一番有利な地域に根を張り地方のように空気を運ぶ赤字路線を抱えることもなく営業利益率も高いが、地下鉄本業に事業が集中するものの延伸計画の実行は2030年代であり成長性は低い。
日本の人口減少による需要減が一番少ない地域と思われるが、今後リモートワークが更に進展したとしてもインバウンド需要で充分補完できる地域でもあり、需要の大きな減少も考えにくく売上が大きく落ち込むこともなさそう。
地下鉄屋さんなので地上の土地保有も少なく不動産事業等の周辺事業の伸長もあまり期待できないもののホールドするのに心配点が少ない銘柄ではある。

従い、配当(+優待)目当てで保有するのも悪くなさそう。
因みに1万株保有すると全線定期乗車券を貰えますが、公募価格で集めても1200万円が必要です。
この定期券は6カ月95,420円で誰もが自由に買えるので年間では190,840円となり、優待利回りは1.6%程度になります。
その為に1000万円以上をメトロに突っ込む人なんているのか?というのが普通の反応だと思いますが、東京メトロ沿線には超が付く富裕層も多いのでレクサス2台分程度で近隣交通費が全てタダになるならと突っ込める人も少なくないでしょう。
富裕層の全線定期優待狙いの初日大量買いが株価を1700円まで押し上げた原動力かも知れませんね!?

片道乗車券6枚でお腹いっぱいな私が東京メトロを長期保有するかは来年4月以降に再検討したいと思います!
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2024年10月18日

SBIサウジアラビア株式ETFが信託報酬0.19%で東証上場!新興国ではシェア7位の主要国?

出ますね、サウジアラビア株式ETF!
SBIアセットマネジメントが東証上場承認を受け、「SBI サウジアラビア株式上場投信」(273A)を10月31日に設定・運用開始と発表しました!

このETFには2つの「初」があり、日本「初」のサウジアラビア株価指数連動型ETFであると共に、SBIアセットが組成する「初」のETFになります。

驚きなのはその信託報酬で一瞬目を疑いましたが、中東の新興国サウジでなんと税込0.1925%という低廉コスト!
サウジアラビア株式連動である米国ETF(KSA)が経費率0.74%、香港ETFが経費率1.20%に対して東証ETFが約0.19%ってどういうこと?
おそらく圧倒的に世界最安のサウジETFが東証に上場することになるのだと思います。

このETF上場は5月に報道された日本とサウジの政界トップ同士で合意した協力案件の1つであり、現地の情報通信大手NTGグループと業務提携して組成したことにより、日本のSBIだけ大きなコストダウンとなり低信託報酬で提供できる便宜があったのでしょうか?

東証ETFの連動対象指数は「MSCI サウジアラビア・インデックス(円換算ベース)」ですが、米国ETFのiシェアーズ・MSCI・サウジアラビア・ETF(KSA)は「MSCIサウジアラビアIMI・25/50インデックス」連動なので、同じMSCI社のサウジアラビア株指数でも若干異なるようには思いますが、KSAの直近分配金利回りが(ブルームバーグのデータでは)税込2.9%あるので、東証のサウジETFも3%前後の高分配金が期待できるかも知れませんね。
(分配金利回りの確認を含めて慎重な人は運用実績1年を待った方が良いでしょうね。)

サウジの株価指数と言ってもイメージや今後の予想は本邦投資家にとっては難しいと思われますが、SBIアセットの説明によれば、
「世界一の産油国である中東アラブの大国であるサウジが2016年に発表したサウジの「サウジ・ビジョン2030」で謳っている3つの課題解決(@脱石油依存経済、A雇用の創出、B効率的な行政)により持続可能な経済成長を目指す、という画期的且つ具体的な国の政策に注目しています。
これらの改革により、サウジアラビア市場は急速に発展しており、投資機会が増加し、これまで日本に馴染の薄い中東への投資機会を提供する事により、個人投資家ポートフォリオの多様化、長期的な資産形成に貢献出来ると考えています」
とのこと。(わからないから丸投げ!)

確かに対象指数の騰落率は過去3年で45.9%、過去5年で105.9%と高い伸びを示しており、2016年発表のビジョンとそれに沿った改革が投資家の期待も集めているように思えます。

では、サウジって新興国の中でどの程度の存在感や規模感があるのでしょうか?
私もサウジは新興国の中でも1-2%程度のシェアではないかという程度の認識しかありませんでしたが、現状は成長した結果異なります。
MSCIエマージング指数に連動するeMAXIS Slim新興国ファンドの直近月次レポートで確認すると、なんと国別シェア3.8%で7位に位置して6位でシェア4.2%のブラジルに肉薄しています。
サウジアラビアの下に南ア2.9%、メキシコ1.9%、インドネシア1.7%が上位10カ国に並んでいるので、中東のサウジアラビアは新興国の中で存在感が高まり既に上位国の位置付けですね。

新興国ファンドを100万円分買い付ければ4万円弱がサウジにも投資される訳ですが、もう少しチャレンジしてサウジの比率を上げてみようかという時に東証サウジETF(273A)の出番ですね!?

私もサウジ株に特段の期待や優位という判断がある訳ではありませんが、新興国好きとしてはSBIアセットが驚愕の信託報酬0.19%で頑張って出してくれたことにも敬意を表して、どこかのタイミングでサウジETF(273A)を小規模に留めつつ買い付けて保有したいと思います。

また、今回の件はSBIアセットが初のETF組成で競合が存在しないにも関わらず低廉な信託報酬を設定したことを高く評価したいと思います。
今後もSBIアセットが続々とETFを投入するのかは不明ですが、その場合は次々と価格破壊的な信託報酬を設定して東証ETFを活性化させることを大いに期待します!
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posted by 韋駄天太助 at 11:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月11日

eMAXIS Slim先進国株式(含む日本)が新規設定も比較して際立つのは全世界の超低コスト!

三菱UFJアセットが10月25日に『eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本)<オール先進国>』を新規設定します。

簡単に言えば、既存の「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は日本を含まないので、これに日本を加えてパッケージ化して信託報酬は先進国で揃えて税込0.09889%で設定したのが(含む日本)になります。
8月末現在で日本成分は5.8%なので、94.2%は先進国(日本含まず)と同じくMSCIコクサイ連動の「外国株式インデックスマザーファンド」に投資され、残り5.8%が「日本株式インデックスマザーファンド」に投資されます。

MSCIジャパンに連動する「日本株式インデックス」をマザーとする単体商品はありませんが、Slimシリーズでは日経平均もTOPIXも信託報酬0.143%で設定されているのでコストは同等として加重平均し、(含む日本)の理論上信託報酬を算出すると0.101%になります。
自分で日本株インデックスと先進国インデックスを買ってミックスするよりも、(含む日本)を一本で買うことで信託報酬が約2%安くなりお得になります。

これは単に先進国カテゴリーの信託報酬を揃えたことで(含む日本)がお得価格になった訳です。
でも、これより更にとんでもなくお得なカテゴリーと商品がありますね!?

Slimシリーズには以下3つのマザーファンドをミックスしただけの商品が複数あります。
日本株式には日経平均とTOPIX連動を流用して、下の2つには構成比100%の単品である先進国ファンドと新興国ファンドがあるのでその信託報酬を流用します。
<マザーファンド>    <想定信託報酬>
日本株式インデックス   0.143%
外国株式インデックス   0.09889%
新興国株式インデックス  0.1518%

上記マザーファンドに投資する商品の構成比は以下。
<各ファンドの構成比>  先進国(含む日本) 全世界(オルカン) 全世界(除く日本)
日本株式インデックス   5.8%     5.1%     0%
外国株式インデックス   94.2%    84.3%    88.8%
新興国株式インデックス   0%     10.7%    11.2%
*全世界の構成比は9月末現在

想定信託報酬を構成比で加重平均して各ファンドの理論上信託報酬を計算すると

       先進国(含む日本) 全世界(オルカン) 全世界(除く日本)
理論上信託報酬  0.101%     0.106%     0.104%
実信託報酬    0.09889%    0.05775%    0.05775%
差異       0.002%     0.041%     0.046%
ディスカウント率 ▲2.5%     ▲45.4%     ▲44.4%

先進国(含む日本)の登場で全世界カテゴリーの圧倒的な低コストが際立ちますね。
これら3ファンドは3つのマザーファンドの組み合わせを変えているだけに過ぎません。

先進国(含む日本)は言い換えれば全世界(除く新興国)ですね。
でも、先進国カテゴリーに入れたから(含む日本)の信託報酬は0.09889%であり、全世界カテゴリーに入れたから(除く日本)の信託報酬は0.05775%に設定されたに過ぎず、コストベースで設定されているのではありません。

全世界がオトクではあるものの、信託報酬年0.04%の差に拘り過ぎるのも考えもので、先進国(含む日本)のカテゴリーを好むのであれば然程気にする必要もないのかなとも思います。

Slimシリーズに先進国(含む日本)という新たな選択肢が増えるのは良いことですね。
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posted by 韋駄天太助 at 11:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月04日

MATSUI Bankが普通預金金利を対抗で無条件0.31%に改定!楽銀は金利競争脱退!?

松井証券の「MATSUI Bank」が10月1日から普通預金金利を0.31%(税抜)に引き上げました!
私は松井証券が(表現悪いですが細々とやっている)松井バンクで引き上げたとしてもauじぶんやSBI新生には対抗しないと思っていたので前回の比較にも含めていませんでした。

【日銀利上げでネット銀の優遇金利が上昇!auじぶん0.31%>SBI新生0.3%!楽銀はどう出る?】
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/504388214.html

因みに楽天銀行は8月23日に適用金利の+0.08%アップを発表しただけでマネーブリッジの300万円以下部分でも年0.18%に過ぎず金利面での魅力は全くありません。
何のひねりもない改定なのでもっと早く発表できたと思いますが、この遅さは様々な検討をした結果ネット銀行の中で強く大きくなった楽天銀行にはもう高金利で客を引き付ける必要はないという判断に落ち着いたのでしょうね。

松井と楽銀の情報を含めて金利順にアップデートすると、
MATSUI Bank0.31%(無条件!) = auじぶん0.31%(auまとめて優遇)
 > SBI新生0.30%(ダイヤモンド会員)
 >> 楽銀0.18%(マネブリ300万円以下) >>> 住信SBI0.11%(ハイブリ論外!)

松井バンクは明らかに10月1日から金利を引き上げるauじぶん銀行の優遇金利0.31%に対抗した形ですが、既にダイヤモンドステージで0.3%に引き上げたSBI新生銀行への流出による影響も大きかったので、更にauじぶんへも流出することを防ぎ逆に資金流入を狙って最高水準の金利まで引き上げることを決めたのかも知れませんね。
このタイミングでの発表は積極的な手を打った結果ではないと思います。

何と言っても、松井バンクの金利0.31%は無条件で適用されるのが強みです!(銀行口座開設条件に松井証券口座保有があるのみ!)
でも、auじぶんやSBI新生で優遇金利が受けられるのであれば敢えて松井バンクを開設する必要はないでしょうね。
本業は証券であり高金利をいつまで続けてくれるかは未知数です。
(だからこそ銀行業で儲けるつもりもなく金利を維持できるという考えもできますが、その負担も小さくないはず。)

個人的には住信SBIネット銀行の1支店扱いであるMATSUI Bankの使い勝手はauじぶんやSBI新生より遥かに優れるので、今回の0.31%対抗利上げはサプライズでありグッドニュースです!

松井証券は松井バンクに限らず投信ポイント高還元など昨年辺りから積極的な攻めの姿勢を見せており好感を持てます。
松井証券全般における今後の施策にも期待します!
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posted by 韋駄天太助 at 10:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月27日

SBIアセットがフランクリン提携で最安のインド株インデックスを出すも第一弾で次はブラジル!?

SBIアセットがインド株式対象のインデックスファンド
「SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンド」(愛称:SBI・フランクリン・.インド株式)
を10月22日に設定すると発表しました!

投資対象は提携先のフランクリンが米国で運用する「フランクリン FTSE インディア UCITS ETF」で信託報酬はインド対象で国内最安となる0.2538%程度(税込)です!

SBIアセットは既にBSE SENSEX指数連動の「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」を運用していますが、フランクリンは中型株を含む「FTSE India 30/18 Capped Index(配当込み、円換算ベース)」が対象指数となり、SENSEXの30銘柄に対して230銘柄に分散していることが特徴です。
新興国で日経平均と同程度の銘柄数を組み入れることが必ずしもメリットばかりではないと思いますが、新興国指数にありがちな上位大型銘柄集中による金融業偏重のデメリットは緩和されます。(9月現在でSENSEXの金融業比率36%に対して約23%)

インドのNifty50でもSENSEXでもない対象指数で最安値のファンド登場もグッドニュースではあるのですが、既に過当競争気味のインド投信においては大きなインパクトがある訳ではありません。

大事なことはSBIアセットが「フランクリン・テンプルトンとの提携商品第一弾として」このファンドをリリースしたことを明記していること、つまり第二弾・第三弾とテンプルトン提携商品のリリースが続いていくことです!

SBIは7月26日にフランクリンとの提携を発表しましたが主眼は暗号資産であり、日経新聞は「現段階では日本国内のデジタル資産の市場が育っていないことから、まずはフランクリンが海外で提供するインドやブラジルなどの株式のETFを投資対象とした投信を日本で販売する見通しだ。25年度中の商品提供を目指す」と報じました。

前倒しで24年中にインド投信は出るので第二弾以降に「ブラジルなどの株式のETFを投資対象とした投信」が続くはずです!

今回の信託報酬0.2538%を分解すると、フランクリンETFの経費率0.19%にファンドが税込0.0638%(税抜0.058%)を乗せています。
この上乗せ信託報酬はSBIアセットが提供する「SBI・V・S&P500」「SBI・V・新興国株式」「SBI・iシェアーズ・インド株」「SBI・インベスコQQQ」と同一であり、「SBI・フランクリン・.インド株式」が競合の中で最安値となるように特別値引いた信託報酬ではなくSBIアセットの海外ETF連動投信の標準上乗せ価格です。

つまり、第二弾以降のフランクリンETF連動にも当該経費率に税込0.0638%を上乗せした信託報酬が設定される可能性が極めて高い(=ローコスト)!
ということは、フランクリンが既に米国で上場させている国別ETFに連動させたファンドをSBIアセットが設定した場合の信託報酬は以下の通りと予想できます!

【予想信託報酬0.1538%】(経費率0.09%):日本、香港、豪、カナダ、ドイツ、韓国、スイス、英国
【予想信託報酬0.2538%】(経費率0.19%):台湾、インド、ブラジル、中国、メキシコ

第二弾は日経も報じたブラジルを出して来る可能性が高いと思われますが、過当競争インドに並ぶ信託報酬0.2538%なら激安価格です!(SBIさん、是非とも出して下され!)

先進各国も日本は自国なのでさほどインパクトはありませんが、約0.15%で国単位に投資できるなら激安ですね。
そもそも豪英独などの単国に(ブラジルも)投資しようと思っても高い安い以前に選択肢が限られるので存在が貴重です。
SBIアセットさん、これらをもう惜しみなく全部投信にして出しましょう!

ブラジル株投信を筆頭にフランクリン提供商品第二弾以降の前倒し早期展開にも期待します!
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posted by 韋駄天太助 at 10:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月20日

Tracers S&P500トップ10インデックスが銘柄入替でM7投信から脱皮!?3カ月後の運用状況は?

5月16日に運用開始された日興の「Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)」ですが、3カ月以上経過して年1回の銘柄入替も行われたので運用状況をチェックしてみましょう。

銘柄入れ替えは6月21日に行われましたが、
除外:テスラ、ユナイテッドヘルス、ジョンソン・アンド・ジョンソン
追加:イーライリリー、ブロードコム、JPモルガン
となりました。

私はこのファンドを悪く言えばM7投信と揶揄しましたが、早くもそれを覆す良くも悪くもノンポリで思想信条と思い入れのなさを発揮する入れ替えをしてくれました!?
テスラを外したのでもうM7投信とは呼ばせない!(という強いこだわりも主張もないけど)

年1の入れ替えによりM7の中で勢いの落ちたテスラを外して、今をときめくイーライリリーとブロードコムを追加して、毎年強者のS&Pトップ10銘柄に投資し続けるのがこの投信のポリシーですからね。
これを個人でやると売買コストも嵩み利益なら課税も発生するところをファンド内で自動でやってくれるのがメリットですね。

但し、年1回5月の最終営業日を基準に入れ替えを行うのは荒っぽ過ぎますね。
たまたまその日だけ最大瞬間風速でトップ10入りして年間364日は圏外でもその銘柄を組み入れることになります。
毎月入れ替えればより良いことは間違いないと思いますが、頻繁な入れ替えでは売買コストも嵩むし低廉な信託報酬を維持することも難しくなるかも知れません。
今回追加の3銘柄でもトップ10内のシェアが12%近いので、そもそも10銘柄しか投資しないファンドで銘柄入れ替えはコスト高を招くため時期を決めて年1回機械的に選ぶことは仕方ないかも知れませんね。

運用開始から3カ月以上経過したので、S&P500連動投信とS&P10と値動きが近いと言われるNASDAQ100連動投信との騰落率を比較してみましょう。

騰落率(9/19現在)    1カ月 3カ月
Tracers S&P10    ▲4.16% ▲11.74%
eMAXIS Slim米国株  ▲1.67% ▲6.64%
ニッセイNASDAQ100 ▲3.67% ▲11.53%

残念ながらこの3か月間だけを見るとS&P10のパフォーマンスが一番悪いですね。
でも、やはりNASDAQ100の値動きに近くパフォーマンスも若干劣る程度でほぼ同等です。

じゃあNASDAQ100でええやん!という意見もあると思いますが、今後10年20年スパンでS&P10の値動きがNASDAQ100と似通るとは限らず、信託報酬もニッセイNASDAQ100の税込0.2035%に対してTracers S&P10は税込0.10725%で約半額で済みます。

非NASDAQ銘柄ではバークシャー・ハサウェイとJPモルガンを含みますがS&P10内でのシェアは計10%未満であり、テスラを除外しても現状はNASDAQ100とほぼ連動してしまうことは不可避かも知れませんね。

純資産総額も既に400億円を越えて、SBI証券の各種投信ランキングでも20-30位に位置しているのでソコソコ人気を集めています。
(因みにSlim米国はオルカンに次ぐ2位独占、ニッセイNASDAQは軒並みランキング一桁の大人気投信)
非常にユニークな投信なので今後も継続ウォッチしたいと思います!
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posted by 韋駄天太助 at 10:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月13日

隠れ高分配のブラジル株ETF(1325)は下がっても利回り5%を維持!でも低コスト投信に期待!

今年もNEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信(1325)から分配金が出ました。
決算日:24年7月8日 1012円(100口あたり)

分配金利回りは分母に持って来る株価によって変動してしまいますが、直近の9月12日終値である203.6円を用いると100口で20,360円の時価に対して分配金を1012円貰えるので利回りは四捨五入でピタリ5.0%になります。
過去2年の分配金は100口あたりで22年:1807円、23年:1752円でしたのでこれでも大きく下げています。

面倒なので過去分も今年の直近株価で分母を統一すると、分配金利回りは22年:8.9% -> 23年:8.6% -> 24年:5.0%と下げて来ましたが、それでも国単位の株価指数連動ETFとしては高利回りを維持しています。
因みに、このETFは上場以来の2009年から2021年までは一度も分配金を出しませんでした。
突如として高分配ETFに化けた訳ですが一時的ではなく3年は続いていると言えます。

郵送された収益分配金計算書を確認すると、収益分配金に対する外国源泉税額の比率が6.8%になっています。
一方、本来15.315%であるべき所得税の比率が8.6%になっているので、外国源泉税額分を所得税から差し引くことで二重課税調整も行われて確定申告せずとも6.8%分の外国源泉税額は自動で取り戻してくれています。

3年間の分配金利回り合計で20%を越えるので、15年持ても分配金だけでお釣りが貰える勢いですがそうなってくれれば良いのですけど、その前は10年以上無分配でしたから過度な期待はしない方が良いですね。
来年は分配金利回りが上がるか下がるか、はたまた無分配に戻るのかはわかりかねますが、単なる株価指数連動でブラジルほど分配金を出す(=配当利回りの高い企業が多い)国はないし、S&P500や日経平均を買って5%以上の分配金なんてアリエナイことは確かであり、ブラジル株投資の魅力ではありますね。

但し、このETFは信託報酬が高めだし、個人的には配当金を分配せずに含みで再投資して欲しいので良質なブラジル株投信の組成に期待します。
以前書いたように、SBIがフランクリンと提携して海外上場のブラジル株式ETFを対象とした投信を販売する見通しとの報道があるので、まずはこの投信に期待します!

おそらく対象となるブラジルETFの経費率は0.19%だと思われ、投信側の儲けを乗せても低廉なコストでの組成が可能な筈です。
(因みに1325ETFの信託報酬率は税込1.045%です!)
但し、ブラジル株連動の米国ETFを対象とする投信だと三重課税問題がある分不利になりますが1325ETFは信託報酬高過ぎなので、その辺は実際に出てから検討しましょう。
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2024年09月06日

金持ち優遇是正で金融課税強化なら高所得層優遇のiDeCo拠出額引き上げも駄目だよね!?

自民党総裁選が金融課税強化の是非で盛り上がっているようですが、一方でiDeCoについては6月21日に閣議決定された方針で「拠出限度額の引上げ等について大胆な改革を検討し結論を得る」とされています。
方向性は既に決まっているので、現在は個人事業主が月額6万8千円、サラリーマンが月額2万3千円となっている拠出限度額が引き上げられる可能性は高そうです。

NISAとiDeCoが両輪のように語られますが、非課税制度のNISAに対してiDeCoは課税繰り延べ制度であり、NISAとは異なり万人にメリットのある制度ではありません。
では、誰にとってメリットの大きい制度なのでしょうか?

現役から老後に課税を繰り延べることで税率ダウンの大きい人 ≒ 現在課税率の高い人 ≒ 現在所得や給与の高い人
が一番恩恵を受ける制度であり、逆の立場の人が安易に利用すれば恩恵がないどころかむしろ課税が増えて損してしまう可能性のある恐ろしい(!?)制度でもあります。

私もiDeCoに熟知している訳ではありませんが、何も考えずにiDeCoに飛びついても損がないのは現在の所得税率が20%以上(地方税込みで30%以上)の層ではないでしょうか?
(逆に言えばそれ未満ならよーく考えて理解して納得して始める必要があると思います。)

年間所得金額330万円を越える部分から所得税率20%が課されます。
これは一見低く見えますが謎の給与所得控除があるサラリーマンならその他控除も含めてザックリ年収650万円以上となります。
もちろん累進課税なので一番得になる最上位層は所得税率45%となる年間所得4千万円以上の方々ですね。

あれ?石破さんはこの上位層が金融所得税率約20%で済んでいることがケシカランのではないですか?
それならiDeCoも庶民には恩恵のない拠出限度額拡大は同じロジックで否定しなければ理屈屋のくせして歩く論理矛盾の塊になってしまわないですかね、石破さん?

なぜ最上位層のiDeCo拠出時に地方税込みで55%もの非課税控除を「大幅に大胆に拡大する」ことには賛同しておきながら、同時並行で(策を講じて金持ちに限定したとしても)特定口座の課税率アップを声高に言い始めることは大いなる違和感と矛盾を感じます。
現状のiDeCoで個人事業主なら年間816,000円の拠出が出来るのにそれを更に「大幅に大胆に」引き上げて、国にとって金融課税のベースが縮小するから特定口座の税率アップが必要となるなら、iDeCoで金持ち優遇した結果普通の投資家に特定口座で穴埋めさせる本末転倒になり兼ねませんね。

非課税(繰り延べ)制度であるNISAやiDeCoは「善」なので積極拡大して、非課税枠外の特定口座で投資なんかやってる道楽金持ちは「悪」なのでどんどん巻き上げろという頭の弱い単純化で思考停止するのは止めた方が良いですね。

「大幅引き上げ」と言うからには月額10万円年間120万円程度への限度額拡大は目線にあると思いますが、
@一般層にとってはNISAに加えて、iDeCoで年間120万円を積み立てる余裕も資金もある訳がない
A現在低税率の庶民にとっては仮に資金があったとしてもiDeCoへの過大な拠出は老後に受け取る際の所得増により現在以上の高税率での課税を招きかず逆効果になりかねない
ことからiDeCo拠出額上限の拡大なんて「金持ち」以外には何の意味も恩恵もありませんね。

そもそもiDeCoは利益に非課税なんて言われますがコレがとんでもないミスリードであり、いやいや課税時期を老後に先送りしているだけでiDeCoは「利益」にも「元本」にもしっかり課税しますね。
金持ちが使うなら確実にメリットのある制度ですが、庶民にとっては利益だけに約20%課税される特定口座の方が優しい制度(かも知れない)ですよね!?

iDeCoに毎月10万円を何年も拠出できる高所得か資産家に課税を繰り延べた上で税率下げて助ける必要もない老後の資産形成を助けることを「善」とする一方、NISAとiDeCo拡大で金融課税ベースが縮小しているし「金持ち優遇」はケシカランから特定口座の税率引き上げが必要と言うのは詭弁を自覚しないなら理屈屋なだけで頭が弱いんですよ!?
本末転倒にも程がある!

全体や将来を踏まえずに各論かつ部分的な理屈が得意なことと聡明なことは別物ですね。
聡明な方に総理になって欲しいけど、誰でしょうね?
iDeCoって知れば知るほど本当にややこしい面倒な制度なんですよね。この件とは別でまた書いてみます。
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posted by 韋駄天太助 at 10:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月30日

東証上場「iFreeETFインドNifty50」は大和「iFreeNEXTインド株インデックス」のETF版!

大和アセットが「iFreeETFインドNifty50」(233A)を8月20日に東証へ上場させました!

信託報酬は税込0.385%で先に上場した「iシェアーズ Nifty 50インド株ETF」(201A)と並んで東証のインドETFとしては最安レベルとなります。
このETFは現物投資も行い先物との両方に投資するベストミックス運用を行うことを売りにしているのでピンと来ました。

大和iFreeETF(233A)は「iFreeNEXTインド株インデックス」投信の完コピ東証ETF版ですね!
「1,487億円(2024年6月末現在)の純資産残高となっている「インド株式インデックス・マザーファンド」を通じて運用を行なう」としていますが、インドのインデックスファンドでこれだけの規模を誇るのは大和iFreeNEXTインド投信しか考えられません。
大和iFreeNEXTインド投信の目論見書も確認してみましたが、確かにマザーは「インド株インデックス・マザーファンド」と明記されているので間違いありません。

投信の月次レポートも確認してみると、7月末現在で純資産総額1491億円、現物株比率71.3%、先物比率28.8%となっています。
大和によると一定の規模がないと現物運用は難しいとのことなので、iFreeETF(233A)は純資産1500億円前後を誇るあの大人気インド投信のマザーファンドに乗っかることで最初から現物株7割で運用を開始できる(=先物100%よりパフォーマンス向上が期待できる)メリットがあります!

ということで、「iFreeETFインドNifty50」(233A)は「iFreeNEXTインド株インデックス」投信の単なるコピー版ETFですが、いやだからこそ高く評価できるインド株ETFなのです!

まず特別な理由がない限り、東証上場インド株ETFの中では大和iFreeETF(233A)が第一の選択肢になります。
信託報酬が最安レベルで現物運用を含み他商品に負ける要素がありません。(因みに古参の野村NEXT FUNDSは未だに信託報酬1.045%!)

投信でも(理由は過去に何度も書いていますが)第一の選択肢は大和「iFreeNEXTインド株インデックス」になるので、結局優位性のある大和の「インド株式インデックス・マザーファンド」に投信かETFのどちらで投資したいかにより個人の優先度は変わります。

@ETFの方が低コスト!?
信託報酬は大和投信:0.473%に対して大和ETF:0.385%なので、ETFの方が約0.1%(0.088%)安い。
SBI証券等では貸株金利0.1%も得られるのでETFの方が低コストでインド株への投資が可能です。
松井証券なら投信でも0.18%還元になるので還元込みコストもほぼ同等になるのですが、ETFなら証券会社を選ばないし基本はETFで投資した方が低コストです。

AETFなら場中の値動きを見て買える!
これは一般的な投信に対するETFの優位性ですが、東証の場中に値動きを確認して買えます。
インドの株式市場は日本時間の13時25分に始まるので、(どこまで連動させてるかは知りませんが)インド市場の寄り付きを確認したいのなら午後1時半頃に買いを入れるのが良いでしょう。
逆に言えば日本時間19時となるインド市場の終値では買えませんが(投信の基準価額はここで決まるはず)、自分で確認した納得価格でリアルタイムに買えるのがETFのメリットですね。
現状の価格が2000円程度で1口から買えるので、投信には敵いませんが最低投資金額も2000円程度からと投資し易くなっています。

BETFならインドでも分配金を貰える(かも!?)
これは大和も本ETFの売り文句に使っていることですが、現物投資しているので分配金を期待できることが投信にはないメリットになります。
しかしながら、現状3割近い先物に配当が付かない分は分配金利回りが下がる筈であり、配当の分配を義務付けられているETFでもインドの場合はあまり期待しない方が良いと思います。
気になる人は1年様子見した方が良いと思います。(個人的には結局分配金ゼロも充分あり得るかと見ています。)

ということで、「iFreeETFインドNifty50」(233A)は人気と実績を誇る「iFreeNEXTインド株インデックス」投信とマザーファンドを共通とする一蓮托生のETF版なので高評価です!
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posted by 韋駄天太助 at 10:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月23日

住信SBIとSBI新生がことら送金に対応!メガバンクも受けだけならアプリ不要!?

住信SBIネット銀行が8月22日から「ことら送金」の取扱開始を発表しました。
ことら送金は店舗型銀行が主体でネット銀行はほぼほぼ不参加だったのでスルーしていましたが、これでようやく利用価値が生じて使ってみる気になりました。

と言っても他ネット銀行はまだ不参加が多く、目立つところではSBI新生銀行が参加してる程度です。(厳密には店舗も複数ありネット銀行ではないんですが)
SBIグループだけが積極的なんでしょうね。
それでも個人的にこの2行の利用頻度は高いので、上手く使えれば助かります。

「ことら送金」は一件10万円以下で今のところ全参加行で手数料無料にて即時振込をしてくれるサービスです。
今回の住信SBIを含めて293行で利用可能と徐々に拡大しています。
ことらに参加していない銀行宛てには送れないので、例えば住信SBIから楽天銀行にことら送金は出来ませんが、SBI新生やメガバンク宛てには可能です。
送り先の口座番号情報を入力して普通に振込を行う手順で送ることも出来るし、携帯番号やメールアドレスに受取口座を紐づけて口座番号を伏せることも出来ます。

普通の振込とは違って即時送金されて取り消しが出来ないのはデメリットで、携帯番号を間違えて入れてその番号で誰かが受取設定していると赤の他人に振り込まれて(多分)誰も助けてくれません。
自分でその間違った電話番号に掛けて誤送金を説明して返還を申し出るしかありませんが、相手が阿武町の人みたいな対応に出ると10万円以下で面倒なトラブルになりかねません!?
但し、振込前に必ず相手名義を確認するように気を付けておけばこのようなミスを過度に心配する必要もないと思います。

住信SBI参加により私の用途でことらを使えるか実験してみました。
目的は、住信SBI、SBI新生、メガバンク1行(ほぼ受け専用)の3口座間でことら送金を行い振込無料回数の消費を減らすこと。
なるべく余計なアプリや手間を増やさずに行いたい。

ことらはスマホアプリでしか対応していないので、PCからは利用不可です。
また、銀行アプリの中で使えるとは限らず、例えば三菱UFJならBankPayというアプリを使ってことら送金する必要があるのですが、10万円以下の無料振込のためだけに専用アプリ入れて使うとか面倒過ぎます。
住信SBIとSBI新生の良いところは自社アプリの中にことら送金の機能を組み込んでいることであり、新たな登録もアプリも必要なく使い始めることが出来ます。

しかし、同じSBI関連企業でも利用条件や使い勝手に違いがあります。
まず、SBI新生が1日最大10万円までの制限に対して、住信SBIは1回10万円までの1日5回まで(計最大50万円)の制限です。
また、住信SBIは通常振込で「ことら送金」の条件に適合する場合は自動で適用してくれる独自開発機能が組み込まれているのでSBI新生に勝ります。(もちろん拒否して通常振込を選択することも可能)

他のアプリはわかりませんが、住信SBIとSBI新生のアプリを使って感じた「ことら」のデメリットは通常振込と異なり振込先の登録が出来ないこと。
その為に電番やメアドとの紐づけがあるだろってことなんでしょうが、住信SBIの場合は通常振込で10万円以下にしてSBI新生やメガバンクを選べば自動でことら送金になるので、振込先の登録も不要です。

問題はSBI新生からメガバンクへの振込なのですが、メガバンク口座に電番やメアドを紐づけるためだけに新たなアプリを入れるのも面倒なので口座番号を入力してことら送金してみました。
もし毎回口座番号から入力が必要なら面倒だなと思いましたが、振込先の登録は出来ないものの、直近10件の送金履歴は表示されるようでそこに親切に「再送金」ボタンまで用事されてるではないですか!
限られた「ことら」送金先でメガバンク口座が直近10件から消えることもないと思うので、特に電番メアドと紐づけなくても毎回口座番号を入力する面倒は避けられそうです。

幸いなことにメガバンク口座は小額決済用に使っているだけであり、振込の受け手になるだけで送金はしないので余計なアプリを増やす面倒も避けられそうです。
ということで、私の場合は特に電番メアドと紐づけしなくても「ことら」を便利に使えそうです。

特に住信SBIは1日最大50万円まで「ことら」送金できるので、残りの無料振込回数も睨みながら30万円程度なら3回にわけて「ことら」送金で済ませてしまうというセコイ使い方も出来ますね!?
楽天銀行辺りがことらに参加すれば利用価値もグッと上がりますが(期待薄)、個人的には住信SBIとSBI新生の参加により充分利用価値のある「ことら」サービスになったと思います!
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posted by 韋駄天太助 at 11:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする