2024年08月16日

日銀利上げでネット銀の優遇金利が上昇!auじぶん0.31%>SBI新生0.3%!楽銀はどう出る?

日銀利上げを一因として株式市場は大幅急落となりましたが、日銀利上げの恩恵も受けておきたいところ。
大きく戻して来たとはいえ、いまだにドル円レートは140円台で160円台の円安は遠くなりにけりで外貨建て資産の減少には大きく貢献しています。
預金金利ごときは焼け石に水どころか、金融資産的には森林火災にコップ一杯の水程度かも知れませんが、コップ一杯でもないよりはマシですね。

メガバンクは日銀決定を受けて金利改定の発表も早く普通預金金利を0.02%から0.1%に上げると横並びでアナウンスしました。(例:三菱UFJが9月2日から実施)
フットワークの良さそうなネット銀行の方が意思決定と発表は遅く、他社動向も確認して動きたい意図もあったのでしょうね。

住信SBIネット銀行はメガバンクに遅れて8月1日に発表しましたが、従来通りのメガバンク横並びで普通預金金利は0.1%でした。(10月1日実施)
但し、ハイブリッド預金金利は0.11%にしましたが、通常金利より0.01%高いのも従来通りで相変わらず渋いですね。
金利目当てで住信SBIを使う理由は個人的に見当たりません。

8月2日にはSBI新生銀行が発表しましたが、普通預金金利は0.11%でした。(9月2日実施)
しかしながら、なんとダイヤモンドステージの優遇金利を0.15%から0.30%に引き上げました!(8月9日実施)
日銀利上げを機に攻めて来ましたね。政策金利の上を行ってますからね。
おそらくauじぶん銀行の優遇金利に匹敵できそうなレベルも意識しての判断だったのでしょう。

auじぶん銀行の発表は更に遅れて8月9日でしたが、普通預金金利は0.11%でした。(10月1日実施)
auまとめて金利優遇の上乗せ0.2%は変わらないので、カブコム証券・aupayカード・aupay(スマホ決済)と連携させた際の優遇金利は0.31%になりました!
でも、この改定ならシンプルで何の捻りもないのでもっと早く発表できたと思いますが、本当は楽天銀行の出方も見たくて待ってたのかも知れません。

その楽天銀行ですが8月も半ばを過ぎたのに何もアナウンスがなく公式ページには従来の金利が載っているだけです。
普通預金金利をメガバンクにも劣る0.02%のままでまさか据え置くつもりではないでしょうから、意思決定が遅れてまだ発表できない状況と推測されます。
捻りのない改定なら全て0.08%金利を上げて、通常金利0.1%、マネーブリッジの300万円以下0.18%、300万円超0.12%にすれば良いだけですが、ここまで発表されないということは違うのでしょうね。

今後の楽天銀行の出方は2パターン想像できます。
<パターン1:改悪盛り込み改定!>
証券と同様に銀行も契約獲得順調で1600万口座。
新生やauじ銀は下に見てライバルは住信SBIネットだがココも殿様気味で魅力のある金利は提示しない。
楽天グループとしてはモバイル黒字化まで銀行も利益確保に頑張ってもらう必要もあり、今回を機にマネーブリッジ金利を下げたいが具体的な率や改悪をなんとか改悪に見せない方法やキャンペーンを検討しつつ三木谷決裁が遅れている。

<パターン2:モバイル利用条件等追加で優遇拡大?>
単純な改悪ではなくauじぶん銀行方式に寄せた優遇へ拡大する可能性もあるかも?
今のマネーブリッジは楽天証券との連携だけなので、楽天モバイルとか楽天カードとか楽天payとか連携させることで更なる優遇金利を提示する可能性も?
(その中で従来の証券との連携だけなら金利改悪になるとか)
三木谷氏はグループの全ての力を使って700万を越えたモバイル契約を更に伸ばしたいと考えているでしょうし、これだけ発表が遅れているのは単なる改悪検討が理由とも考えにくいですね。

ということで楽銀の発表がまだですけれど、最大優遇でauじぶんやSBI新生に並ぶ感じて特別意識して対抗しようとは思っていないでしょう。(それなら従来からやってる筈)

優遇金利順ではauじぶん0.31%>SBI新生0.30%になりますが、0.01%の違いに過ぎずSBI証券と連携すれば得られるSBI新生ダイヤモンドステージよりもauまとめて金利優遇は遥かに敷居が高いですね。
仮に1千万円をSBI新生に預けてダイヤモンドステージなら普通預金でも年間で税引前3万円(税引後23,900円)、月間で税引前2500円(税引後約1990円)程度の金利は付くのでどこに預けても雀の涙で同じという感覚のままでいると損するかも知れませんね。

今のところは普通預金ならSBI新生かauじぶんの優遇金利を狙うのがベストでしょう。
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
posted by 韋駄天太助 at 11:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月09日

新NISA開始年に日経平均が89年最高値を更新し87年ブラックマンデー越えの暴落をしたのは偶然?

今年の日経平均は3月にアノ1989年史上最高値を更新した後に4万円台に乗せて横這い推移していましたが、7月11日に終値で42,246円の最高値を付けました。
しかし、そこから下落に転じて8月5日には1日でなんと▲12.6%下げて1987年ブラックマンデーを越える下げ幅▲4,451円となり、終値では31,458円を付けました。

1日の下げ幅としても物凄いのですが、最高値から1カ月足らずで1万円以上下落して8月5日の時点では年初来安値に転じました。
ということは、今年始まった新NISAで買い付けた日本株指数や個別株も平均的には多くが8月5日に含み損へ転じたことになります。

要因は米国景気後退懸念や日銀利上げとそれに伴う急速な円高など複数要因があると思いますが、ドル円も7月3日に1986年以来となる162円に迫る円安となった後に8月5日には一時141円台の円高まで振れたので日経の大幅下落が為替と大きな相関があることは間違いありません。
こうして見ると、1980年代以来の歴史的出来事が2014年に連続して起こっていますね。
日経平均が史上最高値を更新して4万円台を付けることもブラックマンデー越えの大暴落を起こすことも1ドルが160円台まで円安が進むことも人生で一度見られるか見られないかの珍事と言っても過言ではない!?

さて、これだけの出来事が新NISA開始年に集中して起こったことは単なる偶然なのでしょうか?
まるで投資家に、特に今年から新NISAで投資を始めた初心者に、相場の酸いも甘いも味わわせようとしているかのようです!?

まず30数年ぶりに日経平均が史上最高値を更新して4万円台を付けて陶酔を与える!
ドル円レートも30数年ぶりの円安に持っていき、外貨建ての海外資産も為替連動の日経平均も高みに押し上げる!
そこから30数年ぶりの歴史的大暴落を演じて悲観に大きく振れさせる!
まるで意思を持って(特に経験の浅い)投資家をジェットコースターに乗せて試しているようです!?

私は昨年末のエントリーでも書きましたが、新NISA開始年で日経平均の史上最高値更新もありえる状況なのでこういうトレンドは想定しておくべきと考えていましたが、ここまでの大急落となるとは・・。
つみたて投資だろうが、年初一括投資だろうが、安心安全絶対の方法など存在せず、相場は参加者に優しくないことは何度も痛いほど経験して来た筈です。
ドライに退場すべき者は退場せよ脱落せよと容赦なく迫り振り落としにかかります!
でも、痛みと共に他方では参加者に日経平均3万1千円台で買えるチャンスも与えているので相場は万人に平等です。
(もちろん3万1千円が安いと見るか、まだ高くて様子見と見るかは各投資家の自己責任による判断です。)

日本も米国も世界も一旦は下げ止まって少し反発している局面だと思いますが、今週月曜日が底だったと判断するのも時期尚早ですね。
特に日経平均は円安局面が終わって1ドル140円台で横這うか更なる円高へと進むのであればもう一段の下落も十分に考えられそうです。

相場は全然優しくありませんが、歴史的に長期的平均的には(日経は特殊例として)右肩上がりの上昇を演じて来たこともまた事実。

日経平均が4万2千円を付けるとどこまでも上昇しそうに見えて置いて行かれそうで焦燥感で手を出して、日経平均が1カ月後に3万1千円を付けると怖くなり投げてしまうということを繰り返していれば100%必然的に相場で損をしますね!?
小学生でもわかる理屈なのですが、この逆を実践するのもメンタル含めて難しいんですね。
相場に学習しろと促されていると思って、せめて今起こっている出来事や経験からは学びたいものですね。
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
posted by 韋駄天太助 at 11:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月02日

SBIがビットコインETF解禁に向けフランクリンと提携!ブラジル投信組成にも注目!?

SBIホールディングスが7月26日にフランクリン・テンプルトンと共同で日本における資産運用会社を設立することで合意書を締結したと発表しました。

驚くことにまだ日本では解禁されていないビットコイン等の暗号資産ETFを提供することも目論んでいる、というよりそれを主眼として設立されるようです。
素人目線では規制緩和に保守的で臆病で亀のように遅い日本で暗号資産ETFの解禁なんていつになるのか、そもそも解禁されるかも決め打ち出来ないと思うのですが、SBIは直接金融庁とも接点を持ってある程度の情報を掴んでその方向性に自信があるのでしょうね。

確かに米国以外でもビットコインETFの上場は増えているので、右見て左見て無駄に石橋を叩いてから渡る日本が競争上でも世界に大きく後れを取らない為にもそろそろ解禁に向けて前向きに動き出してもおかしくはありませんね。
フランクリンは既に現物のビットコインETFもイーサリアムETFも米国で上場させているので運用ノウハウを持っています。

日本で暗号資産ETFを解禁するならその前に税制を整理する必要がありそうです。
直接取引が総合課税のままで、暗号資産ETFを特定口座で持つ場合は源泉分離約20%課税で現物株・ETF・投信と損益通算でき3年間の損失繰越も可能になるのなら、信託報酬を取られてもETFが圧倒的に選好されるようになってしまうのでは?
日本における暗号資産ETF解禁に向けた道のりがそれ程平坦で短いようにも思えません。

さて、実は私がSBIとフランクリンの提携でビットコイン以上に注目していることがあります!
日経の暗号資産に着目した報道の中でサラリと書かれていましたが、「現段階では日本国内のデジタル資産の市場が育っていないことから、まずはフランクリンが海外で提供するインドやブラジルなどの株式のETFを投資対象とした投信を日本で販売する見通しだ。25年度中の商品提供を目指す。」

インド投信はお腹いっぱいですが、つまり25年度末までにSBIとフランクリンの共同会社がブラジル株投信を出すと期待して良いんですね?
フランクリンは米国で国別ETFを沢山上場させているのですが、経費率が非常に低廉で先進国は0.09%、ブラジル(FLBR)を含む新興国は0.19%の設定が標準です。
これに投信側で儲けを乗せてもブラジル投信を信託報酬0.3%から0.5%で設定できるのではないでしょうか?

因みにテンプルトンがどの国をETFで出しているかをザッと拾うと、
【経費率0.09%】日本、香港、豪、カナダ、ドイツ、韓国、スイス、英国
【経費率0.19%】台湾、インド、ブラジル、中国、メキシコ
となっていますが、これらを全部投信で組成して出して下さい!

「フランクリンが海外で提供するインドやブラジルなどの株式のETFを投資対象とした投信」とはまさにこのカテゴリーを主眼にしているはず!
報道内容からはSBIもビットコインETFが解禁されて提供できたとしても26年度以降になると考えていると思われ、まだ先の話です。

その前にテンプルトンが米国上場する低廉な国別ETFを対象とした投信をドンドン出して行きましょう!
まずはSBIとフランクリンのタッグにより実現するブラジル(FLBR)を対象にした投信組成を期待します!
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
posted by 韋駄天太助 at 11:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月26日

松井証券がJCBクレカ積立を25年以降に開始し投信残高ポイント高還元も継続?

本日の日経新聞で報じられていますが、松井証券がJCBと組んでオリジナルシリーズを対象にクレカ積立で「OkiDokiポイント」を付与するサービスを2025年以降に始めるようです。
(オリジナルだけなので、JCBブランドの楽天カード等は含みません。)

これでネット証券主要5社は全てクレカ積立が出揃うことになるのですが、ウーン松井証券もどうせやるなら新NISAに間に合わせて準備した方が良かったでしょうね。
普通の人は保有クレカ枚数も毎月の積立額もホイホイ増やさない(増やせない)ので、クレカ積立は先行者利益が大きいと思います。
(楽天証券がSBIに並ぶ二大ネット証券に伸し上がったのも真っ先に始めたクレカ積立で口座数も残高も急増させられたことが大きい)

新NISA開始時の獲得競争が終わった後に最後発で出してくる松井がクレカ積立で客を集めるには他社のクレカ積立から切り替えさせて奪う必要があると思いますが、キャンペーン期間だけでなく他社を上回る条件を出してくるか注目ですね。

松井証券は昨年から業界最高水準の投信残高ポイントサービスを提供していますが、私はこの施策をクレカ積立非提供の松井証券が投資信託で客を呼び込むための出血サービスと見ていました。
何らかの目玉がないと敢えて松井証券で投資信託を購入保有する動機もありませんからね。

よって懸念されることは、松井証券がクレカ積立を始めるなら投信残高ポイントサービスは廃止か縮小の方向に向かうかも知れないこと・・。
これについても日経新聞は「保有投信に対する毎月最大1%の還元も継続する」と報じているので当面の廃止縮小はなさそうです。
まあ聞けばそう答えるし、実際にクレカ積立開始で集客を図りたい時期に投信残高ポイントサービスを劣化させることもないでしょう。

問題はその後何年持つか?両還元サービスを並行して持続可能なのか?という点。
私は松井証券でクレカ積立する予定はないので、これがグッドニュースなのか?バッドニュースなのか?は判然としません!?

8月からはiDeCoにも投信残高ポイントサービスが導入され、来年以降はクレカ積立も開始して松井証券としては当面持ち出しも我慢して集客に努めたい時期だろうし、投信残高ポイントサービスが今度数年継続されるであろうことはグッドニュース!

しかしながら、基本信託報酬販売会社分全還元のポイントサービスと並行してポイント分持ち出しのクレカ積立を始めれば松井証券にとっては投信サービスにおける採算は厳しくなり、遠からず投信残高ポイントサービスの廃止劣化縮小に繋がりかねないことはバッドニュース!

松井証券の投信残高は6月末の対前年同月比で約2倍になっているそうなので、クレカ積立なしの投信残高ポイントサービス(+新NISA)だけで急増させていることは確かなようです。
この勢いをiDeCoとクレカ積立で更に加速させることが出来れば、業界最高水準の投信残高ポイントサービスの持続可能性も(エントリー忘れ狙い?や他サービス誘導で)高まるでしょうから、松井さん頑張って!
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
posted by 韋駄天太助 at 11:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月19日

月3GB前後のモバイル利用ならMVNOよりUQモバイルのミニミニプランが条件付き最安!?

固定費となる毎月の通信費はなるべく抑えたいものですね。
モバイルの料金プランや提供条件はしばしば変わるので選択候補も変わって来ます。

KDDIが提供する基本料無料のpovoにはギガ活サービスがありましたが6月で終了しました。
これは対象のお店にてau payで決済するだけでpovoで使えるギガが貰えたので、これだけでデータ容量を賄って携帯(ほぼ)ゼロ円利用も猛者もいました。

こういうサービスは長続きしませんね。
最初から客寄せ狙いだった訳でもないと思いますが500円決済で0.3ギガを付与していたので、今時ならコンビニでタバコ一箱買えば500円近いのでスモーカーなら毎日コンビニ寄って一箱ずつ買えば(いやランチでも良いんですが)月間では9GB(=0.3GBx30日間)付与されるので、わざわざデータ容量を買うなんて行為は不要ですからね。
基本料無料のpovoも3GB(30日間)のデータトッピングをして使うなら毎月990円なので特に安く使える訳でもなく、MVNOならこれ以下の低料金も沢山あります。

でも、提供条件の変更により意外な穴となり条件によっては格安で使えそうな携帯会社とプランを見つけました!
ズバリ結論から言うと、UQモバイルのミニミニプランです!(但し、人を選びます・・)

データ容量は月4GBで超過後も300Kbpsの速度で使えて、低速に切り替えてギガ消費をセーブすることも出来ます。
一応KDDIのauに次ぐサブブランド(その更に下位ブランドがpovo)なので、このプランでも定価は月額2,365円も掛かります!
が、定価はあってないようなもので
@自宅セット割(auでんきやau系自宅ネット回線との併用)で▲1,100引き、
Aau payカード支払い割で▲187円引きとなり、
実質は月額1,078円で使えます!

これだけならpovoに100円足して+1GB増える程度でインパクトはありません。
KDDIはpontaポイントをau payマーケット限定ポイントに1.5倍で交換できるサービスを提供していますが、これも最近条件が大きく変更されました。
これまでは有料となるauスマートパスプレミアムへの加入が必須でしたが、7月からau・UQ mobile利用者にも対象が拡がりました。

UQ利用者もau payカードを保有していれば(どうせ保有は料金割引の条件です)月に1回最大でponta1000ポイントをau payマーケット限定1500ポイントに交換できます!
これに500円相当の価値があると思うか思わないかは人それぞれですが、ある人にとってはミニミニプランが実質578円(=プラン料金1078円−pontaポイント値引き500円)と捉えることが出来て、月4GBで実質この価格なら激安と言えますね!?

但し、au payマーケットはamazonや楽天に品揃えや安さで劣ることは否めず、毎月1000pontaポイント程度は貯まらなければ1.5倍交換で500円相当引きのメリットも生じませんね。
よって、人を選びます。

@auでんきかau系自宅ネット回線を利用中か変更可能
Aau payカード保有中か取得可能
Bpontaポイントを毎月1000ポイント消費していくペースで貯められる
Cau payマーケットを定期的に利用して交換後の限定ポイントを消化できる
人であれば、UQモバイルのミニミニプランは検討に値すると思います!

因みに限定ポイントは30日間有効なので月1回買い物する必要もなく、月末に交換して翌月分と合わせて2カ月に1度3000限定ポイントを消費するペースでも可能だと思います。
また、料金プランをトクトクプランにすれば最安税込990円で利用することも可能ですが、データ容量を月1GB未満に抑える必要があるので現実的ではないと思います。

低価格プランでも大手キャリアのサブブランドというだけでauと同等の特典が同じ条件で付与されて、実質価格が半額程度にまで下がってオトクになるというレアケースだと思います。
条件に合って、1000円強のプラン料金支払いで毎月au payマーケット500円値引きが魅力と思える人はUQミニミニを検討してみても良いかも知れませんね。
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
posted by 韋駄天太助 at 11:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月12日

米CPI鈍化でインフレ鎮静化好感もハイテク売られ円高進行で日経も大幅下落!?

6月の米国CPIが予想を0.1%下回る3.0%となり鈍化傾向が確認されました。
目出度しメデタシ!金利を上げて維持してインフレとファイトした成果が実って来た訳です。

しかしながら、ハイテク中心に売りが先行して株価上昇という結果にはなりませんでした。
本来なら、インフレ鈍化→長期金利低下→ハイテク株上昇となるはずですが直近でも大きく上げていた為に利益確定の動きとなり、利下げ観測の高まりで中小型株に資金がシフトしたからと解説されています。

確かにエヌビディア等を含まないNYダウは辛うじて上昇しましたが、S&P500は1%弱、ナスダックは2%弱、SOX指数は3%強の下落とマチマチの動きとなりました。

また、米長期金利低下によりドル円は円高に振れて為替介入もあったと言われますが、一時は1ドル157円台を付けました。
こうなると、最近はダウやS&P500よりもナスダックやSOXの動きへの連動を強めている日経平均は円高とのダブルパンチで大幅下落は免れませんね。
一時1000円超の下げとなりましたが、こちらも7月に4万円台を回復してから急伸して4万2千円を越えていたので、そりゃこの程度は当然売られますわね。

まあ、悪材料出尽くしで株価は材料がなくても上昇するように、好材料出尽くしで株価が下がるタイミングかも知れませんね。
今年上半期は基本的に右肩で上昇して来たと言えると思いますが、6月から9月頃までは株価弱含みがアノマリーです。

一旦ピークを打って9月辺りまで弱含んでFBRの9月利下げから11月の米大統領選を睨む展開になるのかなと思いますが、わかりませんね。
まあ10%から20%の下落ならウェルカムで待っておきます!?
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
posted by 韋駄天太助 at 11:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月05日

iFreeNEXTベトナム株インデックスが登場!日経半導体指数ETFが続々登場で早くも底値?

私は野村が日経半導体指数ETFを出した時に「野村だけが日経半導体指数のETFを出して終わりということも考えにくく、第2第3のETFを組成する運用会社により信託報酬低減は期待できる」と書きましたが、早くもその通りの展開となりました!

上場インデックスファンド日経半導体株(213A):信託報酬0.165%(税込)、上場7月12日、日興AM提供
MAXIS日経半導体株上場投信(221A)    :信託報酬0.154%(税込)、上場7月19日、三菱UFJAM提供

野村の信託報酬0.462%と比べても圧倒的に低コストであり、日経平均連動ETFの信託報酬が0.1%強であることを考えると、これ以上の値下げ余地は少なく出し惜しみなく投入して来たと思います。
三菱UFJが最安値となっていますが、上場日は日興AMの一週間後であり、コバンザメ的に日興AMの信託報酬を確認してから若干潜った最安値を設定したのでしょうね。
これらの動きを受けて野村も7月11日から200Aの信託報酬を日興と同じ0.165%(税込)に引き下げることを決めました。
資本主義社会で殿様商売を許さない為にも競争は大事ですねー!?

三菱UFJAMは投資信託で「eMAXIS 日経半導体株インデックス」も7月12日に設定しますが、こちらの信託報酬は0.44%(税込)と低廉ではありません。
この点からもETFだけを日興AM対抗価格で頑張ったことがわかります。
本来はETFの方がファンドの信託報酬を下回るのが当然ですが最近は逆転も多い中で、0.3%程のコスト差があればインデックスファンドを選ぶ理由は少ないですね。
個人的には配当金を分配して欲しくないのでファンドを選ぶ動機はありますが、それに0.3%のコスト差を埋めるメリットがあるとは言えないですね。
日本株連動なので東京時間にリアルタイム取引が出来てコストも安い東証ETFを選ぶメリットが上回ります。

日経半導体指数に投資したいなら、3つのETFから(最安は三菱UFJ の221A)選んでおけば良さそうですね。
既に充分な低コストであり、ここからの値下げ余地は限られると思います。

もう一件、大和AMが6月28日に「iFreeNEXT ベトナム株インデックス」を設定しました!
VN100指数に連動する国内初のベトナムインデックスファンドで信託報酬は税込0.781%です。
えっ、高いって?このクラスの新興国単国投信なら頑張っていると言えますね。

一部の証券会社でしか買えない米国ETFのVanEck Vietnam ETF (VNM)の経費率が0.70%です。
香港ETFのdb x-トラッカーズ-FTSEベトナムETF(03087)の経費率が0.85%です。
従来は日本からベトナムにインデックス投資する手段はこの2つに限られていたのですが、大和のファンドは海外ETFとコスト的には同水準と考えられます。
高めの為替手数料や海外株取引手数料を考慮すれば、ベトナムへのインデックス投資は円貨でiFreeNEXTを買うのが最良の手段となりそうです。

大和さん、iFreeNEXTの新興国投信で大ヒットを飛ばしたインドからベトナムと来たら、次はブラジルでしょう!
現状は日本にブラジル株のインデックス投信は存在せず(償還されて消えた)、野村の東証ETF(1325)は信託報酬税込1%前後と高止まりしているので、実質競合不在です。
ベトナムと同程度の信託報酬でも構わないので過大な分配金なしで配当を含んでくれるなら、野村ETFから切り替えますよ!
前向きにブラジル株インデックス投信の組成を検討下さい!
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
posted by 韋駄天太助 at 10:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月28日

松井証券がiDeCo保有投信も「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」の対象に!

松井証券が8月1日から「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」の対象にiDeCoで保有する投資信託を追加すると発表しました!

iDeCoの保有投信でポイント還元してくれるだけで凄いことですが、iDeCo固有の還元サービスではなく、NISAや特定口座で既に適用されている還元サービスの対象にiDeCoが加わるので高還元です!
松井証券は明言も約束もしていませんが、ポイント還元率は現状信託報酬販社取り分(税抜き)で設定されているので業界最高水準の還元に嘘はありません。

iDeCoは低信託報酬の投信が多いので還元率が1%に迫るモノはありませんが、eMAXIS Slimシリーズを例に取ると、オルカンで0.0175%、米国(S&P500)で0.0326%、高めの新興国で0.059%の還元はNISAや特定口座と同一であり信託報酬販社分です。
投信のポイント還元に積極的なSBI証券でもiDeCoではポイントが付かないので、私はiDeCoでポイント還元してはいけない規制でもあるのかと勝手に思っていたのですが別になさそうですね。

まあ規制なんかしなくてもiDeCoでポイント還元なんてしてたら、通常口座より手間暇掛かるのに提供側が儲かる訳ないですね。
では、何故松井証券はiDeCoでポイント還元なんて暴挙(?)に出たのでしょうか?
信託報酬販社取り分を還元するということは当たり前ですが「取り分=儲け」がなく顧客への奉仕活動になります。

既に提供している通常口座(NISA含)で投信ポイント還元サービスの手応えがあったので、iDeCoまで拡大を考えたのではないでしょうか?
松井証券にとっては、単純に投信残高が増えただけでは儲けをポイントで返すだけで一向に儲かりません。

@エントリー制なので全還元の儲けゼロにはならない?
SBI証券等とは違って、松井証券ではポイント還元を受けるために毎月エントリーが必要になります。
エントリーは月初のみとか制限がある訳ではなく、1カ月の間に大した手間なく手続きすれば良いのですが、それでも面倒でポイント放棄とか、忘れてしまうとかで100人中100人が毎月エントリーする訳ではないでしょう。
エントリーしない比率が何十%もあれば投信販売だけでもそこそこ儲かるのかも知れません!?

A投信ポイント還元をエサに他サービス誘導成功?
メインはこちらだと思いますが、投信サービスだけでは儲からないのでポイント還元をエサに他のサービスに誘導してお金を落としてもらいたい訳です。
毎月エントリー制にしているのも、エントリー忘れでの非還元も狙いつつ(笑)、最低月1で松井証券のサイトにアクセスしてログインするというルーティーンを作るためでしょう。
それならメイン証券で使おうとか、サイトの情報に触れて日米株・FX・先物等に興味を持って手数料を落としてくれる人も増えるでしょう。
通常口座で誘導効果が充分あると検証できたので、iDeCoまで対象の拡大を決めたのではないでしょうか?
iDeCoの方がそこだけで完結して他サービスに関心を示さない割合が多いと思われますが、ポイントの還元条件に通常口座の投信サイトにてiDeCo口座情報との連携を必須としているので、iDeCoで還元を受けたい人も通常口座で毎月エントリーの手続きが必要と思われ、誘導する仕組みと導線は用意してますね!?

ということで、松井証券がiDeCoに条件付きの大盤振る舞いポイント還元で仕掛けてきましたね。
因みに私は現状iDeCoはやっていないので恩恵も特にありません。
(現在検討されているiDeCoの拠出額上限拡大や条件改善の内容によっては行う可能性もありますが)

私にとってのニュースはiDeCoへの拡大自体よりも、iDeCoも対象に加わることで松井証券の投信ポイント還元の条件が当面維持されると予想できることです。
前述の通り松井が還元率は信託報酬販社分で設定と明言しないのは将来下げた時に改悪と言われない為と推測されます。
松井証券が根拠を示さず銘柄ごとにこの還元率と言ってる限りは、見直して還元率を変更しましたと一律に下げる改悪もハードルが下がります。

しかし、iDeCoに拡大なら拠出額拡大のタイミングも含めてまだ数年はポイント還元のエサを撒く期間と推測され、最大還元率は当面数年維持される可能性が高まったと思います。
そういう意味で、松井証券の投信ポイント還元をiDeCoに拡大はグッドニュースですね!?

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
posted by 韋駄天太助 at 12:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月21日

「auAMレバレッジNifty50インド株ファンド」がレバナスと同じ信託報酬0.4334%で登場!

auアセットマネジメントが5月31日から「auAMレバレッジNifty50インド株ファンド」の設定・運用を開始しています。
レバレッジ型にもかかわらず信託報酬は税込0.4334%に抑えられています!

この信託報酬はレバ2倍なのにインド株指数連動のインデックスファンドで一番売れている大和iFreeNEXTを下回っています。
auAMはレバ1倍の「auAM Nifty50インド株ファンド」を既に提供しており、信託報酬は現状最安となる税込0.297%です。
これは4月26日に引き下げられましたが、それまでの信託報酬は税込0.4675%でした。

もう気付きましたね?
レバ1倍を値下げしなければ、名前に「レバレッジ」が入っているかいないかの違いだけで同じ運用会社が提供するインド株投信でレバ2倍の方が安いという逆転状況になり兼ねなかったのです。
それ程レバ2倍を低コストで出して来たわけですが、レバ1倍を最安値に引き下げた理由は単に競合ファンドへの対抗だけではなく、レバレッジ投信も投入して双方を低コストで設定することで「インドファンド」の中でauAMの存在感を上げていきたいという戦略だったのでしょう。

因みにauAMはレバレッジ型NASDAQ100(レバナス)も出していますが、この信託報酬は税込0.4334%で今回のインドと同じです。
逆に言えば、レバ2倍インドをレバナスと同じ0.4334%で攻めた設定にしたいが、レバ1倍インドの信託報酬と逆転してしまうので、それならレバ1倍も最安値に下げて徹底的に低コストで攻めて行こうという発想になったのかも知れませんね。

現物であるナス1倍と異なるのはインドの場合は1倍でも先物運用なので為替ヘッジを除けば、投資家から預かった資金に対してレバ1倍は約100%で先物を買い入れる、レバ2倍は約200%で買い入れるだけの違いと想像され、auAMの運用も効率化される(=人件費等のコスト減)メリットがあると推測されます。

競合ファンドとして「NZAM・レバレッジ インド株式2倍ブル」が既にありますが、信託報酬税込0.88%で信託財産留保額0.2%の設定なのでauAMとは勝負になりませんね。(これでもレバ2倍なら充分安かった訳ですが)

レバレッジ型なのでNISAでは購入不可ですし、多くの人にとって基本はレバ1倍を選択する方が無難でしょう。
ただ、インドの場合はどうせレバ1倍でも殆どのインデックスファンドが先物運用なので、その点でコスト高になる面は1倍でも免れず、どうせ先物を買うならレバ2倍の方で資金効率等で良いという判断がデメリットを理解した上で出来る人にとっては魅力ある商品だとは思います。

販売会社はまだ少ないようですが、SBI証券ならポイント還元年率0.05%(実質信託報酬0.3834%)、6月24日から取扱予定の松井証券ならポイント還元年率0.162%(実質信託報酬0.2714%)になるので実質コストは更に下げられますね。

ということで、レバ2倍インドもレバナスと同じ低コストで攻めた設定をしたauAMを評価します!
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
posted by 韋駄天太助 at 12:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月14日

eMAXIS Slim全世界(除く日本)の純資産が5千億円を突破!オルカンは4兆円視野だけど!?

eMAXIS Slim全世界(除く日本)の純資産総額がこの6月に5千億円を突破しました!
いいですね、人気があるのかないのかわからないペースで着実に!?

全世界の兄貴分であるオルカンは3.6兆円を突破して4兆円到達も時間の問題ですが、「除く日本」も歩みは遅くとも1兆円ファンドになることは間違いないでしょう。
このファンドが人気化する必要はなく、オルカンが資金を集めてくれれば規模の経済は同信託報酬の「除く日本」にも働くのでオルカンが頑張ってくれればいいんです!

どうせ買い煽ってもオルカンに勝てる筈がなくその必要もないので、少しこのファンドを宣伝しておきましょう!?
2024年は年初から日経平均がグイグイ上昇して34年ぶりの史上最高値も更新しましたが、オルカンと「除く日本」のパフォーマンスはどちらが上だったのでしょうか?

SBI証券で騰落率を確認してみると、
オルカン 3カ月:△10.4%、6カ月:△23.8%、1年:36.0%
除く日本 3カ月:△10.7%、6カ月:△24.1%、1年:36.8%

あーら不思議!日経があんなに強かったのに1年以内でどこを取っても「除く日本」が上回ります。円安の影響も大きそうですね。
因みに、騰落率を3年で見ても5年で見ても「除く日本」が「オルカン」を上回ります!
でも、どちらのパフォーマンスが高いかは重要な問題ではないし、それを当て込んで「除く日本」を選択している訳でもない。(とも言い切れませんが主の理由ではない)

両者の違いは日本成分を5%強含むか含まないかだけであり基本運命共同体なので騰落率が大きく異なることも考えにくく、そもそも日本が全世界に与える影響など誤差程度だからです!?
大事なことはポートフォリオ全体を考えて国別構成比のバランスを取ることです。

NISA成長枠で意外にも日本の個別株が選好されているという報道もあるし、投信やETFも含めて配当目当てなら成長性を考慮せず身近な日本株から選ぶのはNISA関係なく以前から好まれていますね。
この場合に、つみたて枠ではオルカンをひたすら買っているケースも多いと思いますが、日本株がオーバーウェイトになっていませんか?

日本株(投信・ETF含む)だけでポートフォリオの5%程度以上を占めるなら、オルカンの日本成分は不要だし邪魔になるんです。
逆にオルカンで機械的に日本へ5%分投資するなら、その程度は趣味の範囲でも優待目的でも配当目的でも日本の個別銘柄を買ってみたらどうかと思いますね。
(現状ダダ下がりしているNTTなんて1万5千円から買えるし、大手ネット証券なら手数料も無料で、株主優待にdポイントも貰える!)

「除く日本」って日本株に期待がなく一切組み入れたくない人のニーズにも応えるのですが、本来は日本株が好みで自分で好きに弄りたい枠だからこそオーバーウェイトにならないよう全世界では日本を除外しておきたいというニーズに応えるためにあると思うのです!
先進国から日本を除いたMSCIコクサイ指数がポートフォリオに組み込みやすい本邦投資家の為にあるのと同じで、MSCIコクサイ版全世界指数が「除く日本」ですね。
勿論日本をとにかく0%で徹底排除したいというニーズにも応えられます!?

SBI証券の投信ランキングを見ていると、1位を独占するオルカンに対して「除く日本」は大体10位から20位程度に位置して地味で良いですね。
オルカンが頑張って何兆円を集めると「除く日本」の「その他経費」率も下げてくれる筈です!
そもそも「除く日本」ってダサいネーミングで脚光を浴びて主役になることをない!

これからも大人気ヒット商品「オルカン」にコバンザメ作戦で少々騰落率で上回りつつ目立たず地味に行きましょう!?
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
posted by 韋駄天太助 at 12:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする