2021年05月10日

マネックスカードは投信積立のみならず普段使いでも1%還元でなかなか良さそう!?

マネックス証券は投信積立のクレカ決済によるポイント付与サービスを始めることを公表していましたが、「マネックスカード」の申込受付を5月19日から始めるようです。

発行主体は業務提携関係にある新生銀行グループのアプラスです。
マネックスは3つのポイントをアピールしています。

●初年度年会費無料(積立により次年度以降の550円も実質無料?)
初年度無料はどこでもやっているのであまりアピールにもならないとは思いますが、ポイントは実質永年年会費無料になるかも知れないことでしょう。
当然このカードを申し込む人は第一に投信積立のポイント還元を受けることが目的であり、年1回の利用を気にすることなく毎月積み立てに利用するでしょう。
投信積立は利用にカウントしないとの注意書きはないし、そのような扱いをするとも考えにくいので実質永年年会費無料と考えてよさそうです。

●即時出金サービスが月5回まで実質無料
1回の利用で330円掛かる「即時出金サービス」が月5回までキャッシュバックされます。
個人的には響きませんが、通常は翌営業日になる証券口座からの出金を即時かつ無料で行えるのは魅力と捉える人も少なくないかも知れませんね。

●ショッピング利用で1%還元!
これが最大の訴求ポイントだと思いますが、ショッピング利用100円につきマネックスポイントが1ポイント溜まるので還元率は1%になります。
細かい条件はまだわかりませんが、電気ガス等の公共料金でも1%溜まると思います。
年会費実質無料で1%還元のクレカは多くはないので、マネックスカードを投信積立のみならず普段使いでもメインに使うことも出来そうです。
カード自体のサービスではありませんが、マネックスポイントで還元されると絶大なメリットが次!

〇dポイント・Tポイント・nanaco・Ponta・WAON・Amazonギフト券に等価交換!
マネックスポイントそれ自体は株式手数料への充当など利用は限られるのですが、実は上記のメジャーなポイントサービスに等価交換が可能です!
つまり、マネックスカードを100円使えばdポイントやnanacoが1ポイント付与されるのと同じです!
マネックスポイントを電子マネーやポイントサービスに交換してしまえば利用先はほぼ無限にあり消費先で困ることはないでしょう。

これだけ多種のポイントサービスにしかも等価で交換できるクレカはあまりないと思います。
投信積立サービスがなかったとしても、各種有名ポイントに実質1%還元できるマネックスカードは普段使いで選択肢の1つになり得ますね。

投信積立は「今冬以降の提供開始」となっていますが、還元率1%と発表された訳ではありません。
SBI証券に合わせてそこだけ0.5%還元で設定する可能性もゼロではありませんが、普段使いでも1%と頑張っているし楽天に対抗するために投信積立も1%還元で設定すると期待はできますね。

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posted by 韋駄天太助 at 11:47 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月26日

SBI証券が手数料完全無料化布石で25歳以下実質0円に!背景に口座数で猛追する楽天への焦り?

SBI証券が「600万口座口座達成記念」として「20-25歳国内現物手数料実質0円プログラム」を4月20日から開始したので、25歳以下の成人は実質無料で国内現物株を取り引き出来るようになりました。
キャンペーンではなくプログラムとしていますが、予告なく変更又は中止となる場合があるとは注記しているものの期限を明記している訳ではありません。

日経新聞では「顧客層を段階的に拡げて2022年には手数料完全無料化を目指す方針」と報じられているので、プログラムが終了することはなく完全無料化への布石と見て良さそうです。
第一段階としては、手数料減収となる影響も小さく掴めば今後何十年とお金を落としてくれる可能性がある25歳以下にニンジンをぶら下げるのは上手い作戦ですね。

嫉妬の対象にもなりにくく、全世代が待ってれば今後2年でSBI証券が国内株手数料は完全無料化してくれる筈だと良いニュースとして捉えれらます。
この報道を受けてSBIホールディングスの株価は下げましたが(笑)、懸念しているのは安売り減収だけではなく業界の競争激化でネット証券関連株は総じて弱含んだようです。
市場の懸念通りに松井証券と岡三オンライン証券が多少の違いはあるもののSBI国内株手数料25歳以下実質無料への追随を直ぐに発表しました。

楽天証券はまだ方針を発表していませんが、SBI証券は楽天証券が後ろから迫ってくる足音に焦りを感じたのもこのプログラム開始に繋がったと思います!?
このプログラムを「600万口座達成記念」と銘打って始めています。
前々回のエントリーでも書いた通りに楽天証券も昨年12月に500万口座を突破して現状は600万口座に迫っているものと推測されます。

私のこの時に楽天モバイルとの相乗効果による口座数増と推測しましたが、それをほぼ確実にする情報がありました。
楽天銀行は今年1月に国内ネット銀行初の1000万口座を突破しましたが、中の人によると「楽天グループからの送客が非常に強く口座数が伸びている」「通常は1月が口座数伸びのピークだが今年は勢いが2月3月も続いている」とのこと。

グループのどこかは言及していませんが、楽天証券も同様に2月3月も口座数が伸びていたことを勘案すると、同時期に急増していた楽天モバイル新規顧客が銀行や証券も口座開設してくれたお蔭で伸びたと考えるのが自然です。
この時期に楽天証券で口座開設した人の68%が30歳以下で75%が投資初心者だったことも、SBI証券が焦って楽天証券への対抗策として25歳以下に絞って無料プログラムを投入して来た大きな理由だと推測できます。

さて、まだ発表のない楽天証券は国内株25歳以下無料に追随するのでしょうか?
楽天証券は積立で大きなポイントを付与して顧客数を伸ばしてきたし、国内株手数料は大事な収入源で収入減は困るのかも知れませんが(?)、まだ上から目線でSBI証券のお手並み拝見と構えられる立場でもないでしょう。

楽天証券も「600万口座達成記念」で始められれば業界の雄に並んだ感もありますが、そんなに先でもないのでしょうけどね?
楽天証券の対抗策と600万口座突破時期にも注目です!
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2021年04月19日

くりっく株365に延期されていた金・原油ETFが近日上場!?

岡三オンライン証券のページをたまたま見ていたらこんな情報を見つけました。

くりっく株365で、金や原油のETFが取引できるようになります!
近日取引開始予定!
https://www.okasan-online.co.jp/kabu365/gold_oil_etf/

くりっく株365での金・原油ETF取扱い自体は古いニュースなので目新しくもないのですが、ポイントは「近日取扱開始予定」?
私が確認した限りではくりっく株365本家の公式ページにこのような情報はありません。

昨年2月10日に金・原油ETFが10月下旬に上場予定と発表されて、コロナ禍によるマーケットメーカーのシステム対応遅延により上場延期へ変更となり、変更後の上場日は未定のまま情報はアップデートされていないと思います。
同様にくりっく株365を扱っているSBI証券やauカブコム証券も見てみましたが情報はありませんでした。
現時点では岡三オンラインだけの「近日開始」スクープ情報(!?)を信用して良いのでしょうか?

ブローカーが然るべき情報もなく掲載するとも考えられず、くりっく株365の取扱いにも極めて積極的な岡三オンライン証券が公式に情報を入手して掲載の許可も取って一番にリリースしていると考えて良さそうです。
(参考例として、3月9日時点の新商品必要証拠金まで明記してるし)
延期でも1年遅れの9月か10月には始めると思いますが、これを「近日」と表現しては嘘になるので5月頃には取扱開始があるかも知れませんね!?

金・原油ETFの原資産は東証上場のSPDRゴールド・シェアETF(1326)とWTI原油価格連動型上場投信(1671)なんですよね。
どちらも午前9時から翌午前6時(標準時間)まで取引できますが、理論上は米国で取引される金と原油の価格で決まるので、例えば午後11時の信託報酬込み原油ETF(1671)の市場価格にドル円レートを乗じてスプレッドを加えて提示することが可能なんでしょうね?

私はこの商品の金利相当額は東証ETFだから日本円ベースなのか?元は米国だからドルベースなのか?と思っていましたが、
これも岡三オンラインのページで初めて知ったのですが、なんと「ユーロ円TIBOR12カ月物」が金・原油ETFの金利相当額!
なんでやねん?マーケットメーカーが欧州の機関?

ユーロ円TIBOR12カ月物の直近レートは0.109%ですね。
日経225等の株価指数とは違って、金・原油はETFなので信託報酬が掛かるというデメリットはありますが、0.1%強の金利でレバレッジを掛けられるのは利点となりそうですね。

くりっく株365は現状で4種の株価指数しかないので、金でも原油でもETFでもメニューを増やして取引を盛り上げていくことは大事でしょうね。
くりっく株365の金・原油ETF「近日」上場を歓迎します!
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2021年04月12日

楽天証券の口座開設急増でまさかのSBI抜き業界No.1も射程?楽天モバイル効果!?

楽天証券は3月の月間口座開設数が25万を初めて超えたと発表しました。
2021年1月から3月に楽天証券で口座を開設した人の68%が30代以下、45%が女性の方、75%が投資初心者だそうです。

さて、問題です。
楽天証券がこのタイミングでこの客層で大きく顧客数を伸ばしているのは何故でしょう?
コロナ禍の巣ごもり効果、日経平均3万円越え、楽天ポイントでの投資や還元・・。
どれも口座数増に寄与していると思いますが、どれもピンと来ません。

私も答えを知っている訳ではないのですが、見事に同期して思い当たる節が1つありました!
楽天モバイルの契約数推移を見てみましょう。

昨年12月30日に200万回線突破。昨年3月から申込を始めたので約20万回線/月の獲得ペース。
今年1月29日に最安では0円となる段階性料金プランへの変更を発表した効果で急増して3月9日に300万回線突破。ザックリ約50万回線/月の獲得にアップ。
その後も増え続けて4月8日に390万回線突破。
一年無料キャンペーン終了間際の駆け込み効果も重なり、3月の新規契約数は約90万回線/月と推定。

この同タイミングで楽天証券も初の月間25万口座開設を記録しているのに楽天モバイル効果ではないと考える方がおかしい!
更には女性・若者・初心者という顧客層を考えると、この時期に楽天モバイルを契約した層とも重なると考えられます。

ネット専業でも証券会社の顧客は比較的年齢層の高い男性がメインになるはずです。
一方、店舗展開が少なくほぼネットだけで申込と契約の手続きを行う楽天モバイルはサポートも手薄で高齢層には比較的不親切です。
中年から下の男性は感度の高いアーリーアダプターになることが多いので楽天モバイルにも昨年夏までには申込を済ませているでしょう!?

米倉涼子や楽天カードマンがテレビで盛んに宣伝し知名度や認知度が増して、契約数が200万人を越えて周囲でも契約したとの声を直接聞き安心感が出て来た所で、今年の1月から3月に契約したのは女性や若者が多いと推定できます!?

楽天モバイル効果なら、安売りしてでもモバイルをトリガーにしてポイントを撒きつつ楽天経済圏に引き込みお金を使ってもらおうとする三木谷氏の作戦は早くも奏功していると言えるのかも知れません。

さて、興味深いことに楽天証券がネット証券トップのSBI証券を口座数で上回り、店頭証券も含めて業界No.1の口座数を達成する日が遠からず来るかも!?
SBI証券は3月22日に600万口座達成を発表しています。
これは天下の野村證券約530万口座を上回りネットのみならず証券業界トップです。

このSBI証券を猛追しているのが楽天証券で昨年12月には500万口座突破を発表しています。
現時点で野村を抜いている可能性は高く、600万口座突破を数カ月内に発表できれば700口座突破の発表は楽天がSBIを追い抜いてもおかしくありません。

SBIと楽天がネット証券の2強でライバル関係とは言われつつも、やっぱりSBI証券が頭1つ抜けてネット証券No.1を維持して来た訳で、口座数だけでも上回ることが出来れば楽天証券にとっても大きな飛躍になるでしょう。

三木谷氏はモバイル事業で業界4番手に甘んじるつもりはないと豪語しました。
言葉悪いですが小馬鹿にされながらも楽天カードを会員数2000万人超で取扱高11兆円の国内トップレベルに成長させた実績もあります。
(ステータス?何それ美味しいの?と自虐で逆手に取った楽天カードマンの敢えてダサさを演出したCMは嫌いじゃない)

楽天証券が2番手に甘んじることなく楽天経済圏も武器にしてNo.1に躍り出るためのSBI証券越えにも期待します!
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posted by 韋駄天太助 at 11:03 | Comment(2) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月05日

エマージングマーケット指数における韓国・台湾の高構成比がコロナ後にはフォローの風!?

新興国全体を表す代表的な株価指数にMSCIエマージングマーケット指数がありますが、国別構成比では韓国と台湾の比率が高いです。
指数そのものではないので正確ではありませんが、eMAXIS Slim新興国株式インデックスの月次レポート(2月26日現在)で確認すると台湾13.4%と韓国12.9%の両者で指数の1/4以上を占めています。

私は新興国株価指数における台韓構成比の高さを好みませんでした。
そもそも韓国と台湾を新興国と言われても違和感がありますが、先進国と新興国のカテゴリーに分けると先進国には足らず新興国に括られる。
(お隣の先進国はハンコとファックスが今も大好きで世界的にもIT後進国ですけどね!?)

しかし、先進国に近い方の国なのでインドやブラジルより構成比が高くなり、中国も含めると50%以上の構成比で東アジア3カ国に投資されるという地域的な偏りがある。
東アジア株式ファンド(日本除く)を買いたいんじゃなくて新興国株式ファンドを買いたいから台湾と韓国は指数から外してくれないかなと常々思っていました。

でも、コロナ後は台湾韓国比率の高さにより新興国株ファンドにはフォローの風が吹きました!
台湾加権指数はコロナ後に若干NASDAQ指数に劣っていましたがここ最近の調整で追い付き、この1年のパフォーマンスでは+60%超でほぼ同等です。
韓国KOSPI指数はこの1年で+70%弱の上昇率でNASDAQを上回ります。

eMAIXS Slim新興国の組み入れ銘柄1位がTSMC(台湾セミコンダクター)で4位がサムスン(韓国)なので、この銘柄でコロナ後の強さが説明できますね。
(因みに2位がテンセントで3位がアリババ)

IT選好でNASDAQが買われれば、IT関連製造に強い台湾と韓国の株価指数はそれ以上に買われている状況です。
サムスンはスマホや家電の最終製品も輸出する世界的なメーカーですが、半導体受託製造で大きくなったTSMCは確かに新興国らしいビジネスモデルと言えるかも知れませんね。

でも、iPhone製造受託で大きくなった台湾の鴻海精密工業(シャープの親会社)は電気自動車(EV)事業進出で世界の協力サプライヤーが1200社に達して日本電産なども参加を表明しています。
狙うのはEV生産受託ですが、アップルに命じられるまま受動的に製造するiPhoneとは異なり、受動的ではなく開発サイドに無償でソフトウェアも提供し低コストで効率的に分業してビジネスモデルを変えようとしています。
台湾メーカーがますます強くなる要素は今後も多分にありそうです。

中台韓はIT分野で今後も強さを発揮しそうですが(あくまで間接的に部品発注とかで先進国日本にも好影響!?)、東アジアの構成比50%以上は偏ってるよね。
文字通りの新興国であるインドやブラジルにはない強みではあるけど、台・韓の株価指数は逆にIT偏重気味で業種のバランスが悪いしね。
取り敢えず現状はIT先進国である台・韓のエマージングマーケット指数上昇への貢献を喜んでおきましょう!
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posted by 韋駄天太助 at 11:28 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月29日

百度が香港に重複上場で中国IT大手3社揃い踏み!米国制裁が香港市場を強くし利する!?

米ナスダック市場に上場する中国本土のネット検索最大手である百度(バイドゥ)が香港に重複上場を検討と伝えられていましたが、香港取引所が上場を承認しました。(却下する訳がないのですけど)

上場による調達資金をAIや自動運転への投資に充てるとしていますが、重複上場の最大目的は米国の制裁により米国市場から締め出される若しくは投資しにくくなるリスクを避けるためであることは明らかです。
一時は百度がナスダック上場廃止を検討とも伝えられていました。

百度がナスダックに上場したのが2005年ですからもう15年以上米国市場で取引されて来た訳です。
アリババのナスダック上場が2014年で香港重複上場が2019年
JDドットコム(京東)のナスダック上場が2014年で香港重複上場が2020年

二年前はこれらの中国IT大手に投資したければ香港ではなく米国市場にアクセスする必要がありましたが次々と香港に重複上場しています。
最初から香港で上場してナスダックでは取引できないテンセントと合わせてアリババ・百度の中国本土IT大手3社が香港市場に揃うことになります。

iFreeNEXT FANG+インデックスという投信があり、米国上場10企業を投資対象としていますがアリババと百度の中国2社だけが米国8社に交じっています。
テンセントが含まれないのは米国上場していないという理由だけであり「インデックス」としては歪な指数なんですね。
逆に言えば、アリババや百度が上場していない香港市場の株価指数も歪であり中国本土の全体を表す株価指数としては欠けていたとも言えます。

米国の制裁のおかげで香港市場に続々と集結しているし、この動きは今後も続くでしょう。
今米国から制裁を受けているスマホメーカー大手の小米(シャオミ)は2018年にナスダックではなく香港に新規上場しましたが、米中摩擦が激しくなければナスダックを上場先に選んでいたのかも知れないし、現状を見ると香港上場は正しい選択だったのかも知れません。

結果として米国による中国企業制裁や締め出しは、世界の有望IT企業を引き寄せるナスダック市場を弱めて、中国及び香港市場を利して強くする逆効果となりかねませんね。
香港市場のハンセン中国企業株指数にテンセントだけが含まれてアリババや百度が含まれていなかったことが「指数」としては歪で欠けていたのですが、重複上場でも単独でも中国IT企業の香港回帰は歓迎ですね。

逆に言えば、感情的な理由で中国が好きでないから中国企業も避けて、領土問題で全く関係のない中国本土内のユニクロ店舗を破壊している人達と同族のあまり変わらないメンタリティーで米国企業だからとNASDAQに投資して溜飲を下げたつもりで、アリババや百度を買い上げて満足していたつもりの人達にも今後はその目的が果たせるようになるかも知れませんね!?

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2021年03月22日

SBI証券が楽天対抗で低コストファンド26銘柄の投信マイレージ付与率を4月から引き上げ!

SBI証券が低コストファンド26銘柄の投信マイレージ付与率を4月から引き上げると発表しました。
現行で0.01%から0.03%の付与率を最大0.02%引き上げて信託報酬の販売会社取り分をほぼ全てポイント還元することになるようです。
26銘柄にはeMAXIS Slimの6本、ニッセイの3本、SBIの雪だるま3本とバンガード1本、たわら2本、楽天バンガード8本等が含まれます。

(銘柄や付与率の詳細はリンクのPDFを参照下さい↓)
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/prestory210315_011500.pdf

さて、SBI証券は何故このような利益ゼロの慈善事業を行うのでしょうか?
明らかに楽天証券への対抗ですね。

楽天証券のハッピープログラムでは投資信託の残高10万円ごとに4ポイントが付与されます。
年率では0.048%の付与になりSBI証券の通常1%付与には劣るものの、楽天証券にとって逆ザヤになろうが低コストファンドにも一律0.048%が付与されるのでSBI証券0.03%以下の銘柄では有利でした。

おそらく今回の26銘柄を中心に低コストファンドでは楽天証券で購入・保有する投資家が多くてSBI証券は苦戦していたのでしょう。
故に楽天のように報酬以上の支払いまでは出来ないものの、報酬を全て還元に回してまでも対抗した方がトータルでは利益になると判断したのでしょう。
これに絡めて4月1日から移管元での出庫手数料もSBI証券が負担する「投信お引越しキャンペーン」を行うようです。

私はこのリリースを見て低コストファンドの付与率アップそれ自体よりも、SBI証券が「投信マイレージサービス」の廃止はもちろんのこと改悪も当面はないと推測できることの方が良いニュースでしたね!?
SBI証券のマイレージ通常0.1%(最大0.2%)還元は楽天証券も及ばず業界内でも圧倒しています。
いつまでも高還元付与は続かないとサービス存続や大幅改悪を危ぶむ声もありますが、現競争下では他社に移られてしまうような改悪を簡単には出来ないでしょう。

三井住友カードと組んで積立決済でポイント付与と合わせて、楽天証券の投信サービスにおける強みに対抗して奪われた客を奪い返しつつ、楽天バンガードもウチで買えば0.5%付与で楽天より(0.002%の誤差だけど)お得ですよと攻勢に出たのでしょう、
楽天証券の対抗措置(多分ないと思うが楽天にとっても逆ザヤ解消目的の付与率改悪が更にやりにくくなった)とネット証券トップ2社以外の対応にも今後注目ですね。
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posted by 韋駄天太助 at 11:24 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月15日

MAXISナスダック100上場投信は信託報酬税抜0.2%で東証版QQQとなれるか?

三菱UFJ国際投信の
「MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(為替ヘッジあり)(2630)」、

「MAXISナスダック100上場投信(2631)」、
「MAXISナスダック100上場投信(為替ヘッジあり)(2632)」
が2月25日に東証に上場しました。

為替ヘッジありのS&P500連動は既に上場している為替ヘッジなし版(2558)と同信託報酬で年率0.0858%(税抜 年率0.078%)です。
新設のNASDAQ100連動はなんと信託報酬年率0.22%(税抜 年率0.20%)で国内最安となります。

投信版のeMAXIS NASDAQ100インデックスは1月29日に設定されていたので、投信で設定してから同一対象のETFに移植して東証上場させるという三菱UFJ国際投信の方針が明確になったようにも思います。
S&P500もオールカントリーもSlimシリーズからの移植であり東証ETFでも本家米国ETFにも負けてない低コストになった訳ですが、今回のNASDAQ100はFatもとい本家eMAXISシリーズに加えられて信託報酬も税込0.44%と目を引くものではありませんでした。

ところが、MAXISのETFではあの本家有名米国ETFのQQQ経費率0.20%と税抜信託報酬では並ぶ超低コストの設定となりました。
(そこで並んだから何なのかって話はありますが、本家に大きく引けを取らない低コストになりそうなことは確か。)

大手ネット証券では国内ETFなら取引手数料無料でかつ貸株サービスで0.1%の金利が付くことが多いので、本家QQQと東証MAXIS(2631)はどちらがトータルで低コストとなるのか興味深いですね。
(楽天証券では現状で2631と2632に貸株金利0.4%設定なので信託報酬を賄って0.2%近いお釣りが来る水準ですが、新規設定のサービスで長くは続かず金利0.1%に落ち着くでしょう。)

MAIXSは東証のSlimシリーズ版とも言える低コストETFを揃えて来ています。
しっかりした運用をやってくれれば、貸株金利付きの取引コストゼロ円で国内の証券取引所でS&P500とオールカントリーを年間報酬約0.09%、NASDAQ100を約0.2%でホールドできるのだから米国ETFなんて高コストで無駄だ!
と多くの本邦投資家に思わせて欲しいものです。

外国税額の二重課税調整制度があることも国内ETFには有利です。
今後もMAXISシリーズの低廉なラインナップ拡充と東証ETFの海外ETFに負けない盛り上がりに期待します!

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posted by 韋駄天太助 at 12:00 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月08日

くりっく株365で建玉を似非長期運用するなら手動ロールオーバーの期限が迫る!

私が定期的に推しているくりっく株365ですが、提供条件の変更により「決済期限のない」現行商品の上場廃止に伴う「決済期限」が迫っています。
日経225は3月11日(木)で海外指数は3月18日(木)が最終取引日になります。

代わりに1年に1度のリセット付き商品が上場していますが、これらは21年12月に最終決済を迎えるため、以降は建玉を維持する場合年1回の乗り換えが必要になります。
くりっく株365の利点の1つは金利コストが安いので長期で建玉を保持できることでした。
店頭CFDなら金利に2-3%を業者の取り分として上乗せするので長期保有には向きません。

くりっく株365の日経225なら2016年2月に金利コストが発生して以来丸5年間1円たりとも取られていないという素晴らしい商品性があります。
この指数は日経225に連動して投信のような信託報酬もその他コストも掛からず配当相当額も貰える訳だから丸5年ホールドしていれば保有コストなんてゼロですから夢のような商品でした。
(掛かるコストは売買時のスプレッドと手数料だけでどんな低コストのインデックス投信にも負けなかった!?)

今後は年1回のリセットが必要になるのでくりっく株365でこのような運用は出来なくなります。
(手数料が落ちずに儲からない長期保有を塞がれたという見方もできますが?)
売買コストが年1回必ず発生することよりも、年1回損益が必ず確定するデメリットの方が大きいでしょうね。

日経平均を3万円とした場合に1枚持つと建玉は300万円で売買コストが往復で0.1%でも3千円ですから、年1回の乗り換えコストを0.1%に抑えるのは難しくなさそう。
ということは、金利コストがゼロなら年間0.1%程度のコストで保有し続けることは可能。

海外指数は日経ほど金利コストも絶対的なゼロとはなりませんが低金利の好環境にあります。
月次だとブレも小さくないのですがリセット付き新商品の1月金利相当額を建玉1枚価格で割ると、ザックリで年間推定金利コストはNYダウ0.56%・独DAX0.04%・英FTSE0.53%程度になります。
建玉を長期保有しても痛くはないレベルと収まっていると言えそうです。

これを機に投資家の中でもくりっく株365の利用を止める判断をした人も少なくないと思いますが、それは儲からない業者側も同様でマネックス証券は既に新規口座受付を停止して新商品は上場させずに旧商品が決済期限を迎えればサービスが完全終了です。
これで大手・準大手と言えるネット証券でくりっく株365を取り扱うのはSBI証券・auカブコム証券・岡三オンライン証券程度でしょうか?

それでもSBI証券などは独自のくりっく株365スマホアプリをリリースしたり手数料還元キャンペーンを行ったりと積極姿勢を示しているように見えます。
全員決済要で大量の乗り換え需要が発生する2-3月で手数料ゼロにすれば他社から客を引っこ抜けるからね。

種々の問題や改善点はありますが商品性にはまだ魅力があるので、くりっく株365が発展していけるように取引も盛り上がって欲しいですね。
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posted by 韋駄天太助 at 13:42 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月01日

日本でARK社の米国ETFを買えないならeMAXIS Neo買えばええやん(他人事)!?

米国ではキャシー・ウッド女史が率いるアーク・インベストメント・マネジメントのETFが人気で資金流入が続きハイテク中心のバブル化に貢献して来たのかも知れませんが、先週の軟調相場では記録的な資金流出に見舞われたそうです。
見舞われたというより、自らが相場の波乱要因になりかねない規模になって来たのでしょう。

主力はテーマ型のアクティブ運用ETFですね。
メインがARKK(ARK Innovation ETF)でテーマは「イノベーション」。
組み入れ1位がテスラで10%近くを占めています。

この他にも「自動運転・ロボティクス」「次世代インターネット」「ゲノム」「フィンテック」と時代を先取りしたテーマ型を揃えています。
とにかくテスラが大好きで「自動運転」は勿論ですが「次世代インターネット」でも組み入れ1位がテスラです!?(理屈はわかるけど)

これらの大人気米国ETFを日本の証券会社では買えないことを惜しむ声もありますが、経費率は0.75%以上掛かります。
確かに日本でこれらをアクティブファンドで出したら年間信託報酬2%前後でも人気を集めそうだし、ファンドマネージャーが分析して銘柄選択しているので経費率0.75%は高コストと言えないかも知れませんね。

でも、この経費率が許容範囲なら日本の投資信託でもARKに負けてないシリーズがあるかも!?
そうだ!我々にはジャパニーズeMAXISがあるじゃないか!Slimじゃねえよ!
「eMAXIS Neo」シリーズですよ!

AIによる銘柄自動選択のS&P Kensho指数に連動する「インデックス」ファンドシリーズで2019年から運用しています。
シリーズのラインナップは9本で「宇宙開発」「ロボット」「遺伝子工学」「バーチャルリアリティ」「ナノテクノロジー」「ドローン」「自動運転」「フィンテック」「ウェアラブル」です。
ARKのテーマに似ているというよりもっと多彩豊富で凌駕していますね。

Neoはアクティブ運用のARKとは異なり「立派な」インデックスファンドなのでコストも抑えられて信託報酬0.79%(税込)です。
インデックスとしては高めですが、同テーマのアクティブ型米国ETFの経費率とは同レベルです。

ARKのETF運用残高は2020年の1年間で10倍以上(32億ドル→350億ドル)に増えたそうですが、1ドル100円換算だと3兆5千億円程度でしょうか!?
一方、eMAIXS Neoシリーズは2020年末で資産残高200億円を突破しました!
が、資産規模はARKの1%以下ですね。

ARKのETFを買う人はキャシー女史を中心とした銘柄選定(と言ってもテスラ・Tesla・てすら)や運用力を評価しているのかも知れませんが、これらのテーマを買いたいだけなら人を使わずAI使いコストを抑えたインデックス運用のeMAXIS Neoでもいいんじゃないですかね?
私が然程eMAXIS Neoに関心ある訳ではないのですが、日本でARKを買えないと嘆かなくても類似商品は同程度のコストで買えますよと他人事で思った次第です!?
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posted by 韋駄天太助 at 11:33 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする